観音参りの白衣に
字をしたためて頂きたいとの
お願いを頂きまして
白衣に墨を落とさせて頂きました。
ご依頼された方は
この白衣を判衣(はんえ)として
札所を巡られるようです。
判衣とは
御朱印を頂く白衣のことです。
当山も15番札所として名を連ねる
糠部(ぬかべ)三十三観音霊場の
御朱印はスタンプとなっているので
拙僧(副住職)が記した
「南無大悲観世音菩薩」の文字の
周囲に各札所の御朱印が
押されることとなります。
白衣を使われる方が
いつ巡礼されるのかは
存じ上げませんが
ご出発の準備に少しばかり
携わらせて頂いたので
お参りが無事成満されることを
願いながら筆を取らせて頂きました。
秋は色づく山々を眺めながらの
巡礼が出来る贅沢な季節です。
お時間がありましたら
美しい自然を感じながら
糠部の霊場を巡られることを
おすすめいたします。