双極性障害(躁うつ病)と向き合う⑱

双極性障害(そうきょくせいしょうがい)

とは躁状態(そうじょうたい)と

うつ状態を繰り返す

脳の病気です。

 

このテーマで

久しぶりに投稿します。

 

当山住職は長年

双極性障害を患っており

東京の慈恵医大へ

通院しております。

 

昨年夏頃より

激しい躁状態となり

家族も健康を害するほど

心労を重ねましたが

現在はうつ状態にあります。

 

本年3月頃より

徐々に躁状態が終わり

少しずつうつ状態へ

変わっていきました。

 

躁状態のときは

傍若無人な言動

激しい浪費

日夜を問わず電話をかける

など“アクセル全開”でした。

 

一方で現在は

躁状態の時とは

ほぼ真逆な状態で

静かに過ごす時間が

多くなりました。

 

躁状態の時と

うつ状態の時では

処方される薬が異なります。

 

症状が変わり薬も変わったので

最近は月1回のペースで

東京へ通院しております。

 

今振り返ってみても

激しい躁状態の頃は

家族をはじめ周囲の者は

本当に苦労しましたし

いつまでこのような日が

続くのだろうかと

いつも感じておりました。

 

様々な書籍に目を通したり

専門的な方にお話を

お伺いしたりすると

双極性障害と向き合う

大きなポイントの1つは

いかに躁状態を抑えるか

という所にあるそうです。

 

双極性障害の治療は

躁状態とうつ状態の

振れ幅を小さくすることを

目標に継続されます。

 

当山住職は

うつ状態ではあるのですが

何年か前の“どん底状態”の頃と

比べると格段に健康的で

あるように感じております。

 

きちんと継続されている

通院による治療や

日々の薬物療法の効果が

間違いなく出ております。

IMG_1571