遥拝団参(ようはいだんさん)という
新しい形の本山参りのご提案の通知が
本山の長谷寺(奈良県桜井市)より
届きました。
本山の積極的な取り組みは
とても参考になります。
本山の団参(団体参拝の意)の
様式にも新たな風を
吹かせることになった
“ウイルスインパクト”。
大きな変化が
“伝統的な世界”においても
顕著になってきたと感じます。
遥拝団参(ようはいだんさん)という
新しい形の本山参りのご提案の通知が
本山の長谷寺(奈良県桜井市)より
届きました。
本山の積極的な取り組みは
とても参考になります。
本山の団参(団体参拝の意)の
様式にも新たな風を
吹かせることになった
“ウイルスインパクト”。
大きな変化が
“伝統的な世界”においても
顕著になってきたと感じます。
八戸は青空が広がり
暑い一日となりました。
当山有縁の方の葬儀を
つつしんでご一緒させて頂いた後は
オンラインで超宗派の有志の皆様と
お寺の運営について研修会。
葬儀を終えてお寺に戻って
着替えをして
すぐに研修会に合流し
画面越しに全国各地の方と
同じ時間を共有できる状況は
まさに新しい生活様式といえます。
新しい生活様式でいえば
最近の葬儀や法事のあり方も
すっかり変わり
それがある程度
定着してきたように感じます。
それが良いかどうかは
意見が分かれる所だと思いますが
昨今の状況に関わらず
「必要な変化」も
一部あると感じています。
このような時だからこそ
ご供養の本質について
あらためて向き合い
日々のお勤めに励みたいと思います。
製作をお願いしていた
金銅の聖徳太子像の台座が
完成したとの
連絡をいただきました。
これまで聖徳太子像は
観音堂にお祀りされていましたが
立ててお祀りするには
安定感がなく
少しの振動でも
倒れてしまうような
状態でした。
本堂建替にあたり
色々とご協力いただく
壺中堂(こちゅうどう)さんの
ご厚意により
台座を製作して下さいました。
台座にお立ちになると
雰囲気もガラリと変わるもので
とても厳かになったと感じます。
こちらのお像は
9月末に当山に
“凱旋”する予定です。
所有しているカメラを整理して
様々な機材を駆使して
オンラインで使うための
“研究”を重ねています。
この“研究”に
かなり苦戦しております。
オンライン関係の機材全般が
4〜5月頃とても品薄で
その頃注文したものが
ここ最近になり
ようやく届けられました。
接続しようとすると
ケーブルが足りなかったり
入力端子が違っていたり
アダプターが紛失していたりと
細々としたことが
次から次へと出るなどなど
四苦八苦しながらも
何とか形になってきました。
使いながら経験を積みつつ
オンラインでの取り組みの質を
向上させていきたいと思います。
寺子屋ワークショップ
写経カフェを
7/25に開催します。
ウイルス感染予防のため
今回は少人数での開催とします。
あと若干名
ご参加頂けますので
参加をご希望の方は
ご連絡下さいませ。
日時:令和2年7月25日(土)
時間:午前10時〜正午頃
会費:1500円
会場:ふれあい豊山館
定員:12名程
※マスク着用をお願いします。
※定員に達した後はキャンセル待ちとさせて頂きます。
※お納め頂く会費の一部はアーユス仏教国際協力ネットワークに寄付させて頂きます。
※筆、硯、用紙はお寺で用意します。
※前回参加された方は、お手本をお持ち下さい。
※使い慣れた小筆、硯のある方はお持ち下さい。
文化8年(1811)以来
二百余年振りの本堂建替のため
現本堂は10月に解体されます。
そのため
本年秋彼岸を終えて
すぐに引越作業を行い
ふれあい豊山館1階に
仮本堂を設営します。
9月29日には
完全に設営を終えたいと
考えております。
仮本堂設営以降
新本堂が完成するまでの間
全ての法務は仮本堂にて
お勤めいたします。
予定ですと
令和4年秋の完成を
見込んでいるので
仮本堂は約2年間
設営されることになります。
もうすぐお盆。
お盆を終えると秋彼岸。
現本堂で
二百年以上重ねられてきた
季節の行事も
残すところあとわずかです。
ウイルス感染が
なかなか収まらない状況で
お盆に遠方から帰省するのが
難しい方もいらっしゃると思いますが
有縁の皆様には
現本堂がその姿を留めているうちに
ぜひお運びいただいて
ご参詣いただければと思います。
以前当地の「古代」について
当山の縁起にも触れながら
少しばかり書いたことがあります。
▼コチラがその記事です
先の投稿記事にも触れていますが
当地には縄文後期の遺跡が
当山の近くで発掘されています。
その遺跡は
喉平(のどひら)遺跡と
いわれるものですが
祭祀に用いられたと見られる
土偶も出土しています。
縄文時代後期とは
4000年〜3000年前に
該当する時代区分です。
中国でいうと
“伝説”ともされる夏(か)
そして殷(商)の時代です。
色々なご縁があり
縄文時代について
学ばせていただく
きっかけがありまして
調べを重ねていくと
とても興味深いことが多く
かなり深いものを
感じさせられます。
縄文時代には
確かに当地に住人がいた
ということが明らかであることは
よくよく考えると
凄みのあることだと感じます。
その時間の連なりに
今があるという視点でもって
「歴史」を捉えてみることで
見えてくるものも
あるように思います。
“体を休めつつ”
地元の小中学校へ
保護司会の
「社会を明るくする運動」
作文コンテストのお願いにあがり
保護司会の報告書を作成して提出し
“体を休めつつ”
午後は八戸の市役所の方と
新倉庫と取得地の
固定資産税非課税申告の
手続きについてお話を伺い
“体を休めつつ”
法務局へ必要書類を取りに行き
証書で不明なことがあったので
市役所と県庁にお聞きして
“体を休めつつ”
葬儀の打ち合わせと
準備を進めるといった本日。
大分体調が
良くなったようにも思いますが
どうもスッキリせずといった感じです。
ウイルスの症状では
なさそうですが
万が一を考え予防に力を入れて
過ごしております。
先にも触れましたが
本日は新倉庫と取得地の
固定資産税の手続きがあり
申告に必要な書類の準備に
早速取りかかりました。
お伝え頂いた必要書類の中に
「法人設立認証書」というものがありました。
当山で保管している書類に
法人設立認証書がないため
県庁に問い合わせることに。
実は以前から
この書類と県庁に提出している寺院規則を
きちんと確かめたいと思っておりました。
寺院規則については
何度か総代人数に変更が加えられており
どの時点のものが提出されているか
あやふやな所があったりしますし
今後は実態に合った形に
手直しする必要を感じていたので
この機会に
設立認証書と一緒に確認したいと思います。
少し余談ですが
最近は青森の三内丸山遺跡を
訪れたいとの思いがあります。
ご縁があり
論語を学ばせて頂いているのですが
それに触発され古代史について
興味を持ちまして
そこからさらに
縄文時代に魅せられております。
三内丸山遺跡は
縄文時代前期中頃〜中期末
つまり約6000〜4000年も昔の
日本最大級集落跡です。
設立証書や寺院規則の確認のため
青森市に行くことになったら
三内丸山へ行こうとの思いを
内に秘めながら
県庁の担当の方に色々教えて頂いた所
郵送による書類のやり取りで
謄本を取得出来るとのことでした。
三内丸山遺跡への
思いを勝手に膨らませていたのですが
もう少し状況が落ち着いてから
じっくりと訪ねなさいとの
言葉なきメッセージだと
前向きにとらえたいと思います。
そんな
“体を休めつつ”な一日でした。
本年3月より
普賢院においでいただいている
お弟子さんの中野太陽さん。
元ボディービルダーという
印象的な経歴をお持ちの
心優しきヒジリです。
本年3月25日に
東京の護国寺で出家の儀式である
得度式(とくどしき)を終えられ
その認可証である度牒(どちょう)が
つい先日宗務所より届けられました。
頼もしきお弟子さんの
僧侶としてのお歩みが
着実に進められていることを
嬉しく思います。
話は変わりますが
最近葬儀や法事が立て込み
重要な会議も重なったせいか
本日は朝から
ひどく疲れを感じて
体調が優れませんでした。
暑い中マスク着用して
お勤めをしたこともあり
体力の消耗が激しのかもしれません。
4月から全てのお勤めは
マスク着用で行っていますが
「呼吸の間のとり方」が
大切だという結論に至りました。
現行のお勤めは
以前までとは多少異なる
間のとり方で行っているため
まだ体力的負荷が
大きいようにも感じます。
葬儀や法事では
県外からおいでの方と
ご一緒する機会もあるので
万が一ウイルスに感染していたら
ということも頭をよぎります。
予防には力を入れているので
ウイルス感染の可能性は
とても低いと思いますが
このご時世ですと
少しでも体調を崩すと
ウイルスの心配をしてしまうのは
拙僧(副住職)だけではないかと思います。
とにかく
体を休めながら
予防にも力を入れつつ
前を向いていきたいと思います。
本堂建設委員会の会議が
開催されました。
これまでの経過と
今後の予定について
審議がなされ
有意義な会議となりました。
本堂解体をご担当頂く
業者さんも決議され
さらには解体の予定も
目処が立ちました。
秋彼岸を終えて
すぐに引越作業を仕上げ
10月初頭に現本堂解体
というスケジュールで
事業が進められる
予定となりました。
通常の法務は
止められないので
無理なく引越作業と
仮本堂設営作業を
秋彼岸後に仕上げられるように
出来ることは
早くから済ませたいと思います。