早いもので
東日本大震災から
10年が経ちます。
あの時に得た
多くの教訓は
今もなお
大切にすべきものばかりです。
今日を過ごせることは
ありふれたものではありません。
あの時
拙僧(副住職)は
一日一日を
大切に過ごす大切さを
痛切に感じ
現在にいたるまで
肝にめいじています。
物故者の方々の
安らかなることを
あらためてお祈りいたします。
現在当山では
本堂建替に向けて
着々と準備が進められています。
本堂建立は
願いを託す浄行ともされます。
今向き合わせていただいている
大きな歴史的節目にあたり
今を生きる私たちが
しっかりとおもいを込め
未来に託していきたいと思います。
気がつけば
春彼岸まであとわずかです。
ということで
大急ぎで春彼岸にお渡しする
寺報『おてら通信』(34号)を
作成して入稿の準備をしました。
『おてら通信』は
季刊しており
小正月
春彼岸
お盆
秋彼岸
に発行しています。
年に4度の発行なので
作り始めてから
本年で9年になります。
考えてみると
よく続けてこられたものだと
思う所もございます。
大したものではありませんが
お参り下さった皆様への
“お手紙”のつもりで
作っているものなので
お運びの際は
是非お取り下さい。
本日は強風のため
立木伐採工事が早いうちに
中断となりました。
ですが
ここ連日動画をアップしているので
この流れを切らさない方が
良いだろうと思いまして
本日の様子をアップしたので
よろしければご覧下さい。
お寺の象徴的な木であったイチョウが
本日の工事で伐採されました。
このイチョウは
当山所蔵の棟札によると
享保年間に当山を中興した
快傅(かいでん)上人により
植えられたものと考えられます。
とても大きなイチョウでしたが
職人さん方の丁寧な作業により
倒されました。
伐採したイチョウは
製材していただき
新本堂で使われる
仏具などの法具に
仕立てていただきます。
イチョウの伐採の様子を
動画に納めたので
よろしければご覧下さい。
お寺の“シンボル”のような存在だった
正面(東側)の杉が
伐採されました。
その様子を
映像におさめましたので
ご覧いただければと思います。
本日は立木伐採工事がお休みでした。
立木伐採工事は3月3日から
取り掛かっていただいていますが
職人さん方のおかげで
作業がかなり進められ
境内の景観も随分
変わってまいりました。
その様子を
上空から撮影してみたので
よろしければご覧くださいませ。
たまたまですが
ここ何日かは
“動画がブログ”のようになっています。
ブログのような動画を
「ブイログ」と称するそうですが
その意味が分かったように思います。
本日も短い動画を編集できたので
よろしければご覧ください。
動画に付した字幕でも触れましたが
現在伐採していただいている木々は
予想していたよりずっと古いようです。
「植樹」することは
祈りを捧げることでもあります。
承安元年(1171)5月に
普賢院を開基(中興)された
行海上人は
七つ星になぞらえて
杉を植えたと伝えられます。
七つ星は北斗七星のことで
仏道では息災の象徴でもあります。
つまり
行海上人は世の平安を願い
杉を植えられました。
当山が所蔵する
江戸期の棟札をみると
杉は「杦」と表記されています。
木へんに久しい「杦」という旧字は
杉に込められた願いの一端が
垣間見られるように思います。
とわの平安を願い
杉を植樹するという
祈りのあり方が
あったのだろうと思うのです。
享保年間に当山を中興された
快傅(かいでん)上人は
七崎山(現在の七崎神社の地)と
当山に2000本の木を植えたと
江戸期の棟札に記されています。
植樹することの意味合いは
現代に生きる私たちには
ピンと来にくい
切実なものがあったのだろうと
推測されます。
後で職人さんが
伐採した古木の年輪から
年代を推定して下さるそうです。
当時の住職が祈りを込めて
植樹されたものでしょうから
推定年代ではありますが
当山史の中に
しっかりと留めたいと思います。
昨年以降
テレワークが
一気に普及しました。
まだまだ
研究が必要ですが
回数を重ねるごとに
スムーズになってきたように思います。
昨年と本年は
オンラインでの発表もあり
プレゼン方法について
試行錯誤しながらも
何となく自身の「型」が
定まってきました。
昨日と本日も
オンラインでの
ミーティングがあったのですが
場所は違えども
同じ時間を共有できることは
これからの時代において
一層定着する
コミュニケーションの
ひとつの形であることは
疑いのないことといえるでしょう。
教育現場も
オンライン環境が整えられ
大転換が図られています。
リアルとオンラインの
ハイブリッドなあり方が
小中学生の世代の子どもたちには
当たり前である未来は
一体どのようなものなのでしょうか。
オンラインツールを
活用することは
情報伝達や発信において
ものすごく便利です。
ですが
同時に複数を使いこなすのには
時間と手間がかなり必要だという
実感があります。
当山では映像として
情報をストックすることに
注力していますが
まだまだ力不足なため
結構な時間をさいております。
コロナ禍のため
以前のように
気兼ねない移動が
難しくなって以降特に
映像による情報伝達の意義を感じ
お寺の行事であったり
本堂建替事業の進捗状況についてを
中心に動画をあげております。
本日も
立木伐採工事の様子を
短い動画に編集してみました。
当山では
多くの有縁の方が
見慣れた光景が
大きく変わろうとしています。
変わった光景は
「思い出の光景」に
戻ることはありません。
当地にいなくとも
点と点を結んで
線として移ろいを見られる
一助となればとの思いで
作っているので
ご覧いただけると幸いです。
境内の立木伐採工事が
本格化しました。
本日は北側の
境内墓地周辺にそびえていた
大きな杉6本と
ケヤキ1本が
職人さん方により倒されました。
それにしても
職人さんは凄いと感じさせられます。
練磨された技術と
積み上げられた経験があってこその
お仕事なのだと思いました。
工事による
境内の景観の移ろいを
記録として映像に納めるべく
本日の動画をアップしました。
毎日は難しいと思いますが
出来る限り
臨場感を感じていただけるよう
日々の様子をお伝えしたいと思います。
立木伐採工事が始まりました。
本堂建設地には鉄板が敷かれ
重機の通路が用意されました。
また
本日はハナレ側面の杉が
数本伐採されました。
当面の間は
工事車両が出入りするため
駐車場上スペースへの
出入りはご遠慮下さるよう
お願いいたします。
本日は
合葬墓建立や
斗南藩供養所建立を
ご担当下さる番地石材店との
打ち合わせもありました。
かなり準備を
進めて下さっており
とても頼もしく感じます。
今月は始まったばかりですが
年度末ということもあり
様々な予定が立て込んでいます。
しばらくの間
原稿締切や行事や会議や発表が
続いたためかなり寝不足なので
今月はリズムを立て直して
過ごしたいと思います。
2/28午後1時から
本堂建設委員会施工部会があり
これまでの経過や
今後について話し合われました。
同日は
七崎観音ご開帳の日でもあり
午後8時からは「おこもり法要」
ということで
とても慌ただしくしていましたが
施工部会の役員の皆様のおかげで
無事に会議が終わりました。
明日から立木伐採のため
工事車両が入ります。
西面、東面、北面の順に
伐採していく予定です。
東面の杉とイチョウの一部は
再利用されることになりました。
杉は新本堂の屋根の部材として
使っていただきます。
イチョウは製材した後
再利用させていただきます。
ここしばらく
あれやこれやで
バタバタだったので
少し休もうと思ったのですが
今月8日だと思っていた発表が
実は今月4日(明後日)だったという
衝撃的事実に気がつきました。
また気合を入れ直して
急いで準備をしたいと思います。