思い出の温かな味と四大明王

幼少期に母方の祖母が

おやつとして

よく出してくれた

“牛乳のデンプン”。

 

“牛乳のデンプン”というのは

あくまでも祖母が言っていた名でして

デンプンでとりみをつけ

砂糖を混ぜた牛乳です。

 

今日は所用で

弘前に行ってきたのですが

車中、妙にそれが恋しくなり

出先から戻って

早速作ってみました。

 

そういえば

デンプンで

お湯にとろみをつけて

甘くしたものもあったと

記憶しています。

 

こういった素朴な味わいは

とても落ち着きます。

 

弘前に行ったのは

仏師・小堀寛治さんに

お会いするためでした。

 

不動明王の他に

四大明王という明王があり

不動明王とあわせて

五大明王を称します。

 

毎月開催している

不動護摩でお預かりする浄財を基に

四大明王像を新たに造仏することを

目指しています。

 

仏師の小堀さんには

四大明王造立に向けて

既に準備を進めていただいているので

下絵を拝見などのため

弘前の工房へお伺いしました。

 

素晴らしい四大明王像が

造立されると確信し

ものすごく励みになりました。

 

四大明王が完成して

当山に迎えられるのは

来年以降になります。

 

有縁の皆様に

誇っていただけるものが

迎えられると思いますので

どうぞお楽しみに!