祖先の地にて修行してまいりました

新潟県柏崎刈羽の善照寺にて

便壇灌頂(かんじょう)という

阿闍梨(あじゃり)となるための

儀式に臨ませていただき

無事に終えてまいりました。

 

刈羽は

普賢院の現住職家である品田家の

祖先の地でもあり

今回修行道場であった善照寺は

祖先と有縁の古刹です。

 

そういったご縁があり

便壇灌頂は善照寺にて

修行させていただきたいと

思い至りました。

 

また

便壇灌頂をきちんと修行することは

先代との約束でもありました。

 

さらにいえば

新しい本堂が完成するという

歴史的な節目であったことも

便壇灌頂に臨もうという思いに

拍車をかけました。

 

色々な思いが重なり

挑ませていただいた

修行でしたが

滞りなく成満(じょうまん)

することが出来

安心しております。

 

それとともに

一層励まなければならないという

心持ちを新たにいたしました。

 

日々を大切にしつつ

精進してまいりたいと思います。