真言宗の本山

当山は

真言宗豊山派のお寺です。

 

真言宗には本山が

18もございます。

 

これは他宗に類なきことです。

 

歴史が長いという

理由だけに止まらず

作法などの“流儀”を

重んじる真言宗の特徴も

理由として挙げられる

かと思います。

 

専門的な言葉を使うと

「法流(ほうりゅう)」

という一切の作法などの

流れを真言宗では

重んじます。

 

おなじ流れでも

事細かに支流があり

「○○流□□方(がた)」

といった具合に

流儀が伝えられます。

 

流儀が異なれば

作法も若干異なっており

お経の節回しも異なります。

 

そこに

深い意味が託されておりは

真言宗の僧侶生涯かけて

多くの流儀に触れて

その真意を体得することを

修行の1つとしております。

 

当山の本山は

奈良県の長谷寺です。

 

その他に真言宗の本山として

善通寺(ぜんつうじ)

須磨寺(すまでら)

清澄寺(せいちょうじ)

中山寺(なかやまでら)

大覚寺(だいかくじ)

仁和寺(にんなじ)

智積院(ちしゃくいん)

泉涌寺(せんにゅうじ)

東寺(とうじ)

勧修寺(かじゅうじ)

随心院(ずいしんいん)

醍醐寺(だいごじ)

宝山寺(ほうざんじ)

朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)

西大寺(さいだいじ)

根来寺(ねごろじ)

金剛峰寺(こんごうぶじ)

が挙げられます。

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