当山に新たに迎えられた
長谷寺式の十一面観音三尊。
ここでいう十一面観音三尊とは
十一面観音
雨宝童子(うほうどうじ)
難陀龍王(なんだりゅうおう)の
三尊を指します。
弘前にお住まいの仏師である
小堀寛治さんに手掛けていただき
先日当山に迎えられたお仏像を
本堂にて開眼供養いたしました。
普賢院は平安初期の開創で
当初の本尊は十一面観音だったと
伝えられます。
その由緒を踏まえ
本堂建替という歴史的節目にあたり
作仏していただきました。
9/17は秋の観音例祭が
行われていましたが
秋彼岸の直前ということもあり
ここ何年も行われて
おりませんでした。
現本堂で迎える
最後の9/17ということで
十一面観音の開眼を
本日行わせていただきました。
柔和なご尊顔が
いっそう優しくなったように
感じられます。