素晴らしき津軽烏城焼

弘前へ不動明王の脇侍(わきじ)の

御仏像をお迎えにあがった際に

何気なく立ち寄った黒石市の

「津軽烏城焼(うじょうやき)」。

 

そこには

素晴らしい陶工さんご家族が

いらっしゃいました。

 

こちらにございます

103メートルにも及ぶ

大登り窯は

近いうちにギネスに

登録される見通しだそうです。

 

突然の訪問にも関わらず

ご丁寧におもてなし下さり

様々なお話しを聞かせて頂きました。

 

陶器や磁器について

今回ほど魅了されたことが

これまであったでしょうか。

 

こちらの陶工である今井理桂さんは

平安・鎌倉期の経塚に

経筒とともに地に鎮められた

壺に魅了され

陶工の道を歩まれたそうです。

 

様々な時代や地域の

陶器や磁器に通じていらっしゃる

今井さんのお話しを

とても興味深く聞かせて頂きました。

 

これほどの方が

青森県にいらっしゃるとは

全く知りませんでしたし

青森県人の一人として

誇りに感じます。

 

全国各地で展示会を

開催されているようで

近々八戸でも展示会が

催されるとのこと。

 

是非多くの方に

今井さんを知って頂きたいと思います。

 

色々と話が弾むうちに

驚くほど様々な所で

ご縁が“交差”していたこともあり

すっかり長居させて頂きました。

 

大変ありがたいことに

今井さんのご厚意で

本堂建替にあたって

地鎮式で新本堂が建立される地に

鎮められる仏具の器を

製作して下さり

ご奉納頂けることになりました。

 

ご縁とは本当に不思議なものです。

 

今回の素晴らしい出会いで

結ばせて頂いたご縁に

感謝しております。

 

▼烏城焼についてはコチラ(HP)

https://www.ujoyaki.jp