お墓をどうするかという問いは
遺骨をどこに納めるか
という問いにも一部重なります。
お墓のない方だけでなく
お墓がある方も
色々と悩みが起こりやすい昨今。
多くの寺院では
様々なタイプの永代供養墓が見られ
八戸も例外ではありません。
合葬墓や永代供養といっても
その内容は寺院ごとで異なっており
一様ではありません。
宗派が同じだからといって
内容が同じということもなく
寺院ごとで方針も考え方も
異なります。
普賢院の合葬墓は
お墓として合同でお使いいただくことも
永代供養墓としてお使いいただくことも
出来るものとして建立しました。
建立にあたっては
全国各地の事例にあたり
検討を重ねたのですが
最終的に大切なのは
どのような「理念」や「物語」を
通わせているのか
ということだと思っています。
その部分がベースにないと
「永代に渡って供養を行う」という
大役の責務をお寺として担うのは
絵空事になってしまいかねない
のではないかと感じます。
運営にあたるノウハウも
大切なのは勿論ですが
それ以前の根本がしっかりしてこそ
成り立つものと捉えます。
ご縁のある方や
頼られてくる方に
少しでもご安心いただける環境を
整えていくことを目指していますが
根本については
常に振り返る必要があると捉えます。
本日も合葬墓のことや
葬儀のことや
位牌堂のことなどで
何件かご相談がありまして
以上のようなことを
つらつらと記してみました。