ゆっくりとじっくりと

寺子屋ワークショップ

お寺ヨガが開催されました。

 

前日の大雪の影響で

ご欠席の方もいらっしゃいましたが

24名の方にご一緒頂きました。

 

静かな空間での

精進のひとときを

皆様各々にじっくりと

お過ごしになられた模様です。

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宗紋の衝立をご奉納頂きました

五戸町の志戸岸(しとぎし)に

ございます小泉建具製作所の

小泉忠さんより

衝立(ついたて)を

ご奉納頂きました。

 

五七桐(ごしちのきり)の紋が

入ったケヤキ製の立派な

衝立をご制作頂きました。

 

小泉さんには昨年春にも

輪違紋(わちがいもん)の

衝立をご奉納頂いております。

 

輪違紋と五七桐紋は

真言宗豊山派の紋です。

 

職人さんの巧みな技により

丁寧に仕上げられた

宗紋一対の衝立は

素晴らしいものです。

 

衷心より感謝申し上げますと共に

皆様にお知らせ申し上げます。

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魅せられて

平昌五輪での

羽生結弦選手のフィギュアに

魅了された方が

多かったかと思います。

 

拙僧(副住職)は

お寺での御詠歌の講習を

終えてLIVEで観戦することが

叶いました。

 

人を魅せる演技の裏には

凄まじい程の

積み重ねがあり

揺るぎない強い心が

あることは言うまでもありません。

 

困難を乗り越えての

素晴らしい演技に

すっかり魅了された

旧暦の正月でした。

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涅槃会の1日に

本年の2/15は日の出が美しく

澄んだ青空が広がっておりました。

 

お釈迦様が

“お亡くなり”になられたことを

「涅槃(ねはん)に入られた」

といいます。

 

2/15はお釈迦様が

涅槃に入られた日です。

 

当山ではこの尊い1日に

総代としてご尽力下さった方の

葬儀が執り行われました。

 

釈迦涅槃図(しゃかねはんず)という

お釈迦様が涅槃に入られた時の

様子を描いたものがあります。

 

そこにはお釈迦様との“お別れ”に

立ち会う多くの者の姿が

描かれております。

 

この情景は葬送の儀式にも

通ずるものがございます。

 

お釈迦様が最期に

お弟子様方にお伝えした

尊いみ教えで

自灯明(じとうみょう)

法灯明(ほうとうみょう)

というものがあります。

 

自身をよりどころとし

み教えをよりどころとする

ことを意味しております。

 

大切な方が旅立たれた後に

流れる時間を大切にすることは

それまでの時間や思い出を

大切にすることにも重なります。

 

更なる精進を重ねる志を

新たにさせて頂いた

2/15となりました。

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セミナーにお招きされました

少し前になりますが

2/5に十和田湖自然ガイドクラブの

方が当山にお運び下さいました。

 

3月に十和田市にて開催される

セミナーのご相談ということで

来山されました。

 

3/8に開催される

十和田湖歴史資源

ブラッシュアップセミナー

にて当山副住職は講師の1人として

登壇させて頂くこととなりました。

 

十和田湖伝説について記される

最も古い文献とされる

『三国伝記』(さんごくでんき)

について歴史学的視点より

弘前大学名誉教授の斉藤利男先生が

お話をご担当され

仏教的視点より拙僧(副住職)が

お話させて頂きます。

 

十和田湖伝説に登場する

南祖坊(なんそのぼう)は

当山にて修行されたと伝えられます。

 

そういったご縁もあり

セミナーに携わらせて

頂くこととなりました。

 

また

十和田湖自然ガイドクラブの方が

お見えになられた同日

当山有縁の方がいらっしゃいまして

ご法事のご相談とともに

講演を依頼され

3/9に三戸の剣吉公民館にて

90分程お話させて頂くこととなりました。

 

内容は何でも良いとのことでしたので

色々とお話しさせて頂く予定です。

 

3/8、3/9両日は

ご期待に応えられるように

務めさせて頂きたいと思います。

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コツコツ地道に

上京中に新幹線の車窓から

富士山が見えました。

 

写真では

分かりにくいのですが

白く雄大な姿が

何とも絶景でした。

 

宗派の研究機関の1つ

現代教化研究所に准研究員として

約月1度の頻度で

大本山である護国寺に隣接する

宗務所に行くようになり

半年が経とうとしております。

 

ありがたいことに

所内会という会議の前に

先輩方にお時間を取って頂き

研究について色々と

ご指南頂いております。

 

半年前より始まった

“研究生活”ですが

コツコツ地道に

学びを更に深めたいと思います。

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仏道のハイライト

2月15日はお釈迦様が

“お亡くなり”になられた日で

涅槃会(ねはんえ)という

お釈迦様の“ご法事”が

執り行われます。

 

お釈迦様のみ教えは

四諦八正道(したいはっしょうどう)

に代表されます。

 

四諦(したい)とは

「4つの真理」ということで

苦(く)

集(じゅう)

滅(めつ)

道(どう)

 

八正道(はっしょうどう)とは

「8つの尊いあり方」ということで

正見(しょうけん)

正思惟(しょうしゆい)

正語(しょうご)

正業(しょうごう)

正命(しょうみょう)

正精進(しょうしょうじん)

正念(しょうねん)

正定(しょうじょう)

という8つが説かれます。

 

スリランカや東南アジアでの

上座部仏教(じょうざぶぶっきょう)で

用いられる経典の多くは

パーリ語という古い言葉で

記された仏典で

四諦八正道のみ教えは

瞑想においても重んじられます。

 

四諦八正道は

“仏道のハイライト”です。

 

最近は瞑想について説かれる

パーリ仏典が注目を集めているようです。

 

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御詠歌の折本

数年前に地元から東京へ

引っ越された檀家の方より

頂戴した御詠歌の折本があります。

 

山形でご購入されたものです。

 

最上、山形の三十三観音霊場の

各所の御詠歌のみならず

西国、高野山、善光寺如来の

御詠歌も収録されたものです。

 

調べ物ついでに

ふと手に取ったのですが

こういったものが地元にも

あれば良いなと感じました。

 

県内にも観音霊場や不動霊場など

由緒ある巡礼所が幾つもあるので

御詠歌をまとめた折本が

すでに存在するかもしれません。

 

御詠歌絡みでいうと

当山では新たに御詠歌を

作ることにいたしました。

 

宝照山普賢院和讃・御詠歌と

南祖法師和讃・御詠歌を

作成いたします。

 

文言は出来ておりまして

現在は譜を仕上げております。

 

本堂建替という歴史的節目に

現在進行系で向き合っている

ということもあり

記念事業の1つとして

取り組んでおります。

 

その流れで

地元の札所の御詠歌や

新たに作られた御詠歌を

収録したオリジナル折本を

新たに作っても意義がある

ことかもしれません。

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平和の祭典

平昌五輪が開幕しました。

 

オリンピックを五輪といいますが

五輪という言葉は仏道でも

大切な言葉です。

 

ちなみに仏道でいう所の五輪は

五大(ごだい)ともいい

地・水・火・風・空の

5つを指します。

 

オリンピックの五輪は

五大陸を連ねて

世界を表現したものです。

 

仏道の五輪は

本質や真理を表す五大を連ね

「宇宙」を表現したものです。

 

オリンピックにちなんで

五輪について

お伝えさせて頂きました。

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お寺の位置を俯瞰する

今の場所にお寺を建てる際

どのように場所を定め

どのように設計をし

どのように木材を運び込み

どのように組み立てたのか等々

思いをめぐらせることがあります。

 

方角や位置にも

曼荼羅(まんだら)や風水の

思想が踏まえられることが

伝統的に多く見られますが

当山の場合もどうなのか等々

想像することがあります。

 

当山の起源は古く

約1200年もの歴史が伝えられますが

不明な部分が多く

その分ロマンがあるともいえます。

 

そもそも古くは

「言い伝え」が主流だそうです。

 

何度かの火災により

文書等多く焼失してはおりますが

お堂の位置や町のつくりから

“歴史的なもの”を感じます。

 

当山から真東にのびる道や

西、北、東と平野部を一望出来る

見晴らしの良い場所にあること等に

仏道的な意味も含めて

“意図”が感じられます。

永福寺町内

普賢院の位置と世話人担当地区