本日より秋のお彼岸です。
当山では早朝より多くの方が
お参りされていらっしゃいました。
彼岸の一週間は
精進の一週間ともされます。
精進ついででいうと
最近は色々ありまして
玄奘三蔵について
学びを深めております。
玄奘という方は
西遊記のモデルとされる高僧で
仏教史において
偉大な功績を残された方です。
玄奘三蔵について
知れば知るほど
まだまだ精進の足りない自身に
気が付かされます。
▼昨年の団参の写真(薬師寺玄奘三蔵院)
本日より秋のお彼岸です。
当山では早朝より多くの方が
お参りされていらっしゃいました。
彼岸の一週間は
精進の一週間ともされます。
精進ついででいうと
最近は色々ありまして
玄奘三蔵について
学びを深めております。
玄奘という方は
西遊記のモデルとされる高僧で
仏教史において
偉大な功績を残された方です。
玄奘三蔵について
知れば知るほど
まだまだ精進の足りない自身に
気が付かされます。
▼昨年の団参の写真(薬師寺玄奘三蔵院)
先日の現代教化研究所で
能登、群馬伊香保、秩父へ赴いた
所外調査で立ち寄った
群馬の佛光山法水寺。
こちらは台湾の仏教寺院で
世界各地に伽藍を構えているそうです。
慈悲宝殿というお堂に
お祀りされていた千手観音像。
とても精緻で美しいお仏像でした。
千手観音は蓮華王とも呼ばれ
中国や台湾でも
大切にされた尊格だそうです。
当山では本年2月に
希峯学秀が作仏した千手観音が
確認されたということもあり
千手観音について
学びを深めさせて頂いております。
国が違えども
人々を魅了してきた尊格である
千手観音の魅力を
改めて確認させて頂いたように思います。
当山観音堂に祀られる
八体仏(はったいぶつ、十二支守護尊)の
台座には各干支の
彫刻が施されています。
仏像の観察をしていて気がついたのですが
各干支の彫刻の横には
家紋の彫刻も見られます。
この八体仏は
弘化年間(1845〜1848)に
納められたものです。
奉納当時の施主の家紋なのかもしれません。
本日も日帰りでの東京出張。
現代教化研究所の所内会に
行ってまいりました。
今回の研究発表では
量子力学や物理学と仏教に関するものでした。
拙僧(副住職)も研究員の
籍を置かせて頂いている
現代教化研究所という所は
様々な分野の先生方がいらっしゃり
毎回良い刺激を頂いております。
会議や研究発表の合間に
研究所の先輩が
今年の夏に開催された
エンディング産業展の資料を
見せて下さいました。
お弔いの形は
多種多様化しています。
昨今では
遺骨をダイヤモンドにする
ダイヤモンド葬という
お弔いがあり
徐々に人気が高まっているそうです。
本当に色々と考えさせられます。
本堂でお勤めをしていると
秋の虫の声が響くようになりました。
秋の訪れを感じます。
最近は新たな本堂での
仏像の祀り方や配置を
どうのようにするかについて
考えを巡らせております。
仏像の配置などは
設計の肝になる部分だと
個人的には捉えています。
詳細は今後詰めていくのですが
現時点の基本設計において
新たな本堂では
本堂内陣に向かって右の脇間奥に
地蔵堂を設ける予定です。
お地蔵様は
とても大切な尊格で
これまでも沢山の祈りが
捧げられてまいりました。
特にお地蔵様は
子どもとご縁があるとされ
子どもの健やかなることへの願い
子宝に恵まれることへの願い
幼くして旅立った子どものご供養や
水子のご供養などの
おもいを捧げられる方が
多くいらっしゃいます。
新たな地蔵堂では
現在本堂に祀られる子安地蔵を中尊とし
位牌堂に祀られる子安地蔵も一緒に
お祀りしようと考えております。
位牌堂の子安地蔵は
おいらせ町の古いお宅より
ご縁があって当山に迎えられた御仏像です。
この子安地蔵は修繕が必要な部分があるので
きちんとお手入れさせて頂こうと思います。
このような感じで
あれこれと新本堂について
考えさせて頂いております。
本堂建替にあたり
倉庫を建設するため
新たに取得した本堂裏手の用地の
整備が始まっています。
沢山の方のお力添えのおかげで
本堂建替事業は
着実に進められております。
この事業はいよいよ
佳境にさしかかろうとしております。
まだまだ決めなければならないことや
課題が山積しておりますが
やりがいも感じております。
しっかりと
諸事に向き合いたいと思います。
9/23の秋彼岸中日に
お手伝い頂ける方を
募集しております。
お手伝い内容は
下記の通りになります。
①位牌堂位牌壇の早朝のお膳上げ
午前7時にお寺に集合して頂き
位牌堂位牌壇の
お膳上げをお手伝い頂きます。
早朝おいで頂いた方には
お弁当も用意させて頂きます。
②位牌堂の片付け(午後)
午後2時にお寺に集合して頂き
位牌堂の後片付けをして頂いて
終了次第解散という流れになります。
終了は遅くとも4時半頃かと思われます。
①、②のいずれかでも
お手伝い頂ける方
いらっしゃいませんか?
①のみ、②のみでも構いません。
①、②いずれも
お手伝い頂ける方は
早朝の作業が終了後
午後の後片付けまで
時間がありますので
1度お帰り頂いて結構です。
ご検討の程
何卒よろしくお願い申し上げます。
お手伝い頂ける方
いらっしゃいましたら
下記アドレスまで
ご連絡下さいませ。
fugenin643@gmail.com
当山では
正月と春秋彼岸とお盆の年4回
「おてら通信」という
寺報(じほう)を発行しています。
おてら通信は
今秋で28号となります。
印刷の関係もあり
本日仕上げなければ
秋彼岸の入りに間に合わないため
やや焦りながらも
今号を仕上げることが出来ました。
おてら通信の原稿が仕上がると
いよいよ季節の行事を
迎えるという気持ちになります。
年4回発行して今秋が28号なので
創刊して7年が経つことになります。
大したものではありませんが
きちんと続けられてきたことは
とても意味があることだと感じています。
現在の本堂は
200余年もの役目を終え
来年に取り壊されます。
もうすぐ現在の本堂で迎える
最後の秋彼岸です。
当山観音堂には
様々な尊格が祀られます。
向かって左側に祀られる
一体の大黒天。
この大黒様には
「湯殿山大日坊」との
文字が記されております。
大日坊とは
山形県鶴岡の湯殿山にあるお寺です。
詳細は不明ですが
そちらから勧請された
大黒様だと思われます。
湯殿山大日坊と当山はご縁があり
拙僧(副住職)曽祖父である
長峻大和尚が住職を
務めたことがございます。
その際に当山に
迎えられたのかもしれませんし
それより以前のものかもしれません。
とても綺麗な御仏像ですので
当山にお参りの際は
是非ご縁をお結び下さいませ。
9/9〜9/11の日程で
拙僧(副住職)が研究員の籍を
置かせて頂いている
現代教化研究所の所外調査のため
能登、伊香保、秩父へ
行ってまいりました。
9/9は羽田より早朝のフライトで
能登へ行くことになっていたため
前日に上京し浜松町に泊まったのですが
猛烈な台風の影響で
9/9早朝は交通機関が
完全にマヒしてしまい
出発が危ぶまれましたが
何とか羽田にたどり着き
出発することが出来ました。
聖域の岬(珠洲市)
坂東第16番札所の水澤観音
台湾仏教寺院の法水寺
平沼弥太郎氏が設立した鳥居観音
道教のお堂である聖天宮など
各所に赴かせて頂きましたが
今回も有意義な学びの機会となりました。