梵字般若心経をお授けします

平成29年より

葬儀に際し

当山住職による

梵字(ぼんじ)般若心経の写経

故人様の棺に

納めさせて頂くことと

いたしました。

 

梵字般若心経の

写経供養は

数年前まで

実施されておりましたが

住職の体調不良もあり

一時中断しておりました。

 

梵字とは

古代インドの文字で

深遠なものとして

仏教では大切にされるものです。

 

その1文字1文字

その1筆1筆に

深い意味があり

“仏の象徴”とされます。

 

梵字の言語哲学は

非常に深く

味わい深いものです。

 

当山住職は

梵文(ぼんぶん)の専門家であり

学生時代は博士課程まで

大学に籍を置いて学びを深めた

“梵字のスペシャリスト”です。

 

当山住職ならではの

有縁の方々に対する

祈りの形かと思います。

 

住職は

健康上の理由から

かつてのように

お勤めすることが

難しい状況で

現在は拙僧(副住職)が

法務(ほうむ)を担当

させて頂いております。

 

“住職のおもい”が

託された写経を

儀式の中にて

謹んで授与させて頂きます。

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お経のおはなし〜意味が分からなくとも〜

お経の意味が分からずに

読経していても

きちんとご供養になりますか?

 

そのようなご質問を

頂いた事がございます。

 

結論から申しますと

尊いご供養となります。

 

伝えたい思いがあっても

言葉にできない思いも

あるものです。

 

いざ何かを

伝えようと思っても

適切な言葉が

見当たらなかったり

するものです。

 

伝えたいことがあっても

言葉にしきれないことも

よくあることです。

 

あえて言葉にせずに

思いを捧げることも

温かな心のやりとりです。

 

お経には

そういった一面もあります。

 

当然のことながら

お経や

一連の作法、儀式には

意味があります。

 

しかし

お経との向き合い方は

意味を紐解くだけでは

ありません。

 

意味が分からなくとも

ただひたすらに

“一心に”お経を唱えることにも

深い意味があるのです。

 

真言宗では

御宝号(ごほうごう)といって

南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)

という短い「お経」があります。

 

南無阿弥陀仏

南無妙法蓮華経

南無本師釈迦牟尼仏

など宗派毎に

それぞれの宗派を

代表する文言があります。

 

それぞれの文言には

記される文字が

意味する所のみならず

仏道のこころが全て

託されております。

 

皆様各々に

ゆかりのある

お唱え方に

ご自身のお声をのせて

「おもい」を奏でられては

いかがでしょうか。

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グリーフという視点

誰しもが

生涯を全うする

その時を

迎えなければなりません。

 

お葬式は

死と向き合う儀式であり

命と向き合う儀式です。

 

死と向き合うことは

その方の生き方に

触れることであり

自身の生き方と

向き合うことでもあります。

 

供養(くよう)とは

先立った大切な方へ

真心を捧げるとともに

自身の心も養うことでもあります。

 

仏道とは

歩み方です。

 

仏道としてのご供養は

“自身の歩み”も

大きく問われる所です。

 

愛別離苦(あいべつりく)は

悲しみの極みといわれます。

 

愛別離苦とは

愛する者、親しい者と

いつか必ず

別れなければならない

という「苦」です。

 

「グリーフ」という

言葉をご存知でしょうか。

 

身近な方の「死」に

接した時に

多くの方が向き合うこととなる

「変化」があります。

 

グリーフとは

失った時に感じられる

ごく自然なもので

将来的に重要視されるもの

であろうと思われます。

 

現実的に

死別は必ずしも

「悲しみ」のみに限定

されるものではありません。

 

細かくいえば

「死」という

大きな節目に際し

様々な感情の変化が

見られることは

ごく自然なことです。

 

様々な感情が

ごく自然であるにも関わらず

ありのままの感情を語ることは

憚られることが多いのかと思います。

 

ありのままの感情には

確かな理由があり

嘘偽りのないものです。

 

 

グリーフと正面から向き合う団体で

『リヴオン』という団体がございます。

 

リヴオンによれば

「グリーフ」は大切な人、ものを

失うことによって生じる

その人なりの反応、状態、プロセス

のことです。

どんな感情も反応も

おかしなものではありません。

怒りも、悲しみも、時に安堵さえも

失った時に感じるのは

自然なものです。

と説明されております。

 

ありのままの感情を

ありのままに受け入れること。

 

これは

とても大切なことです。

 

葬儀の時のみならず

ご法事の際においても

ありのままの感情は

十人十色で当然なのです。

 

どのような感情を

抱かれたとしても

それは真実であり

善悪云々の次元では

ありません。

 

ありのままのお心で

それぞれが

それぞれの

向き合い方で

ご供養のひとときに

思いを馳せて頂く。

 

とても大切な

ことだと思います。

 

 

▼リヴオンHP

http://www.live-on.me/grief/index.html

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“道を示す”お葬式

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宗派によって

お葬式の執り行い方は

異なりますが

当山にて執り行われる

お葬式は

引導(いんどう)を

お渡しすることが

肝要となります。

 

引導とは

「引き導く」ということであり

それと同時に

「引き導いて頂く」ということです。

 

「仏道の歩みを示すこと」であり

「仏道の歩みを示して頂く」こと

でもあります。

 

仏道とは

仏法(ぶっぽう)による歩み方です。

 

仏法とはみ教えのことであり

“安らぎ”に通じるものです。

 

仏道では

生きとし生けるものは

この上なく尊い命を授かっており

本来的に仏なのだと説きます。

 

しかし

本来的に仏ではあることは

その方の人生における

ありのままの全てが

清浄であることとは異なります。

 

仏とは何なのか

仏としての歩みとは何なのか

といったことが

儀式において

順次紐解かれます。

 

葬儀における

一連の儀式は

当然のことながら

それぞれに意味があり

作法をなしながら

進められます。

 

真言宗豊山派では

引導作法(いんどうさほう)という

師子相承(ししそうじょう)に

受け継がれる作法に則り

引導をお渡しします。

 

引導をお渡しするにあたり

戒名(法名)がお授けされます。

 

戒名とは

智慧と慈悲に

みちあふれた

“仏としての名”です。

 

戒名は

その方の人生に

仏道のみ教えが重ねられます。

 

戒名の「戒」は

戒律の「戒」です。

 

「戒」とは

安らぎ(悟り)を得るために

大切にすべき尊い心がけでもあります。

 

戒名とは

「戒」を授かった者という

意味でもあります。

 

戒名は

法名(ほうみょう)ともいいます。

 

法名とは

“み教え”を受け継ぐ仏弟子の名を

意味します。

 

戒名・法名は

「亡き方のお名前」という

意味ではありません。

 

これらは

連綿と受け継がれる

法灯(ほうとう)を

受け継ぐ者(仏弟子)

としての尊い御名です。

 


お葬式のみならず

ご供養は

「心を通わせる」ことが

とても大切です。

 

儀式をただやれば良い

というものではありません。

 

供養の「養」とは

生きる者が

心を養って頂くということ

でもあります。

 

ご供養のひとときに

託された様々なメッセージを

自身と照らし合わせ

自身の歩みに活かすことも

大切なことなのです。

 

自身の歩みに

仏法へ託された御心を

活かす道が

仏道です。

 

仏道としてのご供養。

 

お葬式

ご法事

季節の行事

様々な節目にあたり

それぞれの“道”が

言葉を超えて

私たちにも

示されております。

 

慈しみの御心で

そのひとときが

包まれているということを

感じて頂くことも

ご供養の

大切な形かと思います。

 

「心」の通った

ひとときに

「心」を感じて頂く

あたたかなご供養。

 

是非とも

心が通わされた

ご供養の誠を

お捧げ下さいませ。

 

▼当山本尊・愛染明王(中央)

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位牌堂〜永代にわたるご供養〜

当山近辺には

ご自宅のお位牌とは別に

位牌堂にお位牌を

お祀りして

ご供養する慣習があります。

 

当山本堂の横にございます

ふれあい豊山館の2階が

位牌堂です。

 

位牌堂には

檀家各家の位牌壇が

設えられ

位牌壇には

お位牌が納められます。

 

現在、当山の祭祀を

任せられている

住職家も檀家の一員として

位牌壇に位牌を

納めさせて頂いております。

 

位牌堂の慣習は

全国的なものではありません。

 

一説には

雪深い北国において

冬はお墓参りが難しいとして

位牌堂の慣習が

形作られたといわれます。

 

お寺によって

その形式は様々ですが

当山の位牌壇の大きさは

全て均一です。

 

位牌堂のお位牌は

お寺が永代にわたり

お守りするものです。

 

様々なご事情により

後を見る方がいなくなったり

家が絶えてしまったりした場合も

お寺が続く限り

お位牌はお守りされ

ご供養されます。

 

現代的にいえば

お位牌の永代供養です。

 

位牌堂には

当山の歴代住職のお位牌も

正面にお祀りされております。

 

お位牌は

ご供養において

とても大切なものです。

 

当山位牌堂には

当山とご縁のある家々の

お位牌がお祀りされております。

 

当山の永きにわたる歴史は

多くの有縁の方々の

歩みとともに紡がれたものです。

 

当山を

今に伝え守り続けて下さった

全ての方へ

永代にわたり

ご供養の誠を捧げる場が

位牌堂です。

 

ご自宅のお位牌と

位牌堂のお位牌は

意味合いが若干異なります。

 

ご自宅のお位牌は

お仏壇に

ご本尊と共に

お祀りされるもので

位牌堂のお位牌は

お寺に

お祀りされるものです。

 

ご自宅のお位牌は

各家の日常の中で

お守りされることに

深い意味があり

位牌堂のお位牌は

お寺に

お祀りされ

お守りされることに

深い意味があります。


 

位牌堂と本堂を

どのように

お参りすれば良いか

ご質問を頂くことが

時折ございます。

 

実は

とても大切なことなので

ご説明申し上げます。

 

位牌堂に位牌壇のある方は

本堂をお参りして後に

位牌堂をお参り下さい。

 

当山は境内に

分譲墓地はございませんが

菩提寺にお墓のある方も

お墓参りの際は

本堂をお参りした後に

お墓をお参りするのが

正式な作法となります。


位牌堂位牌壇の御用意を

ご検討されている方は

お気軽にご相談下さい。

 

なお

当山では

位牌堂に位牌壇を

御用意される場合

30万の御浄財を

お納め頂いております。

 

その他

運営費・斎米料として

毎年4000円を

お納め頂いております。

 

その他、諸事詳細は

お寺にて直接

お話させて頂きますので

お気軽にお問い合わせ下さい。


 

▼位牌堂

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▼位牌堂位牌壇(大きさは均一です)

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▼位牌壇の設え(例)

※現住職家(品田家)の位牌壇です

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▼地蔵菩薩立像(位牌堂正面)

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▼十三仏像(位牌堂正面)

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悩みの尽きぬ現代のお墓事情

お墓にまつわる

ご相談が

沢山寄せられるように

なりました。

 

当山には

分譲墓地は

ございませんが

多くの有縁の方が

様々なご事情から

悩まれているように

拝察しております。

 

有縁の方々が

お心に抱かれている

不安に少しでも

寄り添えるように

環境を整える

必要があると感じております。

 

これは

「時代の流れ」でも

あるのだと思います。

 

お墓を建立しても

後を見る方が

いらっしゃらないため

どうすればいいか

困られているという

お声をよく耳にします。

 

古いお墓が

地元にあるが

長年遠方に住んでいるため

いずれは整理しなければ

ならないが

どのように対処すれば

いいのか悩んでいる

というお声もよく耳にします。

 

すでにあるお墓を

守る者がいないので

どうすればいいだろうか

というご相談も

よくございます。

 

「家」のあり方が

大きく変わりつつある昨今

これまで継承されてきた

お弔いの形式も

少なからず

時代にあった“手直し”

をしなければならない

時期なのだと思います。

 

伝統とは

守るべき根本が保たれながら

時代に即した変化を重ね

今に伝えられるものです。

 

当山でも

情報収集と研修を重ね

多くの方

ご安心頂けるような

体制を整えさせて

頂きたく存じます。

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「お寺葬」を学ぶ

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東京都港区神谷町の

光明寺にて

開催された勉強会

「お寺葬 1Dayセミナー」。

 

「お寺葬」(おてらそう)とは

お寺を会場に行われる

葬儀のことです。

 

現在全国的に

“注目”されている

葬儀のあり方だそうです。

 

八戸では

お寺で葬儀が行われることは

よくあることです。

 

しかし

所変われば状況は

全く異なるようです。

 

勉強会にて

ご講話頂いたのは

お寺葬コンサルタント

なる聞き慣れない肩書きを持つ

足立信行さんです。

 

僧侶であり

葬儀社の社員である

足立さんのお話は

とても勉強になりました。

 

宗派を超えて

全国より集結した

25名の御寺院様方と

共によい学びのひとときを

過ごすことが出来ました。

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とあるお問い合わせ〜お葬式お願いできますか?〜

お葬式

それは尊い命と

向き合う場です。

 

お弔いの方法は様々です。

 

仏式

神葬祭

キリスト教式などを始め

各家各個人が“しるべ”とする

お弔いの形があります。

 

普賢院は

真言宗豊山派の

お寺ですので

有縁の方のお弔いは

真言宗豊山派の法式にて

執り行われます。

 

真言宗に限らず

同宗派であっても

それぞれの地域や伝統も関係し

通夜、葬儀、法事などの

次第は様々です。

 

目まぐるしい社会変化

人口減少、少子高齢化

それに伴い想定される様々な課題

現代日本は、不安をあおるような

情報に満ちているように思います。

 

「お弔い」も不安材料の

1つではないでしょうか。

 

最近は

「檀家ではなくても葬儀や法事はお願いできますか?」

とよくお問い合わせを頂きます。

 

お寺にもよると思いますが

当山では檀家さんでなくとも

お勤めをさせて頂いております。

 

ちなみに

檀家さん以外の方で

葬儀、法事、その他法要を

ご依頼される方を

寺院規則上「信徒」といいます。

 

「信徒さん」という言葉を

聞いたことがあると思います。

 

お葬式は

あらかじめ予定されている

ものではありません。

 

突如として

その時を迎えなければならない

ということも珍しくありません。

 

お葬式のみならず

「仏事にまつわる悩み」が

多い昨今です。

 

お寺に寄せられる

ご相談も実に多種多様です。

 

お寺は「心のより所」と

なるべき場所であると思います。

 

「駆け込み寺」という

言葉があるように

お困りの際は

お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

 

お悩み、ご質問等ございましたら

ご遠慮なくお寄せ下さいませ。