きよしこのよる

心洗われるような

清らかな聖歌が

あちらこちらで

聞こえて参ります。

 

季節を感じさせ

年の瀬を感じさせ

どこか幼心がよみがえる

クリスマスのこの時季の

賛美歌の響きは

実に良いものです。

 

「うた」のように

音の展開を用いて

「おもい」を奏でるのは

時代を問わず万国共通です。

 

仏道でいえば

声明(しょうみょう)という

節付きのお経や

御詠歌(ごえいか)が

それにあたるかと思います。

 

“伝統的メロディー”は

言葉や意識とは

違った次元で

私たちの心に響くもの

なのだと思います。