記録的暴風吹き荒れる春彼岸中日

令和2年の春彼岸中日。

 

早朝より記録的な

暴風が吹き荒れる中

多くの方がお見えになられました。

 

いつもであれば

中日法要で数珠回しを行うのですが

新型コロナウイルスの件もあるので

万が一を想定して

数珠回しは行わず

ご参列の皆様にはお焼香頂く形で

法要を執り行いました。

 

また

本日もありがたいことに

多くの方にお手伝い頂き

滞りなく春彼岸の大きな行事を

終えることが出来ました。

 

震災から9年

東日本大震災で

亡くなられた方々の供養と

被災地復興の祈願である

命灯会(みょうとうえ)

開催しました。

 

命灯会で用いられた

青いロウソクは

気仙沼の工房で作られたものです。

 

本年は

ウイルスの感染拡大防止のため

あまりお声がけしませんでしたが

そのような中でも

お運び下さった皆様と共に

3.11の祈りのひとときを

過ごさせて頂きました。

 

年に一度の七崎観音ご開帳

七崎観音(ならさきかんのん)の

年に一度のご開帳。

 

そんな尊い一日の夜に

厳修される護摩法要。

 

本年は昨年にもまして

多くの方にご参列頂きました。

 

現在の本堂で執り行われる最後の

七崎観音おこもり護摩法要が

盛況に結ばれたことを

心より嬉しく感じております。

 

ありがたい様々なご縁を

感じさせて頂きながら

歴史的なひとときを

過ごすことが出来ました。

 

お寺ヨガの様子を動画にしました

2/2に開催された

寺子屋ワークショップ

『お寺ヨガ』の様子を

短い動画に編集しました。

 

お寺ヨガは

2ヶ月に一度のペースで

開催を重ねており

いつもは夜のスタートですが

2月は冷え込みを考え

午後3時から開催しています。

 

なので

動画の映像が見やすくなっています。

 

よろしければご覧下さいませ。

 

▼寺子屋ws『お寺ヨガ』の様子(youtube)

https://www.youtube.com/watch?v=pz_0QYekMxQ&t=13s

心をととのえ、お腹も満たす

民族楽器奏者の

奈良裕之(ゆうじ)さんに

瞑想をご指南頂いて

民族楽器を奏でて頂いて

さらに

精進カレーを作って頂いて

それに舌鼓打たせて頂く

寺子屋ワークショップ

『光の旋律〜瞑想×精進カレー〜』

 

今回あらためて

瞑想の深さを感じました。

 

仏道において

瞑想はとても

大切なものです。

 

仏道に限らず

瞑想はバリエーションが多いのですが

心を整える1つの手がかりとして

瞑想は現代において

有意義であると感じています。

 

そのことを

確認させて頂いた

時間となりました。

 

拙僧(副住職)は

真言宗豊山派の

現代教化研究所に研究員として

籍を置かせて頂いておりますが

「現代における瞑想」についてのを

研究テーマの1つとしております。

 

「瞑想」は巷に

溢れておりますが「瞑想」には

注意しなければならない部分もあり

しかるべき指導者のもとで

行うべきものとされます。

 

昨今は

情報発信も容易ですし

書籍のみならず

専門的な情報も

すぐに手に入ることから

“仏教”と関連付けられたり

“仏教”として語られた

独自の瞑想(らしきもの)や

メソッドやセミナーが

沢山出回っております。

 

自身にあうか否かや

どのようなことに

注意すべきかなど

取捨選択するための

判断材料を少しでも

お伝えすることも

大切なことだと感じています。

 

本日の瞑想は

沢山のことを

改めて考えさせて頂いた

とても良い精進でした。

 

瞑想の後は

奈良さんお手製の精進カレーを

参加者の皆様と堪能しました。

 

奈良さんは

6月にまたおいでになられる予定です。

 

またの再会を約束し

奈良さんは当山を後にされました。

 

お寺ヨガはじめ2020

本年最初の

寺子屋ワークショップ

お寺ヨガが開催されました。

 

2月の冷え込みを想定して

日曜日の午後3時からの開催でしたが

心配には遠く及ばず

比較的穏やかな日和のもとで

自利利他(じりりた)な

お寺ヨガのひとときを

お過ごし頂きました。

 

今回は三沢から外国の方も

お見えになられていましたが

拙僧(副住職)は日本語でしか対応出来ず

英語の必要を感じました。

 

英語に強い妻の力を借りつつ

少しずつでも会話のトレーニングを

したいと思います。

 

昨年より

寺子屋ワークショップの開催時に

寺子屋御朱印を用意しております。

 

当山には

多くの尊格が祀られているので

その特徴を活用させて頂き

寺子屋御朱印では

様々な尊格のものを

したためておりますので

寺子屋ワークショップに

ご参加の際は

ぜひお納め頂ければと思います。

 

旧暦元日の写経カフェ

本年最初の

寺子屋ワークショップ

写経カフェが

開催されました。

 

2020/1/25は

旧暦の元日でもあり

とても縁起の良い

タイミングだったと思います。

 

新暦の元日では

年頭祈祷と不動護摩。

 

旧暦の元日では

写経カフェ。

 

令和2年は幸先が良く

新旧いずれの暦においても

良い元日を過ごさせて頂いたと

感謝しております。

 

例年ですと

参加者があまり多くない

1月の写経カフェですが

本年は多くの方にご参加頂きました。

 

また

写経カフェにあわせて

おてらおやつクラブの

発送作業もお手伝い頂きました。

 

本年も

出来ることを積み重ね

自利利他(じりりた)の

実践に励みたいと思います。

 

令和2年最初の大行事・小正月

当山の小正月が無事に終わりました。

 

昨晩に多少雪が降ったものの

穏やかな天候となり

良い小正月だったと感じています。

 

多くの有縁の方々と

挨拶をかわさせて頂き

「本年も頑張ろう」という

気持ちにさせて頂きました。

 

また

今回も多くの方に

お手伝いをして頂き

大変ありがたく思います。

 

昨年末より

バタバタとしている中で

本年最初の大きな行事を終え

内心ホッとしております。

 

心のあかり

令和元年12月21日より実施した

お寺イルミネーションは

令和2年1月3日をもって

終了いたしました。

 

仏道において灯(あか)りを

捧げることを献灯(けんとう)といいます。

 

イルミネーションは

現代における献灯と

いえるかもしれません。

 

以前にもお知らせしましたが

このイルミネーションは

五戸総合病院の医師

故・田口順先生が

生前ご自宅に飾られていたものです。

 

「子ども達のために

地域を明るく照らしたい」との

温かなおもいで

毎年素晴らしい飾り付けで

田口邸はイルミネーションの名所でした。

 

「普賢院さんに使って頂きたい」

という田口先生の奥様のご意向で

イルミネーションの一部が

当山に届けられました。

 

そのような経緯があり

お寺イルミネーションを

実施させて頂きました。

 

境内を色鮮やかに照らした

イルミネーションの光は

心に響くものだったと感じます。

 

令和2年の隆昌を願う元日護摩

元日「午後2時10分」より

護摩祈祷(ごまきとう)を行いました。

 

これは

親しくさせて頂いている

有縁の方々により企画されたもので

午後2時10分というのは

「おふどう」(0210)に

ちなんでいるそうです。

 

「みんなで祈りの空間をつくる」

という素敵なコンセプトのもと

ご参列の皆様にも

お手伝い頂いて

厳かでありながら

和やかな祈りの時間でした。

 

昨年修繕を終えた

不動明王三尊を本尊として

当山が良き1年になることを願い

さらには

ご参列の皆様各々の願いや誓いが

成就することを祈願いたしました。

 

皆様のおかげで

とても良い

令和2年の元日となりました。