現代において
ペットも家族の一員であることは
多くの方に共感いただけると思います。
普賢院では古くから
動物供養が行われており
位牌堂には牛馬や養鶏の
供養のための位牌も祀られています。
生きとし生けるものに
尊い命が宿るという視点は
はるか昔から認められるものです。
境内墓所には動物供養所もあり
動物の埋葬供養がなされてきました。
供養塔が朽ち倒れてしまい
何年も放置されていましたが
諸経緯あって
現在墓地整備と並行して
供養所もきちんとした形に
手直ししています。
あらゆるものに命が宿っており
私たちはそういった環境で
共生しているという実感は
いまの時代だからこそ
より求められるように感じます。
ペットや動物の存在は
そのような
大切と思われる実感を
思い出させてくれるとも
言えるのと思うのです。
今年度から
動物供養祭を行いますが
開催することにしたのは
ここ数年の具体的な
経緯があったのは勿論ですが
何よりも先に触れた
動物供養の意義のような所が
一僧侶として重要に思われたことが
大きな動機となっています。
今年度の動物供養祭は
10月11日に行います。
次年度以降は春と秋に
開催する予定です。