双極性障害(躁うつ病)と向き合う①

双極性障害(そうきょくせいしょうがい)

という言葉をご存知でしょうか?

 

躁鬱病(そううつびょう)という

言葉の方が認知されている

かもしれません。

 

双極性障害とは

その字の如く

躁(そう)状態と

うつ状態を

繰り返す病気です。

 

当山住職は

長年に渡り

双極性障害を患っております。

 

住職は数年前より

東京の慈恵医大に

通院しておりますが

拙僧(副住職)が

住職の様子を見る限りでは

とても難しい病気であると

感じております。

 

正直な所

当家の家族も

かなり心労を

重ねております。

 

また

色々調べますと

この病気を患われる方が

将来的にかなり増えるのではないかと

感じております。

 

長期にわたる極度なストレス状態が

この病気を引き起こす

1つの原因と

考えられるのだそうです。

 

躁(そう)状態が激しくなると

 

夜中であろうが

早朝であろうが

関係なく知人に電話を

ひたすらにかけたり

騒音をたてながら行動したり

浪費が過剰になったり

横柄な態度になったり

大声で荒々しく叫んだりと

挙げれば切りがありませんが

平静を保てない状態となってしまいます。

 

様々な感情を司るのは

脳であることは

言うまでもありません。

 

双極性障害は

両極端な状態を繰り返す病気ですが

病気のことについて

「きちんと知る」ことが

その状態を理解することに繋がります。

 

「きちんと知る」ために

様々な書籍やサイトを拝見させて頂くと

マインドフルネスや

グリーフケアといった

昨今、重要視されている

“心の学び”と大いに重なることを知りました。

 

脳は

「内なる宇宙」とも

いわれます。

 

これを機会に

拙僧(副住職)も

「内なる宇宙」について

学びを深めさせて頂こうと思います。

 

 

※双極性障害については以下のページをご参照下さい。

▼厚生労働省のページ

http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_bipolar.html

 

▼こころの健康情報局

http://www.smilenavigator.jp/soukyoku/about/abc/abc01_01.html

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