弘前にお住まいの仏師さんに
お願いしていた
不動明王像一体の修復が
終わったとの一報を頂き
お不動様をお迎えに行ってまいりました。
後背(こうはい)
倶利伽羅剣(くりからけん)
羂索(けんさく)
盤石座(ばんじゃくざ)
その他細かな所まで
丁寧に仕上げて下さいました。
このお不動様は
観音堂にお祀りされておりますので
当山にお運びの際は
是非ご縁をお結び下さいませ。
今回の弘前訪問では
もう一体の修復が必要な不動明王像を
小堀さんに見て頂き
修復のお願いをしてまいりました。
こちらのお不動様も
来月中旬以降には
当山にお迎え出来るようです。
いずれの不動明王像も
文化7年(1810)の当山本堂火災により
燃えた跡が残っております。
200年以上前から
祈りが捧げられてきた
尊い仏像です。
これからの未来においても
祈り継いで頂くことを願います。
▼新たに修復をお願いした不動明王像