衣類の断捨離を試みる

拙僧(副住職)は普段ほぼ毎日

作務衣(さむえ)を着ています。

 

法事や葬儀等の法務では

改良服(かいりょうふく)という

衣をまといますが

ほぼほぼ作務衣を着ています。

 

出張の際に

スーツ等を着ることもありますが

圧倒的に作務衣を着る時間が長いです。

 

逆にいえば

作務衣と改良服とスーツ以外は

ほとんど着ることがありません。

 

拙僧(副住職)が使っている

タンスは容量がそれ程ないので

現在は普段着ることのない衣類が

“タンスのこやし”となっています。

 

衣類はかなり“かさばる”ので

年頭にあたって“断捨離”をしました。

 

仏道では

手放すことの大切さが説かれます。

 

自身が保有するものを確認して

自身が必要とするものを明らかにして

自身が必要としないものを

感謝の心を添えた上で手放す。

 

断捨離という行いは

そういうものであると捉え

実践いたしました。

 

拙僧(副住職)のタンスには

必要なものだけが

整然と収めたれ

心も軽くなったように感じます。

 

知人のご住職で

「手放すこと」の大切さを

「手放さないから、つかめない」

というお言葉で

説明されていたことが

思い出されました。