震災から9年

東日本大震災で

亡くなられた方々の供養と

被災地復興の祈願である

命灯会(みょうとうえ)

開催しました。

 

命灯会で用いられた

青いロウソクは

気仙沼の工房で作られたものです。

 

本年は

ウイルスの感染拡大防止のため

あまりお声がけしませんでしたが

そのような中でも

お運び下さった皆様と共に

3.11の祈りのひとときを

過ごさせて頂きました。

 

目に見える形で

本堂建替事業の打ち合わせが

具体的かつ細やかになってきました。

 

本堂建替事業と一言で言っても

内容には多くの項目があります。

 

本日は本堂裏の

整地の打ち合わせがありました。

 

伐採した木の

抜根を行って

地をならして頂きます。

 

少しづつですが

目に見える形で

事業が進んできたように思います。

 

3月11日に震災物故者供養・復興祈願を行います

3/11午前11時から

当山本堂にて

東日本大震災物故者供養

ならびに復興祈願の

お勤めをいたします。

 

祈りをご一緒頂ける方

ご都合のよろしい方は

是非お運び下さいませ。

 

ご参列の方には

ロウソクを献灯して頂いて

祈りを捧げて頂きます。

 

当日用いるロウソクは

命灯会(みょうとうえ)ロウソク

という青いロウソクです。

 

このロウソクは

気仙沼の工房で作られたもので

慰霊への願いや

復興への願いが

込められております。

 

昨年は

イベントと抱き合わせての

開催でしたが

本年は法要のみの開催となります。

 

おいで頂ける方と共に

祈りを捧げさせて頂きます。

 

春の味覚

春を感じる一日。

 

朝夕の厳しい寒さもないせいか

体がよく動きました。

 

今年は暖冬だったためか

早くも本堂裏に

フキノトウが沢山

生えております。

 

力を持て余している

子ども達が

フキノトウを

収穫してくれました。

 

天ぷらにしてもらい

春の味覚に舌鼓。

 

季節を感じながら

励ませて頂きました。

 

おもいを廻らせるおやつクラブ

お寺からの

「おそなえ」を

「おさがり」として

「おすそわけ」する

おてらおやつクラブ。

 

当山では月に一度の頻度で

取り組ませて頂いております。

 

法事や行事などで

捧げられたお供物の

ひとつひとつに

込められた“おもい”が

社会に廻らせられる

素敵な取り組みであるゆえ

当山では趣意に賛同し

取り組みを始めて

数年になります。

 

小さなことかもしれませんが

継続することが大切なことだとも

感じております。

 

今に活きる設計に思う

ふれあい豊山館の1階には

100畳の広間があり

多用途に用いられています。

 

こちらの広間には

仕切り壁を入れることが出来

60畳と40畳に分けて

使用することが出来ます。

 

これまでは

仕切る機会は

あまりありませんでしたが

最近は諸事立て込むこともあり

会場を仕切って使う頻度も

高くなってまいりました。

 

ふれあい豊山館は

建設されて約20年になります。

 

当時における

将来を見据えての設計が

大いに活きていることを実感します。

 

新本堂の設計も

しっかりと将来を見据えて

取り組まなければならないとの

思いを新たにしております。

 

▼平常時

▼仕切った時

修繕を終えた子安地蔵

昨年末に

弘前の仏師・小堀寛治さんに

修繕をお願いしていた

子安地蔵像の修繕が

終わったとのご連絡を頂いたので

弘前へお迎えに行ってまいりました。

 

子安地蔵は

子安様(こやすさま)と通称され

当地域では親しまれている

お地蔵様です。

 

あちらこちらが

壊れていたお仏像でしたが

丁寧に修繕して頂いたおかげで

いっそう柔和な雰囲気を

まとわれた子安様に

なったように感じます。

 

こちらの子安様は

新本堂の地蔵堂にて

お祀りする予定です。

 

それまでは

位牌堂の前方祭壇スペースに

お祀りいたします。

 

子ども達が健やかなることや

先立った幼い子ども達が

安らかであることを

願いとして託された

尊いお地蔵様なので

お運びの際は

是非お参り頂ければと思います。

 

▼修繕前

 

▼修繕後

ITについて学ぶ

ハナレにて親しい方々と

研修としてITについて

学ばせて頂きました。

 

とても良い刺激を

もらったように思います。

 

現代において必要な

学びのひとときだったと

感じています。

 

学び得たことを

早速実践していきたいと思います。

 

新倉庫の工事が終わりました

本堂裏手の新倉庫の

建設工事が終わりました。

 

来週には

八戸市の検査が行われ

それが終わると

棚を用意して

搬入の準備を開始します。

 

この新倉庫を建てるにあたり

用地取得や農地転用などの手続きが

難航して約2年の歳月がかかりました。

 

多くの方のご協力のおかげで

本堂建替事業における

大きな一歩を

踏み出すことが出来ました。

 

まだまだ先は長いですが

着実に前進させたいと思います。

 

斗南藩縁故者のご供養に思いをはせて

当山には

会津斗南藩(となみはん)の

縁故者の墓石が16基現存します。

 

位牌堂にも

当山にて弔われた方々の

戒名が列記された位牌が

祀られており

激動の歴史を今に伝えます。

 

当山の本堂建替事業における

境内整備の一環として

会津斗南藩縁故者の墓地を

整備して供養碑を建立したいと

考えております。

 

また

位牌についても

思う所がありまして

「会津斗南藩縁故者諸霊位」

という文言で新たに1基を

建立することといたしました。

 

後世においても

確かに残された足跡に

思いがはせられながら

ご供養して頂きたいと思います。