地域仏教の時代

これからは

「地域仏教の時代」であると

ある勉強会で耳にしました。

 

地域の課題は

地域でしか解決できない

ものが多いものです。

 

地域の課題の解決に

お寺はどのように

関わることができ

どのような形で

貢献できるのかを

常々考えさせられます。

 

分野を超えた連携をもって

住みやすい環境を整えることが

社会の急務であることは

論を待たないことでしょう。

 

お寺を取り巻く環境は

地域によって異なります。

 

同じ市内であっても

お寺が異なれば

その環境も驚く程

異なっております。

 

しかし

向き合う時代は同じです。

 

同時代に

同地域において

各所有縁の方々と接して

いらっしゃる

市内の他寺院様との

さらなる連携も

今後必要になろうかと考えます。

 

5/15は

夕刻より八戸グランドホテルにて

八戸仏教会の定例総会が

開催されました。

 

八戸仏教会は市内41ヶ寺より

構成される宗派を超えた

お寺の会です。

 

同じ時代との向き合い方は

各御寺院様にて様々です。

 

それだけに

他寺院様との交流は

とても良い学びになります。

 

今回の定例会では

事業報告や決算報告の後

函館市仏教会との交流を

今後進めていくとの

お話がありました。

 

新幹線が北海道にまで延び

一層近い地域となったことで

図られた交流だそうです。

 

地域間の交流は

とても良いことだと思います。

 

個人的な考えを述べれば

地域の仏教会において

研鑽を深める様な機会が

充実すれば仏教会自体が

活気づくように感じます。

 

宗派の垣根を超えた

地域の仏教会において

それぞれのお寺に資する様な

学びの機会は

「地域創生」へのヒントと

なるのではと思います。

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