確定的未来を考えてみる

数字から見える確定的未来

2040年になると

全国の自治体の半数近くが

「消滅」の危機にさらされる。

 

河合雅司2017『未来の年表』(講談社現代新書)より

 

今回は

現代に生きる者として

向き合わなければならない

地元の確定的未来について

考えてみたいと思います。

 

普賢院のある

八戸市豊崎町。

 

かつては

七崎(ならさき)と呼ばれ

古い歴史が残る

田園が広がる素敵な地域です。

 

現在は八戸ですが

古くは五戸でした。

 

何年も前から

人口減少や少子高齢化が

叫ばれていますが

実際の所の変化や見通しを

統計や推計を用いて

確認してみたいと思います。

 

目次

  1. 豊崎町の人口の変化

  2. 八戸市の人口の変化

  3. 描きたい「未来」へ

 

1.豊崎町の人口の変化

八戸市HPで公表されている

地区別の人口データのうち

豊崎町の各年4月末日時点のものを

経年比較してみます。

 

和暦(西暦)総人口[M(男性):F(女性)]

として以下のようにまとめられます。

 

  • 平成18年(2006)2,054人[M989:F1,065]
  • 平成23年(2011)1,954人[M929:F1,025]
  • 平成28年(2016)1,757人[M836:F921]
  • 令和2年  (2020)1,599人[M764:F835]

 

減少の要因は

転出や死亡など様々ですが

少子高齢化の影響が

大きいことは

言うまでもありません。

 

次に

同じ要領で

八戸市の総人口について

見ていきましょう。

 

2.八戸市の人口の変化

今度は八戸市の総人口は

次のようになります。

 

  • 平成18年(2006)249,559人
  • 平成23年(2011)241,427人
  • 平成28年(2016)234,774人
  • 令和2年  (2020)226,477人

 

「八戸市人口ビジョン」によれば

推計人口は次のようになります。

 

  • 令和12年(2030)197,421人
  • 令和22年(2040)172,744人
  • 令和32年(2050)147,016人
  • 令和42年(2060)122,031人

 

平成18年4月末日〜令和2年4月末日の

14年間で23,082人の人口減少ですが

推計人口では

減少のスピードが加速し

今後10年で約29,000人の

人口減少が見込まれています。

 

3.描きたい「未来」へ

数字で描かれる

確定的未来。

 

真正面から見つめた上で

どのような「未来」を

描いていくかを

私たちそれぞれが

それぞれの分野で

考えなければなりません。

 

すでに

めまぐるしい

大きな変化の中に

いる私たちですが

このような時こそ

(常に大切なことですが)

「意」(心)について

問われているように思います。

 

仏道の

唯識(ゆいしき)という

考え方では

「意」(心)により

あらゆるものが

生み出されるとされます。

 

皆さんは

どのような「未来」を

思い描きたいですか?

 

「このようにしたい」

「このようになりたい」

という思いもまた

時代を作る上で

求められるものです。

 

思い描きたい「未来」を思い描く

「意」(心)そのものを

ととのえながら

“現実”をしっかり踏まえ

思いを「未来」へはせながら

歩みを進めていく。

 

当山としても

出来ることを重ねながら

「未来」に向けても

思いをはせながら

これからを

過ごしていきたいと思います。