先日の台風の影響もあり
研究機関の所内会議が
コロナ禍期間以来に
完全オンラインで開催されました。
ここしばらく
現地とオンラインの
ハイブリッド形式で
開催してきたせいか
完全オンライン会義という
選択肢の意義を感じる一方
オンライン会義の窮屈さというか
難しさも感じました。
とはいえ
各所から同時間を共有出来るのですから
不満より有意義さが
上回っていると思っています。
オンライン所内会は
9月2日に行われたのですが
その時に研究発表された
宗教社会学の先生のご発表で
触れられていた寺院の取り組み事例が
とても参考になるもので
良い刺激をいただきました。
関西のとある寺院の事例で
その住職の熱心な取り組みと信条は
拙僧にとって大変参考になりました。
事例寺院の住職は
境内整備・美化に
とても力を入れており
その美化の中には
「花による美化」が
目指されているということでした。
境内整備・美化という
環境を整える行いは
お寺として大切なことですし
当山でも強く意識していることでもあります。
最近は時間のある時に
境内の木々花々の
剪定や伐採を行なっています。
多種多様な植物が
過密に植えられているので
整理をしておりまして
それと並行で
本堂裏手に何か彩りを
添えたいと思案しています。
本堂の前方方面(東側)は
お寺の正面側でもあるので
かなり整備されていますが
境内墓地のある本堂裏手(西側)は
ほとんど整備されていない状態です。
本堂裏手には合葬墓も建立され
これまで以上に
足を運ばれる方も増えたので
もっときれいな環境に
整えたいと考えています。
とりあえず
出来ることからやってみようと思い
鬱蒼とした所の
木を切ったり剪定したりしています。
法面と境内地の境界部分が
鬱蒼としてゴチャゴチャしており
栗やフジのツルや根が走っているので
お弟子さんにも手伝ってもらい
開墾してみようかと考えています。
実は今日の夕方も
拙僧一人で鍬で開墾してみたのですが
根切りをしながら
土を掘り起こす作業は
思った以上に時間を要するので
地道に作業したいと思います。
手の皮が剥けたり
血豆が出来たりしながら
頑張っていますが
これは一人では難しい気がするので
お手伝いいただける方がいらっしゃれば
お力を借りたいと思います。
開墾したら
要所要所にアジサイなどを
植えようという計画でおります。
ちなみに現在
アジサイの挿し穂に挑戦しています。
はじめてのことなので
全てがうまくいくはずありませんが
前向きにチャレンジしているのです。
伐採や剪定や開墾や挿し穂などなど。
出来ることを
とりあえずやってみて
有縁の皆様にもご意見いただきながら
当山の境内整備・美化を
よいものにしたいです。