葬儀が多様化する中においても

白木の位牌

五輪塔婆(ごりんとうば)

七本塔婆(しちほんとうば)。

 

当山では葬儀の際に

これらに梵字や文言を

筆でしたためます。

 

昨今は葬儀も

多様化しているといわれます。

 

多様化することは

至極当然のようにも感じられます。

 

どのような形式であれ

規模の大小がどうあれ

儀式における大切な作法等は

きちんとお勤めすべきものと

当山では考えておりますし

そのことの重要性を

昨今改めて感じております。

 

全国にはお寺が

約77000(H29時点)あります。

 

当たり前のことですが

お寺は宗派が同じであっても

“フランチャイズ”ではないので

お寺ごとに運営体制が異なりますし

法事や葬儀などの法式も異なります。

 

その違いは

お寺ごとの伝統であったり

歴代住職の志であったり

地域性が関わるものといえます。

 

当山においても

時代とともに

法式が変わっていますが

変えてはならない部分や

忘れてはならないことについては

しっかりと守らせて頂きたいと思います。