本堂の仏像が勢揃いしました

修繕していたものを含め

本堂に祀られる仏像が

全て安置されました。

 

今朝は本堂にて

入仏開眼(にゅうぶつかいげん)を

つつしんで修法させていただきました。

 

本堂の様子をお伝えする

動画を用意したので

ぜひご覧ください。

 

この度の

本堂建替事業では

仏像・仏具・荘厳具の修繕も

多くなされました。

 

このような機会でなければ

いずれも修繕は難しかったと思います。

 

少し前に

ブログでも触れましたが

観音堂の扁額(へんがく)も

修繕したいと思い立ち

拙僧泰峻にとっても

様々な節目が重なったということで

現住職として修繕施主と

ならせていただこうと考えておりました。

 

そのことについて

先月の会議で触れさせていただいた所

事業の一環として

修繕していただくこととなりました。

 

ということで

現住職としての

何かしらの奉納は

別の形で行いたいと思います。

 

話はガラッと変わりますが

本日は入仏開眼を終えて

午前中は葬儀

午後は法事と

法務が立て込んだ1日でした。

 

よくあることといえば

よくあることなのですが

便壇灌頂の修行や

引越しの影響もあってか

夕方以降になると

体調が優れない日が

続いています。

 

来週も予定がビッシリでして

再来週は秋彼岸ですし

法事も多く予定されています。

 

とにかく

出来る限り休養を

取りながら

事にあたりたいと思います。

 

▼観音堂の扁額(へんがく)

事業の一環で

修繕していただくことになりました。

 

本堂の準備が整いつつあります

役員の皆様と

施工業者の代表者の皆様に

ご参列いただいて

本堂にて遷座式(せんざしき)

という儀式を執り行います。

 

その準備で

椅子を並べてみました。

 

いよいよ

新たな本堂が稼働するという

実感が少し湧いてまいりました。

 

12日から

本堂にて法務(法事や葬儀や祈祷など)を

執り行うことになります。

 

実際に稼働していく中で

微調整を重ねながら

よりよい環境に

していきたいと思います。

 

脱活乾漆のお仏像がご奉納されました

本日9月8日は

先代住職の命日でした。

 

この1年は

本当に目まぐるしく

過ぎていったように感じます。

 

有縁の皆様に

温かくお支えいただいたおかげで

何とか住職としての第1年を

過ごすことが出来たと感謝しています。

 

8日は

薬師如来のご縁日でもあります。

 

以前にもお伝えしたように

ご縁がありまして

洗心美術館を運営されている

コサカ技研の小坂明会長が

脱活乾漆(だっかつかんしつ)の

薬師如来像と権現像の

お仏像2体を

当山にご奉納くださいました。

 

今月6日に

2体のお仏像が当山に搬入され

権現像は新本堂内の観音堂

薬師如来像は会館1階に

安置されました。

 

いずれもが

様々な願いが託され

当山に迎えられたお仏像です。

 

多くの方に

ご縁をお結びいただき

祈りをお捧げいただければと思います。

 

▼権現(ごんげん)像

 

▼薬師如来像

 

▼本日も夕空がきれいでした。

 

▼参道と仁王門と本堂外部照明の

チェックをしたのですが

とても良い雰囲気でした。

会津斗南藩縁故者供養所が整ってまいりました

普賢院には

会津斗南藩(あいずとなみはん)の

方々の墓石が16基あります。

 

大部分は明治4〜5年に

亡くなられた方々のものです。

 

本堂建替事業の境内整備の一環で

供養所(くようしょ)を

整えることとなっております。

 

根城の番地石材店さんの

丁寧なお仕事により

とても良い具合に

完成してまいりました。

 

 

▼本日は夕焼け空が

とてもきれいでした。

仏像が新本堂に勢揃いしました

本尊像ほか修繕中だったものや

奉納いただいたものを含め

新本堂に全ての仏像が

各祭壇に安置されました。

 

掲げれる予定だった額類も

おおむね掲げていただきました。

 

仮本堂として使用していた会館には

脱活乾漆(だっかつかんしつ)の

薬師如来像が新本尊として祀られ

こちらの空間も

素晴らしいものとなりました。

 

経机や線香立てや

細かな仏具や備品などを

搬入すれば

引越し作業も

とりあえずは一段落

という所まで

来ることが出来ました。

 

堂内の様子などは

後日改めて

ご紹介させていただきます。

 

堂内各所に額類をかける作業に入りました

新本堂への引越しも

いよいよ佳境です。

 

本日は

松も工務店さんと五戸木工さんに

大小様々な額類をかける作業を

進めていただきました。

 

とても良い感じに

作業が進められています。

 

明日は仏像を本堂に搬入し

各祭壇スペースを

大方仕上げる予定です。

 

仮本堂での最後の法事

8月30日から9月2日までの

わずかな期間

留守にしていたわけですが

境内の外構工事は

着々と進められている様子です。

 

本日は早朝から

法事が立て込みました。

 

考えてみると

今の状態の仮本堂で

法事を執り行うのは

本日が最後となります。

 

明日明後日で

新本堂の祭壇に

本尊像ほかお仏像を

移動するためです。

 

新本堂の使用は12日からなので

それまでは会館にて

法務(法事や葬儀)を行うのですが

2年間仮本堂として

設営された状態での使用は

本日でおしまいです。

 

なお

仮本堂として使用してきた会館1階には

ご奉納いただくことになった

脱活乾漆(だっかつかんしつ)の

薬師如来像をお迎えして

祭壇中央にお祀りいたします。

 

先代住職の一周忌を行いました

先代住職が急逝した

令和3年9月8日の午前5時頃と

同じような朝焼けの光景が

今朝も広がっていました。

 

本日は

先代住職の一周忌を

身内で集まり

執り行いました。

 

新潟での

便壇灌頂(びんだんかんじょう)から

戻った翌日の一周忌ということで

日程的に心配な所もあったのですが

何とか終えることが出来ました。

 

午後は

地元の児童館の企画で

新しい普賢院を探訪して

写仏(しゃぶつ)を

体験しようというものがあり

ご案内させていただきました。

 

この企画は

もともと夏休み中に

計画されていたのですが

新型コロナウイルスの感染者が急増したため

本日に延期されたものです。

 

ほっこりする時間だったと感じます。

 

その企画を終えてから

打ち合わせや

供養のご相談が

何件かありまして

対応させていただいたのですが

夕方頃から

ドッと疲れが出てきまして

体調が優れないでおります。

 

便壇灌頂の修行を終えて

間もないので

仕方のないことではありますが

ゆっくりするわけにもいきません。

 

明日以降も

法務(法事や葬儀など)が

立て込んでおりますし

引越しや彼岸の準備も

本腰を入れなければなりませんし

執筆しなければならない

原稿が幾つかあるため

その資料整理などの準備も

しなければなりません。

 

倒れてしまっては

元も子もないので

出来る限り身体をいたわりつつ

全力を尽くしたいと思います。

 

祖先の地にて修行してまいりました

新潟県柏崎刈羽の善照寺にて

便壇灌頂(かんじょう)という

阿闍梨(あじゃり)となるための

儀式に臨ませていただき

無事に終えてまいりました。

 

刈羽は

普賢院の現住職家である品田家の

祖先の地でもあり

今回修行道場であった善照寺は

祖先と有縁の古刹です。

 

そういったご縁があり

便壇灌頂は善照寺にて

修行させていただきたいと

思い至りました。

 

また

便壇灌頂をきちんと修行することは

先代との約束でもありました。

 

さらにいえば

新しい本堂が完成するという

歴史的な節目であったことも

便壇灌頂に臨もうという思いに

拍車をかけました。

 

色々な思いが重なり

挑ませていただいた

修行でしたが

滞りなく成満(じょうまん)

することが出来

安心しております。

 

それとともに

一層励まなければならないという

心持ちを新たにいたしました。

 

日々を大切にしつつ

精進してまいりたいと思います。

 

今月12日から新本堂を使います

今月12日より

新しい本堂にて

全ての法務(法事や葬儀や祈祷など)を

執り行います。

 

外構工事は

来月末頃までかかる予定ですので

まだしばらくは

ご不便おかけいたします。

 

本堂を使いながら

検討すべきことも沢山あるので

しばらくは“試運転”のような

形になるかと思いますが

感慨深いものがあります。

 

来週には

修繕していたものも含め

全ての仏像が本堂に搬入され

所定の祭壇に安置されます。