毎月一回のペースで
有志による古典勉強会が
開催されています。
少し前までは『論語』でしたが
最近は『老子』に
耳を傾けております。
講師の先生の講義録(CD)を聴きながら
ときおり素読して
最後にその場の皆さんで
その日に感じたことや近況報告といった
流れで開催が重ねられています。
講演録は
一般向け(おもに企業向け)の内容なので
とても分かりやすく
大変勉強になっています。
「耳」による学びは
とても良いものです。
現代的感覚では
「書籍は黙読するもの」
と主に捉えられていると思いますが
これはあくまで最近のことのようで
音読を伴っていた時代の方が
長かったそうです。
音読・素読を行うときに
私たちの感覚器官の働きは
黙読を行うときのそれ以上に
身体性を伴うものなので
健康にも効きそうな感じがします。
なじみのある黙読には
黙読の素晴らしさがあることを
(たぶん)私たちは知っているので
それとあわせて
音読・素読を実践してみるのは
心身を潤す一助になるように思います。