模索しながら

本日は

論語勉強会が行われました。

 

仮本堂として

以前とは仕様が一変した会館ですが

特段問題なく

皆様と学びの時間を

ご一緒させていただくことが出来ました。

 

論語勉強会のあと間もなくして

仮本堂にて法事の予定もありましたが

こちらも問題なく終えることが出来ました。

 

ただ

堂内の案内掲示に

今以上の配慮と工夫が必要だとも感じたので

早速改善を図りたいと思います。

 

お寺の宝物(ほうもつ)の

整理の関係で

客殿に棟札(むなふだ)などを

並べております。

 

当山は

南部藩祈願所(きがんしょ)

という位置づけのお寺だったため

棟札が作られた当時の藩主の名が

アチラコチラに見られます。

 

文化7年の火災により

多くの宝物(ほうもつ)が

焼失したとされる中で

難を逃れたものが

今に残っていることは

とても尊いことだと感じます。

 

現存する棟札で

年号が確認出来るものの中では

承應3年(1654)の観音堂再建の棟札が

最も古いものとなります。

 

当時の住職がしたためたものなのですが

芸術的な筆跡は見事なものです。

 

新本堂では

こういった宝物(ほうもつ)の

保存であったり展示ということも

一つの課題にあげられております。

 

今月からは

建設工事の会議である

施工部会で詳細をつめるので

この点についても

委員の皆様と

熟考させていただきます。