関東では
桜が開花しているという
花の便りが耳に入ります。
東京での
花見の時季が
懐かしく感じられます。
新年度を迎えます。
平成29年度が始まります。
気持ちも改まるものです。
節目節目を
しっかりと感じることは
“新鮮な気持ち”を保つこと
でもあろうかと思います。
節目節目を活かしながら
今年度も励ませて頂きます。
関東では
桜が開花しているという
花の便りが耳に入ります。
東京での
花見の時季が
懐かしく感じられます。
新年度を迎えます。
平成29年度が始まります。
気持ちも改まるものです。
節目節目を
しっかりと感じることは
“新鮮な気持ち”を保つこと
でもあろうかと思います。
節目節目を活かしながら
今年度も励ませて頂きます。
五戸町豊間内の志戸岸にて
建具屋を営まれる
小泉忠さんより
衝立(ついたて)を
御奉納頂きました。
衷心より御礼申し上げます。
御奉納頂いたのは
真言宗豊山派の宗紋(しゅうもん)
である輪違紋(わちがいもん)の
衝立です。
とても素晴らしい衝立です。
まさに職人技です。
細やかな匠の技には
温かな御心を感じます。
ありがたく活用させて頂きます。
岩手県二戸にございます
天台寺を訪ねました。
天台寺は
当山も所属しております
糠部(ぬかべ)三十三観音霊場の
第33番札所でもあります。
訪れた3/30の午後は
冷たく激しい雨が落ち
雷が轟いておりました。
「甘露(かんろ)の法雨(ほうう)」
「天鼓雷音(てんこらいおん)」
という仏道の言葉があります。
尊いみ教えが
雨の如くに注がれ
轟く雷の如くに
迷いから目覚めさせられる
ことを意味する言葉です。
“あいにく”の空模様でしたが
拙僧(副住職)の訪問を
“歓迎して下さっている”のだと
信じながら足を運ばせて頂きました。
まだまだ寒い日もありますが
春らしさを感じるように
なってまいりました。
晴れた日には
福寿草の花が黄色い彩りを
境内に添えております。
もうすぐ4月です。
新たな生活がスタートする方が
多い新年度の春。
福寿草は縁起の良い花で
その名の如く
「幸福」の象徴です。
春の訪れを告げ
福の訪れを予感させる
春の花に心が落ち着きます。
「あれから40年」という
フレーズでお馴染みの
綾小路きみまろ師。
「中高年」をテーマに
各地で大爆笑を巻き起こす
話の達人です。
その視点のあり方に
仏道でいう「苦」との
向き合い方の手がかりを感じます。
ありのままをありのままに受け入れ
歯切れの良い語りを通して
それらを共有しあうことで
その場の皆様と笑い合う。
「老いる」ことは
誰しもが向き合わなければ
ならないものであり
誰しもが避けられないものと
仏道では強く説かれます。
誰しもが向き合い
誰しもが避けらず
思い通りにすることが
出来ないことを
仏道では「苦」といいます。
仏道での「苦」とは
“苦しみ”といったニュアンスではなく
先に触れたように
“思い通りにならないこと”という
ニュアンスの言葉です。
綾小路きみまろ師の漫談は
自身の物事の捉え方ひとつで
薬にも毒にもなることの
端的な一例であろうかと思います。
落語や漫談は
歴史のある「伝統芸能」です。
「笑い」の力は
命を躍動させ、心を豊かにする
尊いものなのだと思います。
3/28は下北半島の
むつ市大湊へ赴きました。
大湊にございます
同宗派の常楽寺にて
厳修された涅槃会(ねはんえ)
というお釈迦様の法要に
出仕して参りました。
むつ市は
斗南藩(となみはん)
ゆかりの地でもあります。
斗南藩とは
旧会津藩の方々が
明治時代初頭
北の地に再興した藩です。
当山墓地には
斗南藩の方々の墓石が
十数基残っております。
下北むつの地にも
斗南藩の方は海路により
入られました。
大湊にございます
斗南藩士上陸の地。
斗南藩の藩庁が置かれた円通寺。
その他、斗南藩ゆかりの場所に
立ち寄らせて頂きながら
歴史におもいを馳せた
1日となりました。
3/26は岩手県の
矢巾町と奥州市へ赴きました。
矢巾町では当山有縁の方の
ご法事をご一緒させて頂きました。
その後、所用がありまして
進路を南にとり
奥州市江刺区にございます
真言宗智山派の興性寺様を訪ねました。
道中、車窓より目に映る
山並みがとても綺麗な1日でした。
昨年2月下旬の
ホームページ開設に伴い
幕を明けた「おてらブログ」。
さて、昨年と本年の
おてらブログの違いに
皆様はお気づきでしょうか?
本年は元日より
毎日更新することを
目標としております。
これも今の時代における
“精進の形”の1つかと思っております。
感じたことや
考えさせられたことを
文字に起こしたり
伝えたいことを伝えるべく
日々勤めさせて頂いております。
塵も積もれば山となる。
拙稿であっても
そのときそのときの
おもいを託しながら
「山」を築きたいと思います。
3/25寺子屋ws『写経カフェ』が
開催されました。
24名の方と過ごさせて頂いた
自利(じり)と利他(りた)の
尊い時間は
ゆったりとじっくりとした
有意義なものでした。
お運び頂いた皆様との
ご縁に感謝申し上げます。
地元の豊崎小学校より
文集を頂きました。
『ほこすぎ』と題された文集。
拙僧(副住職)も小学生時代に
原稿用紙に向かい
色々と書いた記憶がございます。
ほこすぎとは
現在の七崎神社にそびえる
樹齢1000年を超える大杉です。
この大杉は
平安時代の当山の住職である
行海(ぎょうかい)大和尚が
植えたと伝えられます。
行海大和尚は
現在の七崎神社の地に
北斗七星の形に杉を植えられました。
北斗七星は仏道において
息災(そくさい)や平和の象徴です。
杉は古くより神聖な木とされます。
頂いた文集には
生徒のみなさんの
様々な志や将来への目標が
詰め込まれておりました。
「心を種とする。」
拙僧(副住職)が好きな
フレーズの1つです。
紀貫之(きのつらゆき)が
和歌についてしたためられた
『古今和歌集仮名序』の
有名な文言です。
文集に満載された「心」が種となり
“ほこ杉にも勝るとも劣らぬ”
力強い骨太な将来を
生徒の皆さんには
歩んで頂きたいと願います。