お寺でのお弔いの形

今月は親しくさせていただいている

お家での葬儀が続きました。

 

そのうち3件は

お寺に故人をご安置し

お寺から出棺して火葬・通夜

その翌日または1日おいて葬儀

という形でお弔いをいたしました。

 

現在の本堂も

隣の会館も

そのような形で

お使いいただけるよう

考慮して設計されています。

 

葬儀会館に比して

費用の低減にもなりますし

地元の方であれば

往来も容易なので

使用頻度が増えているように思います。

 

費用の面はさておいて

そもそも会館も本堂も

有縁の皆様と共に

建立に至ったものなので

上記のような形で

皆様にお使いいただいた方が

本義にかなっているように思います。

 

有縁の皆様のお寺なので

有縁の皆様に寄り添う形で

ご活用いただくことは

とても有意義なことと考えますし

当山の供養の観点からいえば

普賢院御本尊が祀られるお堂で

葬儀を行うことが最も丁寧な形となります。

 

供養の法式における尊さという観点は

あまりピンとこないかもしれませんが

拙僧泰峻としては

常に意識しているところであり

普賢院では

伝統的に重視されてきたことなので

当代においても受け継がせていただきます。