ちょうど1年後に

ちょうど1年後の

令和4年12月11日に

先代住職の本葬と

新住職の晋山式(しんざんしき)を

厳修させていただきます。

 

またその翌日である

令和4年12月12日には

新本堂の落慶式を

厳修させていただきます。

 

それに向け

1年の間に入念な準備を

させていただきたいと思います。

 

当山有縁の檀信徒の皆様には

年頭のお知らせの中で

日程などをお伝えいたします。

 

いずれも重要な儀式なので

しっかりと終えられるよう

日々励みたいと思います。

 

明日からお寺イルミネーション2021を行います

当山では毎年12月中旬頃に

会計監査が行われます。

 

法事以外の

ほぼ全ての時間を

監査に向けた準備にあてまして

1年を振り返りつつ

あれこれ整理いたしました。

 

毎年末の恒例行事でもありますが

この作業は1年を振り返る

有意義な行いでもあると感じています。

 

終わりが見えて

ホッとしております。

 

年内に

整えなければならない書類が

まだまだ沢山あるのですが

この勢いで一気に仕上げたいものです。

 

いきなり話題が変わりますが

本年もお寺イルミネーションを行います。

 

明日12月11日より

点灯させていただきます。

 

12月11日は

当山で飾っているイルミネーションの

持ち主であった故・田口順医師の

ご命日にあたります。

 

点灯時間は昨年と同じく

午後5時から9時までといたします。

 

明日からの点灯ですが

まだ準備が終わっておりませんので

明日最後の仕上げをしたいと思います。

 

 

▼昨年のお寺イルミネーション

新たな観音堂は以前にも増して荘厳になりそうです

昨日ご奉納いただくことが決まった

お仏像の「権現(ごんげん)像」。

 

観音堂本尊の御前立(おまえだち)

として祀らせていただきます。

 

御前立ということは

観音堂にお参りいただくと

真正面に祀られることになります。

 

どのようにお祀りするかを

あれこれシュミレーションしたのですが

当初の設計通りですと

観音堂本尊の七崎観音(ならさきかんのん)に

権現像が重なって

御開帳してもご本体が

あまり見えなくなってしまうので

祭壇の位置を少し

高くしてもらうことにしました。

 

観音堂中央の祭壇部分の

高さを変えられるかどうかを

松本工務店の清水部長に

相談したところ

問題ないとのことでした。

 

観音堂は

祀られる仏像が多いので

祭壇の高さなど熟考して

設計に反映していただいております。

 

それぞれのお仏像が

丁寧に祀られるようにとの思いを

第一に色々と考えてきたのですが

そこに権現像をお迎えすると

とても荘厳なお堂になると思います。

 

有縁の皆様に

誇りに思っていただける空間に

なるものと心より期待しております。

 

お仏像をご奉納いただくことになりました

12月8日は

お釈迦様が悟りを

開かれた日とされ

仏道では尊い一日とされます。

 

悟ることを

成道(じょうどう)といいます。

 

12月8日は

お釈迦様が成道されたことを

たたえて成道会(じょうどうえ)

という法要が行われます。

 

本年12月8日は

とても特別な日になりました。

 

市内の洗心美術館を

運営されていらっしゃる

コサカ技研の

小坂明会長のご厚意により

脱活乾漆(だっかつかんしつ)の

お仏像一体を

当山にご奉納いただくことになりました。

 

ご奉納いただくお仏像は

新本堂にて

観音堂本尊である

七崎観音(ならさきかんのん)の

御前立(おまえだち)として

お祀りさせていただきます。

 

施主である小坂会長には

心より感謝申し上げます。

 

書籍に掲載されました

12/8に興山社より出版される

『みんなに喜ばれるお寺33実践集』

に当山のことも

取り上げられました。

 

この書籍は

松本紹圭さんと遠藤卓也さんの共著で

様々な取り組みをされていらっしゃる

僧侶と著者の対談を

まとめたものです。

 

つい先日

出版元である興山舎さんから

書籍を贈っていただいたのですが

同書に掲載される他寺院の

取り組みはとても参考に

なるものばかりだと感じます。

 

ご興味をお持ちの方

いらっしゃいましたら

ご一読いただけると幸いです。

 

えほん動画を作り1年となります

早いもので

えほん動画『龍になったおしょうさま』を

You Tubeにアップして1年になります。

 

そして本年は

絵本を製本すべく

クラウドファンディングを実施し

現在はご支援者の皆様へ

お届けする準備を進めております。

 

このプロジェクトは

有志で結成した「かたり部(ぶ)」

というチームで取り組んできたのですが

チームの各人それぞれが

異なる分野でご活躍の皆さんです。

 

当初の予定では

動画を作る予定はなかったのですが

コロナ禍により

ミーティングが出来なくなったため

オンラインで打ち合わせをしていた際に

製本に先立って動画を作ろうということになり

試行錯誤して編集したという経緯があります。

 

素晴らしいご縁により

郷土の誇れる伝説を

未来へ語り継ぐ取り組みを

進められていることを

大変うれしく思います。

 

久しぶりに

えほん動画を見返してみましたが

色々と悪戦苦闘した甲斐が

あったと感じます。

 

十和田湖伝説に関連してですが

お弟子さんの太陽さんの発願(ほつがん)により

龍王像と龍女像を

有縁の仏師さんに製作していただき

南祖法師(なんそほっし)尊像と

同じお堂にお祀することとなりました。

 

この件については

後日改めてご案内いたしますが

ここ1〜2ヶ月程

お弟子さんの太陽さんは

龍王像と龍女像を奉納するにあたり

あちらこちらへ

調査や参詣に赴かれておりました。

 

太陽さんの浄行もまた

後世へ当地の伝説を伝えたいとの

尊いお心を糧としたものでして

とても素晴らしいことと感じます。

 

年越しに向けての思案

今月末は例年通り

除夜の鐘を撞かせていただきます。

 

そこで色々と考えておりまして

今回からはご都合のよろしい方に

年越しのお手伝いを

いただきたいと考えております。

 

当山では除夜の鐘を

大晦日11時半から撞いております。

 

この数年は

現住職が1人で108回

撞いていたのですが

今回から何名かで

108回を撞いてはどうかと

思案しております。

 

詳細は全くの未定ですが

良い年越しを出来るような

形にしたいと思います。

 

絵本の校正が終わりました

絵本づくりクラウドファンディングは

ご支援の受付を終えて以降

ご支援者の名簿確認や

印刷に向けた最終チェック

返礼品の準備などをしてまいりました。

 

最終印刷の前に業者さんから

見本として絵本を一冊

送っていただきました。

 

再度目を通しまして

さらに修正を重ね校了とし

印刷を正式に発注していただきました。

 

今後の段取りですが

ご支援下さった皆様へ

お届けする絵本と返礼品が

20日頃に出揃う予定で

それからご祈祷して発送となります。

 

最終週には

お手元に届けられるかと思いますので

ご支援者の皆様

もうしばらくお待ち下さいませ。

 

棟札をしたためる

当山では

新本堂の上棟式(じょうとうしき)を

来年3月に控えております。

 

上棟式では

お堂の建立の趣旨や願意などを記した

棟札(むなふだ)という木札を

設えて儀式が執り行われます。

 

真言宗における棟札は

祈祷札でもあります。

 

棟札は

屋根裏に納められるものです。

 

一旦屋根裏に

納められると1〜200年以上は

人目に触れることはありません。

 

今回の本堂改築にあたっては

3枚の棟札を用意するのですが

本日全て書き上げさせていただきました。

 

当山で所蔵する江戸期の棟札の書式や

研究資料を参考にさせていただきつつ

どのような文言にして

どのような書式にするのか

ここ何年か思案していたのですが

本日改めて熟考したうえ決定し

全てしたため終わることが出来ました。

 

棟札は

人目に触れるものではないのですが

とても重要な意味をもつものです。

 

棟札を書くことは

とても大きな責任があることと

捉えておりました。

 

それだけに

ひとつ大きな役目を

果たすことが出来

肩の荷がひとつおりたように感じます。

 

棟札は

年末年始のご祈祷の際に

設えさせていただいて

祈りを込めさせていただきたいと思います。