御詠歌を納めさせていただきます

御詠歌(ごえいか)とは

平易な言葉である

大和言葉(やまとことば)で

つづられた詩(うた)に

節をつけてお唱えする

いわば仏讃歌です。

 

拙僧(副住職)は

御詠歌をお伝えする

詠秀(えいしゅう)という

役をいただいており

普賢院でも

「御詠歌の会」を10年前から

開催してまいりました。

 

しかし本年3月以降

御詠歌の会は休止状態です。

 

現在では

寺子屋ワークショップとして

写経カフェやお寺ヨガなど

様々な催事があり

大分定着してきましたが

拙僧(副住職)にとって

“諸活動の原点”ともいうべき催しは

御詠歌です。

 

拙僧(副住職)にとって

御詠歌はとても大切なものです。

 

少し前置きが長くなりましたが

御詠歌を始めた頃から

普賢院の御詠歌を作りたいとの

思いがありました。

 

当山においては

歴史的な出来事であったり

様々な発見が相次いでおり

令和3年は開基850年という

メモリヤルイヤーでもあります。

 

このような節目に

拙僧(副住職)が出来る形で

思いを託させていただこうと思い

宝照山普賢院和讃・御詠歌とともに

この数年でご縁を深めさせていただいた

南祖法師(なんそほっし)の御詠歌

南祖法師和讃・御詠歌を

あませていただいております。

 

詩も節も大方固まっているので

あとは習得させていただいた後

正式に当山に

奉納させていただきたいと思います。

 

 

▼明け方の月を西にのぞむ