合葬墓の塔婆立てが一杯になりがち問題に際して

合葬墓を使われる方が

増えてきたこともあり

今度は“塔婆立てが一杯になりがち”問題と

向き合う必要を感じています。

 

塔婆立てを増設するには

後々のことを考えなければなりません。

 

というのは

現在のカロート(骨堂/納骨スペース)が

将来的に満杯になった時のことを

想定したうえで

増設場所を定めなければならないのです。

 

現在のカロートは

約2メートルの深さがあり

現住職の代では

まず一杯にならない(だろう)と

推測しています。

 

それだけ大きなスペースが

カロートにはあります。

 

とはいえ

次代以降にまたがった場合は

どこかのタイミングで

満杯になる可能性があります。

 

現住職の構想のもとに

建立させていただいた以上

次代以降における方針を

(採用するか否かは別として)

大まかにでも示すのも

当代住職の役割の一つと考えます。

 

現時点での考えですが

合葬墓後方のスペースに

カロートを増設する想定で

塔婆立てを増設するのが

普賢院にとって

現実的な形だろうと思います。

 

別所に新しい合葬墓を造るのではなく

現合葬墓を「拡張する」形が

良いだろうと拙僧泰峻は考えています。

 

現在の合葬墓の場所は

本堂でお参りをすると

合葬墓にも手を合わせられる

位置どりになっています。

 

また

永代に渡って

祈りを捧げていただけるように

という点を

次代以降においても

尊重していただくために

歴代住職墓の隣に

合葬墓は建立されています。

 

歴代住職のお力もお借りして

歴史ある普賢院として

合葬墓に有縁の方の

永代に渡るご供養に

責任を持たせていただくことを

次代以降の住職にも

受け継いでいただきたいという

思いもあってのことです。

 

拙僧泰峻も

いずれは歴代住職墓にて

納骨されるのですが

たとえ親族が供養出来なくなっても

行事として開山忌という

初代住職のご命日前後にあわせて

歴代住職をご供養する行事が

毎年あるので

私はそういった行事にて

供養していただけるという

一種の安心感があります。

 

その行事において

合葬墓に弔われている方の供養も

併せて行うことを

当代にて定めさせていただきました。

 

要するに

強い思いがあって

合葬墓は現在の形になっていますし

行事に組み込ませていただいています。

 

永代供養という言葉は

今や聞き慣れている方が多いと思いますが

どのような意味合いで永代供養としているのかは

住職やお寺や霊園など

運営主体によって

明らかに異なっています。

 

借り物の意味合いとして

お示しするのではなく

どのように考えていて

どのような方針があって

永代供養なるものを捉えているかを

当山なりに

不器用であったとしても

お伝えするのが筋だと思っています。

 

そのような考えがありながらの

合葬墓関連の整備なので

出来る限りにおいて

熟考しながら

環境を整えてまいります。