双極性障害(躁うつ病)と向き合う⑧

双極性障害について

加藤忠史氏は

「人生を守るために治療する」

著書『双極性障害(躁うつ病)の人の気持ちを考える本』

に書かれております。

 

同書に以下のように

記述されております。

 

激しいうつ状態は本人の心を打ちのめし、激しい躁状態は家族を困らせます。

人生を、生活を守るために、治療するのです。【同書p.54】

 

まさにその通りで

双極性障害を患う住職の治療は

本人のためのみならず

家族のためでもあります。

 

本人と家族の

人生と生活を守るために

治療がなされなければなりません。

 

双極性障害の住職だけの

問題ではないのです。

 

双極性障害の治療は

薬物療法と精神療法により

行われるそうです。

 

精神療法は

薬の効果を高めるもので

先の加藤氏の著書を参考にすると

心理教育

社会リズム療法

家族療法

ストレス対処法

認知行動療法

対人関係療法

といったものを

そう呼ぶようです。

 

社会リズム療法は

生活習慣を修正し

リズムを整え守れるようにする

というアプローチです。

 

逆にいえば

生活習慣が乱れ

リズムがデタラメな

患者さんが多い

ということです。

 

この点について

私たち家族一同

思い当たる所が多々

ございます。

 

躁(そう)状態に見られる

特徴の1つに

眠らなくても元気であることが

挙げられます。

 

さらに本人は

病気である自覚はなく

幸福感を感じている状態なので

時間を問わず

周囲への迷惑を考えることもなく

好きなように

何でもかんでも

横柄に

活動しておりました。

 

様々に手を出すのですが

結果として

どれも中途半端なままです。

 

これも

躁(そう)状態に

よく見られることで

幅広く着手しても

何一つ成し遂げされないと

いうことが多いそうです。

 

躁(そう)状態は

生活習慣の乱れが

症状に拍車をかける

傾向があります。

 

夏頃より

住職は時間の約束を

守ることが

難しいようです。

 

時間を決めて

食事をしたり

薬を服用するなど

生活リズムを

整えてもらいたいものです。

 

また

アルコール依存症

ニコチン依存症を

併発する方が多いのも

双極性障害の特徴で

それゆえに

患者さんの平均寿命も

比較的短いのだそうです。

 

この病気は

周囲の理解もさることながら

本人の治療への意思

重要なことです。

 

節度ある生活を

心掛けてもらうことが

円満な家庭に

つながるという

意識をもってほしいと

願っております。

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双極性障害(躁うつ病)と向き合う⑦

躁(そう)状態の

再発を防ぐこと。

 

双極性障害(そうきょくせいしょうがい)と

付き合う上で

とても大切なことだそうです。

 

当山住職は

双極性障害を

患っております。

 

躁とうつを繰り返すうちに

本人もその波が

分かるようになるケースが

あるようです。

 

そういった場合

躁(そう)状態が

盛り上がるにつれ

自身で躁(そう)状態が

恐ろしく感じることも

あるんだとか。

 

制御不能状態で

周囲に迷惑をかけかねない

躁(そう)状態を

落ち着いた状態で

自身が振り返ると

後悔する場合が

多いと聞きます。

 

あんなことを

なぜ言ってしまったのか

やってしまったのか

なぜこんなにお金を

使ってしまったのか

なぜこんなものを

買ってしまったのか

などなど

冷静に振り返ると

いたたまれない程に

後悔してしまう場合が

よくあるのだそうです。

 

両極端な

躁(そう)とうつが

一身に起るわけですから

両極性障害をお持ちの方の

心身への負担は

量り知れないものかと

容易に推測されます。

 


病気を持つ本人も

大変ですが

同居する家族も

かなり苦労しております。

 

殊に

躁(そう)状態にある住職と

一緒に生活することは

実に大変で

正直な所

入院した方が

良いと感じております。

 

拙僧(副住職)も母も

タバコの煙を

健康上の理由で

避けなければなりません。

 

タバコの煙で

咳喘息(せきぜんそく)を

起こしかねないのです。

 

住職が躁(そう)状態に

なって以降

何年も落ち着いていた

拙僧(副住職)の咳も

再びひどくなり

薬の服用で何とか咳を

抑えている状況です。

 

にも関わらず

住職は分煙の協力はせず

人目のない時に

室内や境内でも

喫煙しております。

 

朝起きて

リビングや仏間へ行くと

タバコの臭いが

充満していることもあります。

 

喫煙時は

所定の場所でのみ

喫煙するのであれば

家庭において

何ら問題はないのですが

躁(そう)状態では

家族内でのルールを

全く守れず無視するような

状態なので

これでは一緒に

暮らすのは難しいと感じます。

 

拙僧(副住職)含め

家族の健康に悪影響を

及ぼしている状態なので

やはり入院して

躁(そう)状態を

落ち着けてもらうことが

家族が一番希望する所です。

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双極性障害(躁うつ病)と向き合う⑥

双極性障害(そうきょくせいしょうがい)

脳の病気で

誰にでも起こりうるものです。

 

当山住職が

長年患っている病気でもあります。

 

当山住職は

本年夏頃より

躁(そう)状態にあります。

 

夏以降

躁(そう)状態が

激しかったため

家族一同

非常に苦労しておりました。

 

住職自身は

躁(そう)状態のため

気分爽快で

幸福感に満ちているので

周囲の迷惑等は

全く関係ないような

状態でした。

 

言葉遣いも横柄で

特に家族に対しては

目に余るものがありました。

 

あくまでも

病気が極端な言動を

引き起こしているのだと

頭では分かっていても

現実は“過酷”とも

感じられるものでした。

 

躁(そう)状態では

常識的な是非の判断が

難しくなるため

行き過ぎた行動に対しては

注意しなければなりません。

 

注意すればしたで

「何でも反対する」といった感じで

憤慨しておりました。

 

前回の通院で

処方される薬が変わり

少しは落ち着いたようですが

正直、気苦労は耐えません。

 

その影響か

過労の影響か分かりませんが

拙僧(副住職)はここ何年か

左耳の調子が悪い時が

見られるようになりました。

 

妻も

過度のストレスから

右耳が不調なようで

今度病院に行くことになりました。

 

副住職妻が

恐らく最もストレスを

感じているように思います。

 

別居した方が

家族のためには

良いのだと思いますが

諸事情考えると

そう簡単には決められません。

 

日中は

お寺のお勤めで

拙僧(副住職)は

ほとんど家族と

一緒に過ごすことは

出来ません。

 

帰宅しても

ゆっくり休まることは

まずありません。

 

時間がある時の

たまの外出も

心休まらない

ここ最近です。

 

ありのままに

書かせて頂いておりますが

善悪云々を

お伝えするものではありません。

 

当山では

どのように

双極性障害という病と

“向き合っている”のかを

お伝えしながら

この病気について

ご理解頂きたく

様々と書かせて頂いております。

 

双極性障害は

躁(そう)状態と

うつ状態を繰り返す

脳の病気です。

 

現在は

激しい躁(そう)状態のことを

中心に書かせて頂いておりますが

あくまでも

ここ数ヶ月の話です。

 

これまでお伝えした

激しい躁(そう)状態での

極端な言動は

住職の「人格」そのものが

させているもの

ではありません。

 

言動の指令を司る脳を患えば

誰しもが

“別人”のようになり

同じような状態になりうるわけです。

 

風邪をひけば

咳が出たり

熱が出たり

鼻水が出たりといった

様々な症状が見られます。

 

症状の現れ方が異なりますが

躁(そう)状態も

原因があって病状なのです。

 

家族でも

病気であるということを

時折確認しながら

生活しております。

 


双極性障害について

公表させて頂き

どのような病気であるかを

ブログでお伝えするようになり

励ましのメッセージ

専門的なアドバイス

同じ境遇や似たような境遇に

あられる方から

貴重な体験談をお伝え頂くなど

沢山の方から

温かなご厚情を賜りました。

 

印象的であったのは

「心が救われた」という

ご感想を頂いたことです。

 

自分達以外にも

「同じ悩み」と向き合っている家族が

いるということを知ることで

本当に心が救われたという

メッセージを頂きました。

 

経験や体験の共感は

安心につながるということを

改めて教えて頂きました。

 

少し前までは

当山でも

病気のことは

家族と親族以外の方には

お伝えしておりませんでした。

 

世間一般において

病気のことを内々にするのは

至極当然のことかと思います。

 

しかし

住職が双極性障害であることを

お伝えさせて頂くことにしたのは

そうすることにより

住職自身のため

家族親族のため

お寺とご縁のある方々のために

なると判断したためです。

 

双極性障害は

場合によっては

社会的信用を喪失させ

財産を喪失させ

家庭を崩壊させてしまうなどの

深刻な事態を

招いてしまう重い病気です。

 

この病気と向き合うためには

病気への理解と

病気であることの周知が

大切なことかと思います。

 

そのような思いで

拙稿を重ねさせて

頂いております。

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双極性障害(躁うつ病)と向き合う⑤

通院治療していても

双極性障害(そうきょくせいしょうがい)

という病名の

診断がなされるには

平均で8年も

かかるそうです。

 

当山住職は

長年にわたり

双極性障害を患っておりますが

正式な診断が

下されたのは最近の話です。

 

躁うつ病であることは

以前から分かっておりましたが

激しい躁(そう)状態になり

その診断が

“医学的に”下されました。

 

双極性障害は

「躁(そう)」と「うつ」の

両極を行き来する

脳の病気です。

 

この病気は

単極性障害(うつ病)や

他の“脳疾患”と

区別が難しいそうです。

 

事実

当山住職は

「うつ病」の治療で

この数年間

東京の慈恵医大に

通院しておりました。

 

その甲斐もあり

うつ状態は

徐々に改善され

本年春頃には

病気を克服できたのではとさえ

感じる程でした。

 

住職は

市民病院で

糖尿病の治療もしておりますが

数値も安定し

見ていて喜ばしい程でした。

 

春の暖かな陽気の下

少しずつ外に

散歩へ出るようになり

気持ちも上向きに

なっていきました。

 

孫たちと

微笑ましく

シャボン玉で遊んだり

おもちゃで遊んだりと

穏やかな日々がありました。

 

元気になって

本当に良かったと

感じられる日々がありました。

 

それが

激しい躁(そう)状態へ

なったきっかけは

拙僧(副住職)の母方の祖父母の

法事でした。

 

ここ数年

法務は全て拙僧(副住職)が

行わせて頂いておりましたが

祖父母の法事は住職と共に

お勤めいたしました。

 

この頃から一気に

躁(そう)状態となり

穏やかであった日常が

一変してしまったのです。

 

日に日に

横柄な言動

激しい浪費・散財

時間不問の知人への長電話

ひたすらに外出するなど

躁(そう)状態に見られるとされる

種々の症状が目立っていきました。

 

タバコも味の強いものになり

控えていた飲酒も再開され

しかも節度無く

家族に迷惑をかけながらの

嗜好でした。

 

室内や境内での

喫煙は

拙僧(副住職)の健康上の理由等から

やめるように

何度も何度も

伝えているのですが

とても困ったことに

今でも室内、境内で

喫煙しております。

 

住職が

躁(そう)状態の時に出席した

お寺の役員会でも

一方的な住職の意向に

賛同される方がいらっしゃるわけもなく

中には不快な思いをされた方も

いらっしゃいました。

 

躁(そう)状態は

とにかく思い込みが

強くなるようで

自身の言動は

全て正しいといった具合で

周囲の声はほとんど

耳に入らない様子でした。

 

うつ状態から

躁(そう)状態への変化が

突然起ることは

決して珍しくはないそうです。

 

つい先日(12/8)

住職は東京の病院に

通院して参りました。

 

薬が変わったので

現在は様子見といった所ですが

前よりは落ち着きつつあるように

感じます。

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双極性障害(躁うつ病)と向き合う④

双極性障害(そうきょくせいしょうがい)

躁(そう)状態と

うつ状態を

繰り返す

脳の病気です。

 

当山住職は

ここ5年

東京の慈恵医大に

通院し治療しております。

 

慈恵医大での

治療を開始する

きっかけは

うつ状態での

極度のアルコール摂取でした。

 

朝も昼も夜も

時間を問わず

お酒を飲むといった

状態が何年も

続いておりました。

 

各所に

お酒を隠しては

よく飲んでいました。

 

お寺に

供えられたお酒も

回収しては

飲んでいました。

 

住職は

糖尿病も持っていますが

とにかく

心身共に不健康な生活が

続いておりました。

 

拙僧(副住職)夫婦の

部屋にも忍び込み

お酒を探したりと

アルコール依存症

状態でした。

 

この1件は

副住職妻を

深く傷つけてしまいました。

 

家族、親族

とても困った状態でした。

 

あまりにも

状態が悪かったので

叔父の紹介で

東京の慈恵医大に

通院することになったのです。

 

躁(そう)状態と

うつ状態の落差は

非常に大きいものです。

 

「うつ→躁(そう)」は

“苦しみのどん底”から

解放されたような

幸福感に満たされるようです。

 

これまでも

ブログで記させて頂いたような

激しい言動は

病気に依る所が

多いわけですが

「気持ちの変遷」を

考えると

納得できる部分もあります。

 

うつ状態にある時は

とにかく体が重く

何事にも興味が湧きにくく

不安に満ちた心境に

なるそうです。

 

そのような状態から

幸福感に満ちあふれ

長らく動けなかった状態から

思うように体が動く状態へ

ガラッと変わるわけですから

“行き過ぎた言動”が

引き起こされることも

理解出来ないでしょうか。

 

一方で

「躁(そう)→うつ」は

“幸せの絶頂”から

“奈落の底”へといっても

過言ではない程に

苦しく辛い状態なのだそうです。

 

躁(そう)状態と

うつ状態は

単なる気分や気持ちの

問題ではありません。

 

感情をコントロールする

脳の部位に

不具合が生じている状態です。

 

双極性障害のみならず

脳疾患をお持ちの方は

アルコール依存症

ニコチン依存症

併発しやすいのだそうです。

 

少しでも

気持ちを落ち着けたいという

心理が強く働くのだそうです。

 

当事者にしか感じられない

如何ともし難く

言葉では表現出来ない

“気持ちの違和感”があり

そういった“不快感”を

紛らわせたいのかもしれません。

 

依存症を併発する方が多いため

双極性障害のある方は

アルコールやニコチンの

過剰な摂取から来る

健康への影響により

平均寿命が

10年〜20年も

短くなるという

データがあると

聞いたことがあります。

 

当山住職は

慈恵医大に通院しておりますが

担当の先生からは

アルコールもタバコも

控えるように言われております。

 

しかし現状は

アルコールもタバコも

控えておりません。

 

見方によっては

このような状態も

病状の1つなんだそうです。

 

双極性障害は

診断が難しく

判明しにくい

病気だそうです。

 

双極性障害とうつ病は

全く異なる脳の病気です。

 

双極性障害は

躁(そう)状態と

うつ状態を繰り返しますが

うつ病は

症状が異なります。

 

うつ病を

単極性障害ともいいます。

 

双極性障害の場合

躁(そう)状態の時と

うつ状態の時に

処方される薬が異なります。

 

仮に

双極性障害である方が

うつ病であると診断され

躁(そう)状態のときに

うつの薬を飲み続けた場合

躁(そう)は改善されません。

 

双極性障害は

正しい診断に至るまで

10年弱かかるんだそうです。

 

双極性障害は

様々な症状や疾患がある中

正確に区別し判断する

難易度が高い病気です。

 

それゆえ

病名も明らかで

病院で治療を続けている

当山の場合は

恵まれているのだと思います。

 

とはいえ

家族親族一同は

疲労困憊(ひろうこんぱい)しております。

 

躁(そう)とうつの

両極の幅が極小になり

家族も親族も

病状に振り回されること無く

それぞれが

それぞれの道に

集中できる日が

1日でも早く来て欲しいと

願っております。

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双極性障害(躁うつ病)と向き合う③

当山住職は

双極性障害(そうきょくせいしょうがい)

患っており

東京の慈恵医大に

通院しております。

 

双極性障害とは

躁うつ病のことです。

 

これまで長い間

当山住職は「うつ」でしたが

このことは

「体調を崩しておりまして」と

いった具合に

やんわりと伏せて参りました。

 

しかし

住職が躁(そう)状態になり

最近の現状を踏まえた結果

事実をありのままに

お伝えすべきとの

結論に至りました。

 

うつ状態の時は

2ヶ月に1度程度の

通院でしたが

躁(そう)状態の現在は

月に1度程の頻度で

通院しております。

 

躁(そう)状態が

特に激しかった8月は

2週間おきに通院しました。

 

12/8も通院しましたが

次回は12/26に

東京に赴くことになりました。

 

通院頻度の変化が示す如く

躁(そう)状態は

より丁寧な治療が必要です。

 

最近の様子を

ありのままに

述べさせて頂きます。

 

躁(そう)状態では

自分の考えた通りにいかなければ

暴言をはいてしまいます。

 

自分は偉くなったと感じるようで

とても横柄な態度になってしまいます。

 

「自分本位」で

とにかく活動的に

動き回ってしまいます。

 

また

他者のことを

非常に悪く言ってしまう

ということも

よく見られました。

 

電話越しに

声を荒げて

罵声を浴びせてしまう

ということも。

 

住職の病状について

ご存知の方はともかくとして

全く前情報の無い方々からすれば

非常に残念なお気持ちに

させてしまったことが

ここ数ヶ月にわたり

何度もありました。

 

お叱りや苦言のお声

良くない評判など

拙僧(副住職)の耳に

色々と入っております。

 

アルコールを控えるよう

病院から指示されておりますが

最近は思う存分に

お酒を飲んでおります。

 

頻繁に外出するようにもなり

飲み屋にも出入りしております。

 

相当に浪費している様子です。

 

タバコの煙を

体質的にNGとする

身内がいるにも関わらず

室内や境内で

相当量のタバコを

吸っております。

 

葬儀や法事などの

ご相談にいらっしゃる

方々の前であっても

タバコを吸ってしまうようです。

 

何度も何度も

改善するよう

強く求めましたが

全くもって

改善される様子は

見られません。

 

家族も相当に

ストレスを感じているのが

正直な所です。

 

拙僧(副住職)も長らく

左耳が難聴気味ですし

母も妻も

ストレスからくる

様々な症状が

出ております。

 

双極性障害が

社会的信用の喪失や

家庭崩壊を招きやすい

病気であると言われる理由が

痛い程よく分かります。


双極性障害(そうきょくせいしょうがい)は

誰にでも起きうる

脳の病気です。

 

なりやすい性格や

なりやすい環境など

可能性として

様々挙げられるようですが

つまるところ

誰しもがなりうる病気だそうです。

 

患者本人の

性格どうのこうのとは

別次元の所で

こういった極端な行動が

引き起こされるようです。

 

住職自身

本来は

節度のある僧侶です。

 

しかし

極端な病状により

上記のような状態に

なっております。

 

精神科医の友人の話によると

双極性障害の原因と

考えられる1つとして

感情をコントロールする脳部分が

小さくなっていることが

挙げられるそうです。

 

ドーパミンが

極端に出るか

極端に出ないかの違いが

「躁(そう)」と「うつ」の

違いとも考えられるそうです。

 

「病気がそうさせている」所が

多いのかと思いますが

だからといって

全てが全て病気であることに

理由を押し込めてしまっては

偏見に陥りかねないように

感じます。

 

この点は

いわゆる「精神病」全般において

求められる向き合い方に

重なるかと思います。

 

躁(そう)が激しく長い分

激しいうつ状態を

迎えてしまうと

言われております。

 

躁(そう)とうつの

“振れ幅”を

なるべく小さくすることが

双極性障害の治療では

目指す所だそうです。

 

躁(そう)が激しい際は

入院して休養を取ることが

一番とのことですが

「入院」という言葉を

聞いただけで住職は

激しく反発するといった具合なので

病院の処方下さる薬に

頼る所が大きいのが現実です。

 

親族に

厳しい口調で

色々と説得され

それに対して激しく応答する

住職の姿は

非常にかわいそうにも思います。

 

仏道では

四摂(ししょう)という

世の中における

4つの尊い行いの

大切さを説きます。

 

布施(ふせ)

愛語(あいご)

利行(りぎょう)

同事(どうじ)

 

噛み砕いていえば

思いやりの心を持つ

優しき言葉で接する

世のため人のためになる行いをする

相手の立場で考える

といった内容の教えです。

 

躁(そう)状態にある時

当事者は気分爽快で

とにかく楽しく

充実した心地なのだそうです。

 

長年うつ状態が続き

苦しさのどん底を

味わった後で

現在の状態になった

住職の気持ちを考えると

同情できる部分もあります。

 

再び

うつ状態が訪れることを

重々知っているが故の

“行き過ぎた行動”

なのかもしれません。

 

同事(どうじ)の視点から

住職に思いを馳せれば

そのように感じます。

 

ただ

周囲で心労を重ねる

家族の立場で考えると

やはり行き過ぎた行動に

かられてしまう

躁(そう)状態を

一刻でも早く鎮めなければ

共倒れしかねないと

強く感じます。

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双極性障害(躁うつ病)と向き合う②

当山住職は長年

双極性障害(躁うつ病)

患っております。

 

端的にいえば

「うつ状態」と

「躁(そう)状態」を

繰り返します。

 

双極性障害は

心の病気ではなく

「脳の病気」です。

 

双極性障害は

自身のみならず

他者をも巻き込んでしまう

難しい側面があります。

 

それゆえ

本人が疾患をもっているということの周知や

本人・家族・有縁者が

病気について理解を深めることが

求められます。

 

おてらブログでは

「双極性障害(躁うつ病)と向き合う」

というシリーズで

ブログを更新して参ります。

 

双極性障害は

誰にでも起こりうる病気です。

 

本年7月後半頃より

当山住職は

躁(そう)状態にあります。

 

躁(そう)状態が激しいと

深夜であろうと

未明であろうと

関係なく知人に電話をかける

騒音を気にせず活動する

激しく浪費を重ねる

大声で話す・どなる

横柄な態度になり自分勝手になる

攻撃的になってしまう

など極端な行動的特徴が見られます。

 

気持ちが先行してしまうので

非常識と捉えられかねないような

ことも多々見られます。

 

アルコール依存症や

ニコチン依存症を

併発しやすい傾向があり

生活習慣より生じる病気を

誘発しやすい病気でもあります。

 

上記の極端な行動は

患者本人が「異常である」と

自覚するのが難しいそうです。

 

ここが難しい点でもあり

社会的信用の喪失

家庭崩壊

を招くことが多いそうです。

 

双極性障害は

根治するのは難しい病気です。

 

薬物療法と

精神療法により治療しておりますが

現実は中々難しいものです。

 

仏道では

生きる上で

「四苦(しく)」

向き合わなければなりません。

 

四苦とは

生(しょう)

老(ろう)

病(びょう)

死(し)

の4つです。

 

ここ数ヶ月

住職本人の意図とは異なり

様々な問題も起りましたので

本人のためにも

家族のためにも

有縁の方々のためにも

病気について公表させて頂き

その病気と現状について

お伝えさせて頂こうと思い立ちました。

 

拙僧(副住職)なりの

四苦との1つの向き合い方でもあります。

 

拙稿ではありますが

投稿を重ねさせて頂く中で

病気に対してご理解頂ければと

願っております。

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双極性障害(躁うつ病)と向き合う①

双極性障害(そうきょくせいしょうがい)

という言葉をご存知でしょうか?

 

躁鬱病(そううつびょう)という

言葉の方が認知されている

かもしれません。

 

双極性障害とは

その字の如く

躁(そう)状態と

うつ状態を

繰り返す病気です。

 

当山住職は

長年に渡り

双極性障害を患っております。

 

住職は数年前より

東京の慈恵医大に

通院しておりますが

拙僧(副住職)が

住職の様子を見る限りでは

とても難しい病気であると

感じております。

 

正直な所

当家の家族も

かなり心労を

重ねております。

 

また

色々調べますと

この病気を患われる方が

将来的にかなり増えるのではないかと

感じております。

 

長期にわたる極度なストレス状態が

この病気を引き起こす

1つの原因と

考えられるのだそうです。

 

躁(そう)状態が激しくなると

 

夜中であろうが

早朝であろうが

関係なく知人に電話を

ひたすらにかけたり

騒音をたてながら行動したり

浪費が過剰になったり

横柄な態度になったり

大声で荒々しく叫んだりと

挙げれば切りがありませんが

平静を保てない状態となってしまいます。

 

様々な感情を司るのは

脳であることは

言うまでもありません。

 

双極性障害は

両極端な状態を繰り返す病気ですが

病気のことについて

「きちんと知る」ことが

その状態を理解することに繋がります。

 

「きちんと知る」ために

様々な書籍やサイトを拝見させて頂くと

マインドフルネスや

グリーフケアといった

昨今、重要視されている

“心の学び”と大いに重なることを知りました。

 

脳は

「内なる宇宙」とも

いわれます。

 

これを機会に

拙僧(副住職)も

「内なる宇宙」について

学びを深めさせて頂こうと思います。

 

 

※双極性障害については以下のページをご参照下さい。

▼厚生労働省のページ

http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_bipolar.html

 

▼こころの健康情報局

http://www.smilenavigator.jp/soukyoku/about/abc/abc01_01.html

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