黙々と棟札の文字を書き写す

強い雨音の響く本堂で

棟札に記載される文字を

筆で黙々と書き写す。

 

朝から夕方まで

ひたすら黙々と。

 

これは7/12のお話です。

 

ただ単に

「手本」を移すという作業ではなく

解読を要するなど

頭を使うことも多く

切り上げる頃にはクラクラしました。

 

当山では毎年8月に

お盆を迎えます。

 

お盆には各地から帰省される方も多く

お寺にも多くの方がお参りされます。

 

当山では

本堂建替を控えておりますので

今年のお盆が

現在の本堂で迎える最後のお盆となります。

 

そのようなこともあり

主だった棟札には

一体どのようなことが

記載されているのかを

お参りされた方に

見て頂けるようにしようと思い

取り組みを始めた次第です。

 

当山に所蔵される

棟札や木札は

貴重な歴史を今に伝えております。

 

展示方法など

一切白紙状態ですが

当山とご縁のある方々に

当山の歴史に触れて頂けるよう

試行錯誤してみたいと思います。