ご縁を感じる場としての仏事

GW中には

遠方より帰省される折に

ご法事を営まれる方が

多くいらっしゃいます。

 

最近では

ご法事のみならず

葬儀においても

極少人数の身内の方にて

執り行われる事が

多くなっております。

 

この傾向の背景には

ご事情のあることなので

致し方ない部分も

あるかと思います。

 

つい先日

77回忌のご法事を

営まれた檀家さんが

いらっしゃいました。

 

正確には77回忌と併せて

他の回忌もお勤めしましたが

77回忌にあたる方を中心とした

ご法事が執り行われました。

 

施主様のご兄弟ご一行様が

集われてのご法事でした。

 

両親や先祖があって今がある

ことに対して

心から感謝しています

とおっしゃられていた

御宗家の皆様の真心が

通わされた温かで賑やかな

ご法事となりました。

 

仏事はご縁を感じる場でもあります。

 

ご縁と「付き合い」は

似て非なる物です。

 

ご法事等の仏事が

「付き合い」として

捉えられがちな

昨今であるように感じます。

 

真心が運ばれ

ご縁を感じて頂く場が

仏事であるということを

今の世にあってこそ

強く感じて頂ければと願います。

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