様々な「眼」をもって

物事は視点を変えるだけで

見え方が大きく異なります。

 

見え方が異なれば

考えが深まったり

捉え方が変わったり

することも珍しくありません。

 

ありのままを

ありのままに見つめることを

仏道では大切な姿勢とします。

 

それは

物事と向き合う中で

「無関心」や「無感心」

でいるということではなく

深い洞察をもって

しっかりと向き合うという

姿勢なのだと思います。

 

多角的な視点により

物事と向き合おうとする姿勢が

ありのままを

ありのままに見つめることに

重なろうかと思います。

 

見え方を変えうる

視点を持つということ。

 

それは心の豊かさにも

つながるものです。

 

きっかけがあり

遺伝子について書かれた

本を読んでおります。

 

これまで

ほぼ踏み込んだことのない

分野であった故に

ひとつ新しい視座を

得ることが出来ました。

 

生命個々のあり方を

小さな宇宙

と表現されることがありますが

そのことを改めて

納得させられました。

 

命を授かるということ

生きるということ

生きているということが

「壮大な物語」である

ということを改めて

確認させて頂きました。

 

視点を変えることで

物事の考えが深まる度に

得られる心地よさは

とても良いものです。

 

様々な「眼」をもって

物事を見つめられるように

自身に磨きをかけてまいります。

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