本年のお盆の寺報が出来ました

お寺で発行する新聞を

寺報(じほう)といいます。

 

当山では

年1回年頭の『おてらだより』

年4回(正月、春秋彼岸、お盆)の『おてら通信』

をこれまで発行しておりましたが

本年夏より

年1回お盆に発行する『寺子屋だより』も

発行することにいたしました。

 

お盆に発行する

『おてら通信』と『寺子屋だより』の

印刷が終わり当山に届きました。

 

『おてら通信』23号

『寺子屋だより』創刊号。

 

気楽に作っておりますので

有縁の方もお気楽に

お読み頂ければと思います。

 

堂内各所に置きますので

当山においでの際は

お取りくださいませ。

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8/16午後1時よりお盆法要を厳修します

8/16は当山本堂にて

お盆法要をお勤めいたします。

 

導師は壇上にてお勤めさせて頂き

その間にご参列の皆様には

お念仏をお唱え頂きながら

数珠回しをして頂きます。

 

お盆には

それぞれのお宅に

ご先祖様が里帰りを

されるといわれます。

 

お盆法要は

「お帰り」になられたご先祖様が

再び浄土へと「出発」されるにあたり

ご供養の真心を運ばせて頂くものです。

 

この法要は

どなた様でもご参加頂けます。

 

法要後はささやかではありますが

お茶やお菓子のおふるまいが

ございますので

お休みになられてから

お帰りくださいませ。

 


この日に

お手伝い頂ける方も

募集しております。

 

お手伝い内容は

①位牌堂位牌壇の早朝のお膳上げ

②位牌堂の片付け(午後)です。

 

①、②いずれかでも

結構なので

お手伝い頂ける方

いらっしゃいましたら

下記アドレスまで

ご連絡下さいませ。

 

fugenin643@gmail.com

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合葬墓と斗南藩の供養碑を考える

当山では本堂裏手墓地に

合葬墓(がっそうぼ)の建立を

考えております。

 

当山には多くの御寺院さまのように

一般分譲してお使い頂くような

境内墓地はありません。

 

当山にある境内墓地は

歴代住職の墓所と

現住職家関係の墓所と

有縁の方のお墓が2基あるだけで

檀信徒の皆様の墓地は

各地域の共同墓地か

各地霊園にございます。

 

当山の境内墓地は

スペースに限りがあるので

大きなものは建立出来ませんが

有縁の方にご安心頂けるように

出来る形で合葬墓を

建立したいと考えております。

 

まだ公な話ではないのですが

現実的な話として

建立するとすれば現在

斗南藩の方々の墓石が並べられている

場所への建立となろうかと思われます。

 

斗南藩の方々の墓石に関しては

本堂建替事業に際して

隣接地を境内地として取得する

手続きを進めているので

少し広がる境内地の部分に

墓石を移させて頂き

そちらに供養碑を建立しようという

考えを持っております。

 

斗南藩の歴史は

後世に伝えるべきものであると思いますし

ご縁があって当山で弔われた方々の

ご供養をきちんとした形で

行いたいと考えております。

 

合葬墓に関してですが

当山本堂入口脇の不動明王像を

合葬墓の本尊として

計画を進めたいと思っております。

 

こちらの不動明王像は

拙僧(副住職)の弟が

洪水で亡くなったことを契機とし

父である当山住職が

三界萬霊供養(すべての方のご供養)の

ために切実な思いを託して

造立したものです。

 

拙僧(副住職)の弟は

大雨による浅水川の洪水で

平成11年10月28日お昼頃に

濁流にのみこまれ遭難しました。

 

28日は

不動明王の御縁日でもあります。

 

そういったことも踏まえ

拙僧(副住職)の弟の

ご供養と萬霊供養のために

造立されたのが

本堂入口脇にあります

不動明王像です。

 

合葬墓の本尊として

この不動明王に

有縁の方々をお守り頂きたいとの

思いを住職も拙僧(副住職)も

現在抱いております。

 

本堂建替もあわせて

総合的な見地から

まだまだ

詰めなければならないことが

山積みですが

多くの方のお心に寄り添える形を

整えたいと切願しております。

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庭の剪定とマイナーチェンジと

造園屋さんに

境内の剪定をして頂きました。

 

まさに職人技です。

 

きれいに整えて頂きました。

 

お盆に向けて準備を進めがてら

ふれあい豊山館を

仮本堂とした際のことも

視野に入れて

物を移動したり

デッドスペースを

収納スペースにしたりと

拙僧(副住職)なりに

今出来ることをしております。

 

数年以内に実施される

本堂建替にあたり

現在の本堂が壊されて

新たな本堂が建立されるまでの間は

ふれあい豊山館1階が仮本堂になります。

 

おそらく2年弱程

仮本堂となります。

 

仮とはいえ

その間は本堂であり

山内で最も神聖な場所となるので

周到に準備をしたいと考え

出来ることから手をつけております。

 

大したことではありませんが

ふれあい豊山館1Fの

テーブルや椅子を収納するスペースに

突っ張り棚を付けてみました。

 

入って右側に2つ

入って左側に2つ。

 

使い勝手がかなり良くなりました。

 

このような積み重ねが

後々に効いてくるように思います。

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作務をお手伝い頂きました

8/7は有志の皆様に

お集まり頂いて

堂内清掃と仏器磨きを

お手伝い頂きました。

 

堂内に掃除機をあてて頂き

窓を丁寧に拭いて頂き

仏器を磨いて頂きました。

 

案の定

仏器磨きは午前中で

終えることが出来ず

一旦昼食を挟ませて頂いてからの

延長戦で無事に

終えることが出来ました。

 

当山では恒常的に堂内の

清掃は不行き届きな状態です。

 

何年も前から

拙僧(副住職)はこのことに

頭を抱えておりました。

 

そこで平成28年末より

おてらサポーター

募集させて頂き

年に何度か作務(さむ)を

行なうことといたしました。

 

まずは年に何度か

堂内清掃をするサイクルを

作ることから始めようと

考えたのです。

 

さらにいえば

ただ単に作務(清掃)を

行なうのではなく

作務を通じて

ご縁を深められるような

機会にしたいと思いました。

 

作務(さむ)とは

仏道における修行でもありますが

仏道に限らずとも

私達誰しもに身近な行いでもあります。

 

今回お手伝い頂いた皆様が

日々培われていらっしゃる

“作務の技”をお借りすることが出来

おかげさまで堂内も仏器も

きれいになりました。

 

ご参加の皆様とも

ご縁を深めさせて頂きました。

 

この時間を

ご一緒させて頂いたことに

心より感謝いたします。

 


 

▼おてらサポーター募集中です!

https://fugenin643.com/blog/おてらサポーター募集/

 

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旬をいただく

八戸の館鼻で毎週開催されている

朝市で大人気のブルーベリージュースを

ご存知でしょうか?

 

朝市では他にも

ドーナツやくじら汁

納豆など様々にご用意される

長牛悦子さんの農園に

お邪魔いたしました。

 

長牛さんには

以前よりブルーベリーが旬な時季に

家族でブルーベリー狩りに

おいで下さいとの

お言葉をおかけ頂いておりました。

 

そのご厚意に

すっかり甘えさせて頂き

拙僧(副住職)家族で

訪ねさせて頂きました。

 

初めてお邪魔させて頂きましたが

その農園はとても広く

ブルーベリーの木々には

びっちりと実がなっておりました。

 

広大ではありますが

お手入れの行き届いた様子を

拝見させて頂き

長牛さんの情熱と

お人柄を感じました。

 

木によっては味が全く異なり

様々な味わいを楽しませて頂きながら

家族でブルーベリーを

とらせて頂きました。

 

実は以前より

当山でも1、2本

ブルーベリーの木を植えようかと

個人的に考えておりまして

長牛さんには色々と

教えて頂きました。

 

子ども達も

良い夏休みの1日となり

拙僧(副住職)も

学ばせて頂いた1日となりました。

 

ご縁のある方に

お声がけ頂き

このように素敵な時間を

頂戴できることは

本当にありがたいことです。

 

お世話頂いた長牛さんに

心より感謝申し上げます。

 

素敵な時間を

ありがとうございました。

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握っているから掴めない

おてらおやつクラブの

発送作業を行いました。

 

ご供養の際にお供えされたお供物を

「おさがり」として「おすそわけ」する

活動がおてらおやつクラブです。

 

少しでもお役立て頂ければ幸いです。

 

おてらおやつクラブで発行する

フリーマガジン『てばなす』創刊号を

頂きました。

 

全国各地で当活動に取り組まれて

いらっしゃる御寺院さまの様子や

「おすそわけ」をお受け取りに

なられていらっやる方のお声など

とても参考になります。

 

このフリーマガジンに

「握っているから掴(つか)めない」

との言葉がありました。

 

タイトルの『てばなす』に通じる

言葉であることは

言うまでもありませんが

とても深みのある言葉であると思います。

 

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役員の皆様に境内清掃をして頂きました

本年も当山役員の皆様に

境内清掃をして頂きました。

 

清掃当日の8/4は

久しぶりに涼しい日和で

清掃にはもってこいでした。

 

本年は暑い日が多く

雑草がどんどんと生い茂る状態だったので

5月と7月に前もって

業者さんに入ってもらい

大掛かりに草とりを

して頂いておりましたので

短時間で行き届いた

役員境内清掃となりました。

 

境内清掃のみならず

諸事において当山をお支え下っている

役員の皆様には本当に感謝しております。

 

心も晴れやかになるような

境内清掃だったと感じております。

 

誠にありがとうございました。

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良い“あんばい”

何年か振りに

ふれあい豊山館(ぶざんかん)

1階広間(客殿)の

障子を張り替えて頂きました。

 

真新しい障子は

太陽の光を優しく拡散され

とても居心地の良い雰囲気を

演出しております。

 

それに加えて

広間入口に

本棚を置いてみました。

 

この本棚は

本堂裏の書庫で使っていたものです。

 

書庫はいずれ取り壊す予定なので

書庫内にあった本棚を

広間に移動して

刊行物等を置いてみました。

 

本棚最上段には

6月の団参で撮影した集合写真を

飾らせて頂きました。

 

当初は本堂に飾ろうと思っておりましたが

本堂内に掲示される写真は

“満席状態”で適所がなかなか見つからず

ふれあい豊山館に飾らせて頂きました。

 

とても良い“あんばい”(感じ)です。

 

ご法事の会食の際や

寺子屋ワークショップ等で

おいでになられた際に

ご覧頂ければと思います。

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夏の到来を実感する

八戸三社大祭(さんしゃたいさい)が

幕をあけました。

 

東北の夏といえば

何といっても祭りです。

 

八戸三社大祭は

豪華絢爛な27台の山車(だし)が

練り歩きます。

 

本年は当山の祖師である

弘法大師にちなんだ山車がありました。

 

善女(善如)龍王(ぜんにょりゅうおう)

という龍神伝説を題材としたのは

吉田産業の山車です。

 

この龍王は真言宗では

殊に重要な意味を持っております。

 

またこの山車には

京都の東寺の御朱印や

神泉苑(しんぜん(せん)えん)

の奉納幡も飾られており

個人的には勝手ながら

多くの山車の中でも

群を抜いて親近感がありました。

 

豪華絢爛な山車に

お祭りのお囃子に太鼓の響き。

 

今年も夏が来たという

実感がわきました。

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