ふと昔を思う

拙僧(副住職)は

東京で大学時代を過ごしました。

 

東京学芸大学へ4年間通い

卒業後に宗門大学である大正大学へ編入しました。

 

小金井市のアパートに2年間住み

国分寺市のアパートに4年間住みました。

 

4年間家庭教師のアルバイトをし

ちょいちょいと派遣のアルバイトをし

何とかかんとか生活をしていたあの頃。

 

所属していた学科の関係上

海外にも行く機会に恵まれ

肌で異文化を感じさせて頂いたあの頃。

 

当時の自分と

現在の自分。

 

心持ちは全然違うように思いますが

あの頃の様々な経験が

今に活きていることは間違いありません。

 

受験シーズンに

ふと昔を思った拙僧(副住職)でした。

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時代の証人〜シベリア抑留〜

人に歴史あり。

 

全ての方に

それぞれの足跡があります。

 

先日、行年93歳にて

大往生を遂げられた方が

地元にいらっしゃいます。

 

その方は

大戦の最終局面にあたり

シベリアに抑留された

経験をお持ちでした。

 

大戦の最終局面に際し

シベリアの地にて

多くの日本人が抑留されました。

 

シベリア抑留で

推定30万人もの方が亡くなられたとも

伝えられます。

 

その方の葬儀の日は

とても寒い風雪の1日でした。

 

身に染みる程冷たい風は

未来を歩む我々に対する

故人様からの激励のように感じました。

 

シベリアの極寒に比べれば

“かわいいもの”です。

 

寒い風雪の中に

故人様の温かな御心を

感じさせて頂いたように思います。

 

人に歴史あり。

 

有縁の方々の足跡に

触れさせて頂きながら

多くのことを教えて頂き

気付かせて頂いております。

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“相棒”の帰還

拙僧(副住職)が

10年以上愛用している

頭陀袋がございます。

 

かなり痛みが

目立って来たため

昨年末に義母に修理してもらいました。

 

手先が抜群に器用な義母は

頭陀袋の布を全てばらし

型を取り直し

痛みのひどい部分は新調し

仕立ててくれました。

 

さすがです。

 

おかげさまで

拙僧(副住職)の“相棒”が

綺麗になって戻ってきました。

 

この相棒と共に

再び法務に励ませて頂きます。

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心に染みる豆しとぎ

昨年ご供養やご祈願を

ご一緒させて頂いた方から

豆しとぎを沢山頂きました。

 

雪道の中

わざわざお届け頂き

大変ありがたく感じました。

 

豆しとぎは

豆と米粉で作られる郷土料理で

作るには中々の手間がかかります。

 

手間ひまかけられ

丹精込めて作られた

豆しとぎに舌鼓を打たせて頂きました。

 

心にも染みる

優しい味わいでした。合掌

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心で“話す”

心で話す。

 

拙僧(副住職)が

大切なことだと考える事の1つです。

 

ありのままを

感じたままに

言葉として紡ぎだす。

 

そのためには

ありのままを

ありのままに

感じる事が出来なければなりません。

 

語るべきことは

その時々によって異なります。

 

伝えたいことも

その時々によって異なります。

 

言葉足らずで

しどろもどろであったとしても

伝えたいことを

しっかりと伝えようとする事。

 

その時々に伝えたいことがあるならば

その時々に語られる言葉以上に

伝わるものがあるものです。

 

言葉は方便であり

心を伝えるツールです。

 

言葉による表現が

そのまま心の全てを言い尽くしている

とは言えません。

 

言葉の並びよりも

伝えたいことを

伝えようとする姿勢を

大切にすることで

“心の対話”が多くなされる

社会になればと思います。

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福は内

節分です。

 

スーパーなどでは

節分コーナーが用意されております。

 

豆まき用に豆を

購入された方が

多いのではないでしょうか。

 

当山でも「福は内」と

招福の祈りを込めて

豆を放りました。

 

子ども達は

放るのが楽しい様子でした。

 

拙僧(副住職)は

豆を沢山食べる事で

招福を願いました。

 

豆は

食べ始めると

なかなかやめられないものです。

 

豆をやめられない程に

福が沢山訪れることを

願っております。

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2月となりました

1年が始まり

月が改まり

2月を迎えました。

 

年始から春にかけ

どどっとお寺の

行事が過ぎて行きます。

 

殊に本年は

当山としましても

大きな会合が続いているため

時の流れがより早く

感じられます。

 

“3割増し”程早い

時の流れを感じます。

 

1年前の2月

当山ではインフルエンザが

大流行しました。

 

次から次へと

インフルエンザに罹った

思い出があります。

 

1月を無事に

過ごさせて頂いた如くに

今月も無事に

過ごさせて頂きたいものです。

 

大勢の方が

いらっしゃる場所に

赴く機会が多いので

風邪等の予防につとめながら

法務に励ませて頂きます。

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3/4「うまれる」映画上映会のご案内

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映画『うまれる』は

命を見つめる4組の夫婦の物語を通して

自分たちが生まれた意味や

家族の絆

命の大切さ

人とのつながり

を考えるドキュメンタリー映画です。

 

命を授かり

命が誕生するということは

壮大な物語でもあります。

 

映画と法話で

お過ごし頂く

“いのちを見つめる”ひとときです。

 

どちらの時間も

「ママさんタイム上映」をいたします。
映画『うまれる』シリーズでは

「世界一ママに優しい映画」を目指し

「赤ちゃんの泣き声は映画のBGM!」として

3歳以下の小さなお子さまと一緒に観られる

「ママさんタイム」の実施を推奨しております。

 

どなた様でも

ご参加頂けますで

ご参加をご希望される方は事前に

お申し込みフォームにてお申し込み下さいますよう

お願いいたします。

 

▼お申し込みはコチラです

https://goo.gl/forms/AMFzTRuGPKGhBaao1

 

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■開催情報
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日付:2017年3月4日(土)
場所:普賢院
(八戸市豊崎町上永福寺20-2)

参加費
大人:1000円(大学生以上)
小人: 500円(小学生以上)
未就学児:無料

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■午前の部
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時間:9:00開場
9:30~上映会+法話(11:45終了予定)
ママさんタイム上映
人数:60名程度
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■午後の部
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時間:13:00開場
13:30~上映会+法話(15:45終了予定)
ママさんタイム上映
人数:60名程度
※必ず事前に下記フォームにてお申し込みください。
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<お申込み>
https://goo.gl/forms/AMFzTRuGPKGhBaao1
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■お問合わせ:
Mail:fugenin643@gmail.com
主催:普賢院寺子屋ワークショップ