お寺イルミネーション

当山にご奉納された

イルミネーション。

 

「普賢院さんに

使っていただきたい」と

お納め下さったのは

五戸総合病院の

故・田口順先生の奥様です。

 

田口先生は

一昨年ご逝去されました。

 

五戸町上市川の田口邸は

素晴らしいイルミネーションで

とても有名な邸宅でした。

 

子どもたちのために

地域を明るく照らしたい

との思いから

田口ご夫妻は

毎年イルミネーションに

取り組まれていらっしゃいました。

 

温かな思いが託された

イルミネーションを

有志のご協力を得て

境内に飾らせて頂きました。

 

点灯の期間は未定ですが

毎晩10時まで灯させて頂きます。

 

ささやかな冬のレジャー

今朝起きると

外は雪景色。

 

子どもたちは大喜びで

一緒に外で雪遊び。

 

登校・登園前の短い時間に

足跡をつけて雪上に

図柄を描いたり

雪だるまを作ったりと

“冬のレジャー”を堪能しました。

 

日中は晴れるようなので

今朝の雪は大方

無くなるようなので

少しの時間だけでも

子どもたちと

雪遊びが出来て

良かったと感じます。

 

話は変わりまして

明日12月21日は

「納めの大師(だいし)」といって

1年最後の弘法大師空海上人の

ご縁日にあたります。

 

弘法大師は

当山の宗祖です。

 

その尊い1日に本年最後の

寺子屋ワークショップ『お寺ヨガ』が

開催されます。

 

またその際に

本年最後のおてらおやつクラブ

発送作業も行います。

 

参加者募集中なので

ご興味をお持ちの方

ご都合のよろしい方は

是非ご一緒下さいませ。

 

▼12/21『お寺ヨガ』イベントページ

参加者募集中です!

https://mytera.jp/calendar/寺子屋ワークショップお寺ヨガ/

 

1年を振り返りつつの会計監査

本日は当山総代長はじめ

各会計・監事の役員の皆様に

お集まり頂き

午前は当山の一般会計・特別会計の監査

午後は本堂建設委員会の会計監査が

行われました。

 

実に沢山の方々により

当山が支えられているということを

振り返させられながら

会計監査の時間を

ご一緒させて頂きました。

 

長時間に渡っての監査でしたが

役員の皆様のおかげをもち

無事に終えることが出来ました。

 

来年初頭に檀家の皆様に

お届けする決算報告書を作成し

近日中に印刷が発注されます。

 

年末は決算報告書の他に

寺報(じほう、お寺の新聞の意)

『おてらだより』(毎年1回年始に発行)

『おてら通信』(正月、春秋彼岸、お盆に発行)

の原稿を作成して

正月を迎えるまでに

仕上がった状態で

お寺に届くよう

手配しなければなりません。

 

寺報というのは

有縁の皆様への「お手紙」でもあると

常々感じているので

本年を振り返りつつ

かつ新年を思い描きつつ

心を込めて原稿を用意したいと思います。

 

当たり前のことですが

年末の雰囲気が

日に日に増しております。

 

当たり前のことを“当たり前”に

感じさせて頂けることは

とてもありがたいことでもあります。

 

年末の雰囲気を

目一杯感じさせて頂きつつ

年末の日々を過ごしたいと思います。

 

稲荷大明神の厨子を新調して頂きました

お稲荷(いなり)様として

親しまれる

稲荷大明神(いなりだいみょうじん)を

お祀りする厨子(ずし)を

五戸町の五戸木工さんにお願いして

新調して頂きました。

 

観音堂にお祀りされていたものですが

スペースの関係もあり

現在は位牌堂に安置しております。

 

新本堂では

再び観音堂にお祀りされる予定です。

 

お稲荷様は古くから

五穀豊穣(ごこくほうじょう)

家内安全

商売繁盛などなど

諸願成就の祈りが

捧げられてきた尊格です。

 

これからも祈り継いで

まいりたいと思います。

 

情報発信について学ぶ

拙僧(副住職)が

籍を置いている

現代教化研究所の

本年最後の所内会と

外部講師をお招きしての講習会に

行ってまいりました。

 

講習会では

広報・宣伝について

遠藤洋氏にお話して頂きました。

 

現代において

「伝える」ことの大切さを

改めて学ばせて頂く良い機会であり

当山においても資するものであったと

感じております。

 

情報発信ということで

1年を振り返ると

寺報(じほう(お寺の新聞))を発行し

おてらブログも日々更新し

ポータルサイト【まいてら】に

当山のページを開設し

催事の様子等の動画を作成(youtube)等

意識的に取り組むことが出来ました。

 

当おてらブログは

コツコツと「日々更新」を始めて

もうすぐ3年となります。

 

継続する中で

得ることが出来たことも多く

継続することの大切さを実感します。

 

多種多様なハナレのひととき

一昨年にリフォームした

当山庫裡(くり)のハナレ。

 

庫裡としてのみならず

ワークショップの会場として

懇談の空間として

和みの場として等

様々に活用しております。

 

12/14午後は知人の方が

新たに構想されている内容について

話を聞いた上での意見が欲しいとのことで

ハナレでミーティングが開催されました。

 

多様なご縁が交差して

多様な時間が紡ぎ出されていることを

嬉しく感じます。

 

ハナレの活用について

あれこれとご要望やアイディアが

寄せられているので

試行錯誤を重ねたいと思います。

 

新本堂に掲げられる八祖図と十六善神図

新本堂内陣に掲げる

真言八祖(しんごんはっそ)図が

早くも出来上がりました。

 

真言密教を傳承された

龍猛(りゅうみょう)菩薩

龍智(りゅうち)菩薩

金剛智(こんごうち)三蔵

不空(ふくう)三蔵

善無畏(ぜんむい)三蔵

一行(いちぎょう)阿闍梨

恵果(けいか)阿闍梨

弘法大師

の八名の高祖を

真言八祖といい

八大高祖ともいいます。

 

素敵に仕上げて頂いた八祖図は

新本堂が出来てから

掲げさせて頂きたいと思います。

 

さらに

新本堂建替にあたり

制作をお願いしていた

般若十六善神(はんにゃじゅうろくぜんじん)

の掛軸も届けられました。

 

こちらも

新本堂が出来てから

掲げさせて頂きたいと思います。

 

時代の荒波を生き抜く人材を育む豊崎中学校の挑戦

八戸市では

「地域密着型教育」に取り組んでおり

学校・家庭・地域社会が

連携し、協力して

地域に貢献できる学校作りを

推進するためのしくみ

[『広報はちのへ』平成26年11号]

であると説明されております。

 

当地域の豊崎町も

教員・保護者・地域関係者で

地域学校連携協議会

(以下、地学連)を

立ち上げており

拙僧(副住職)も微力ながら

中学校の地学連委員を

勤めさせて頂いております。

 

12/13午後7時より

豊崎中学校にて協議会が開催され

中学校の校長先生・教頭先生から

学校としての理念や方針や

実際の取り組みなどについて

ご丁寧に説明頂いた後に

意見交換をさせて頂きました。

 

拙僧(副住職)が感じたのは

「覚悟」と「情熱」を持たれ

先生方が諸事取り組まれて

いらっしゃるということです。

 

「覚悟」と「情熱」

拙僧(副住職)が現代におけるお寺の

運営を経営学的視点を踏まえて

学ばせて頂いた時に

最も重要なことであると

教えて頂きました。

 

様々なアプローチや

フレームワークや

理論は沢山ありますが

根本的に大切な

「覚悟」と「情熱」

 

生徒数がとても少ない中学校ですが

「少ない」ことに当然善悪はありません。

 

「覚悟」と「情熱」をもち

少ないからこそ出来ること

この地域だからこそ出来ること

必要だと思われることを

積極的に企画して実践し

さらには振り返って次につなげて

いらっしゃることが

よく分かりました。

 

まかれた種が芽を出すのは

しばらく先のことだとしても

種をまきつづけることは

とても重要なことだと思います。

 

どのような大木であっても

はじめは種です。

 

先生方の思いや願いが込められ

生徒の皆さんの心にまかれた種が

しっかりと根をはり

時代の荒波・暴風にも

耐えうる大木となることを願います。

 

そのために

地域の一員として出来ることを

重ねたいと思います。

 

アフガニスタンにランドセルが届けられました

日本で役目を終えたランドセルを

アフガニスタンへ贈り

就学支援に役立てて頂く

想い出のランドセルギフト

 

本年

当山に寄せられた

94個のランドセルは

長旅の末

無事にアフガニスタンに

届けられました。

 

ご協力頂いた皆様

携わって下さった皆様に

ご報告申し上げますとともに

重ねて御礼申し上げます。

 

ワークショップと発送作業が

行われた5/3の模様を

短い動画に編集したので

ご覧頂ければ幸いです。

 

▼ワークショップ&発送作業の様子(youtube)

https://www.youtube.com/watch?v=sT9glT66VRs

 

▼当日のブログ

https://fugenin643.com/blog/新天地アフガニスタンへ/

 

神仏習合祈祷おぼえがき

先日行われた

十和田神社と普賢院の合同祈祷。

 

覚書もかねて

開催への経緯を簡単に

こちらに書き留めたいと思います。

 

今回の件は

拙僧(副住職)が昨年12月中旬に

十和田湖自然ガイドクラブの方へ

本堂建替にあたっての記念事業を

メールで相談したことに始まります。

 

十和田湖自然ガイドクラブの

皆様との素晴らしいご縁を

何かしら形にしたいとの思いがあり

連絡させて頂いた所

快くお引き受け下さいました。

 

当初は記念冊子を作ることを

第一に考えておりましたが

相談を重ねる中で

南祖法師尊像を十和田神社に

出開帳(でがいちょう)して

宮司さんにご一緒頂いて

地鎮式の作法で用いる水を

神仏習合の儀式で

御祈祷出来ないだろうかという

思いに至りました。

 

そこから実現に向け

色々な確認や準備を

とても丁寧に

お手伝い頂きました。

 

合同祈祷の開催時季は

行楽シーズンが一段落してから

ということになり

結果的に12月9日(大安)が

開催日となりました。

 

たまたまですが

当山本堂の建替をご担当頂く

業者が決定した翌日でした。

 

いよいよ本堂建替が

本格的に始まるという

実感の中での諸儀式だったので

一段と強い思いを

一つ一つの作法に

込めることが出来たように思います。

 

また今回の貴重な機会を通じて

儀式は

“おもい”を託す尊い「場」であり

“物語”と“つながる”清らかな「場」

であるということを

改めて痛感しましたし

「祈り」の尊さを

痛感させて頂きました。

 

今回の祭事に

携わって下さった全ての皆様に

改めて感謝申し上げます。

 

▼本年2月5日

十和田湖ガイドクラブの皆様が

当山においで下さいました。

 

▼本年6月19日

十和田湖“三大聖地”をご案内頂きました。

 

▼本年12月9日

十和田神社・普賢院合同祈祷を行いました。