目まぐるしく

昨年(令和3年)9月13日は

先代住職の火葬・通夜で

翌14日は密葬でした。

 

それから1年が経つわけですが

その間は目まぐるしく

日々が過ぎ去っていったように思います。

 

振り返ってみて

最もバタバタしたのは

密葬が終わってからの

1ヶ月間だったと思います。

 

密葬が終わってすぐに

様々な手続きが必要で

知人の司法書士さんに

お手伝いいただいて

諸手続きを進めたり

各銀行に母と出向いたり

保険会社とのやりとりが

あったりなどなど

大変だったことが

思い出されます。

 

その時のことは

次代に当山を担う方の

参考にしていただければと思い

書類一式を整理して

若干のメモ書きをしておきました。

 

本堂建替事業についても

一連の書類や会議資料を

整理してファイルしてあるので

今後また大きな事業の必要が発生した場合には

参考にしていただけるかと思います。

 

こういった作業が

後世に大いに活きることを

拙僧泰峻は身を以て感じました。

 

というのは

先代住職と先々代住職が

整理してくれた資料が

大いに手がかりとなったことが

多々あるからです。

 

昨年の先代住職の密葬についても

本年末の本葬と晋山式についても

そうですし

本堂建替事業についても

これまでの諸事業の資料が

きちんとまとめられていたため

とても参考になりました。

 

こういった経験から

お寺の動きについて

しっかりとした形で

記録を残すことが

後世のためになると確信しておりまして

自身も資料整理に力を入れております。

 

資料整理に関連しての話題ですが

本堂落慶の記念品として

記念誌を作成します。

 

最終入稿が10月上旬なので

その原稿を

作成しなければならないのですが

法務(法事や葬儀など)が

立て込んでいるのと

秋彼岸の準備のため

なかなか手を出せないでおります。

 

秋彼岸に刊行する

寺報『おてら通信』も

まだ執筆してませんし

年末の行事のご案内書類も

来月までに仕上げなければなりませんし

気がつけば様々な締切に

追われております。

 

毎度毎度

「今回は無理かも」と思いつつも

何とか乗り切ってきたので

諦めずに取り組みたいと思います。

 

南部町でお話をしてきました

本日は

南部町の虎渡公民館での

集会にお招きされ

お話をしてまいりました。

 

今回もパソコン

プロジェクター

スクリーンを持参して

スライド資料を使用して

お話させていただきました。

 

この形は

まだ改良の余地はあるものの

個人的なスタイルとして

大分定着してきたように思います。

 

「心の健康」をメインテーマとして

お彼岸の話題にも触れつつ

温かな時間を

ご一緒させていただきました。

 

新鮮な心持ちで過ごしています

新本堂の使用が始まり

とても新鮮な心持ちで

励ませていただいております。

 

堂内の様子をお伝えする動画を

新たに用意したので

ご覧いただけると幸いです。

 

まだ備品が揃っていないので

使用しながら整えていく算段でおります。

 

少し落ち着いたら

堂内をご案内する取り組みも

実施したいと思います。

 

遷座式を行いました

本堂を使用するにあたり

役員の皆様と

松本工務店の

社長さん・棟梁さん・部長さんに

ご参列いただき

遷座式(せんざしき)を

執り行いました。

 

明日より

本堂の使用を開始いたします。

 

素晴らしい空間となっておりますので

ぜひお参りいただければと思います。

 

本堂の仏像が勢揃いしました

修繕していたものを含め

本堂に祀られる仏像が

全て安置されました。

 

今朝は本堂にて

入仏開眼(にゅうぶつかいげん)を

つつしんで修法させていただきました。

 

本堂の様子をお伝えする

動画を用意したので

ぜひご覧ください。

 

この度の

本堂建替事業では

仏像・仏具・荘厳具の修繕も

多くなされました。

 

このような機会でなければ

いずれも修繕は難しかったと思います。

 

少し前に

ブログでも触れましたが

観音堂の扁額(へんがく)も

修繕したいと思い立ち

拙僧泰峻にとっても

様々な節目が重なったということで

現住職として修繕施主と

ならせていただこうと考えておりました。

 

そのことについて

先月の会議で触れさせていただいた所

事業の一環として

修繕していただくこととなりました。

 

ということで

現住職としての

何かしらの奉納は

別の形で行いたいと思います。

 

話はガラッと変わりますが

本日は入仏開眼を終えて

午前中は葬儀

午後は法事と

法務が立て込んだ1日でした。

 

よくあることといえば

よくあることなのですが

便壇灌頂の修行や

引越しの影響もあってか

夕方以降になると

体調が優れない日が

続いています。

 

来週も予定がビッシリでして

再来週は秋彼岸ですし

法事も多く予定されています。

 

とにかく

出来る限り休養を

取りながら

事にあたりたいと思います。

 

▼観音堂の扁額(へんがく)

事業の一環で

修繕していただくことになりました。

 

本堂の準備が整いつつあります

役員の皆様と

施工業者の代表者の皆様に

ご参列いただいて

本堂にて遷座式(せんざしき)

という儀式を執り行います。

 

その準備で

椅子を並べてみました。

 

いよいよ

新たな本堂が稼働するという

実感が少し湧いてまいりました。

 

12日から

本堂にて法務(法事や葬儀や祈祷など)を

執り行うことになります。

 

実際に稼働していく中で

微調整を重ねながら

よりよい環境に

していきたいと思います。

 

脱活乾漆のお仏像がご奉納されました

本日9月8日は

先代住職の命日でした。

 

この1年は

本当に目まぐるしく

過ぎていったように感じます。

 

有縁の皆様に

温かくお支えいただいたおかげで

何とか住職としての第1年を

過ごすことが出来たと感謝しています。

 

8日は

薬師如来のご縁日でもあります。

 

以前にもお伝えしたように

ご縁がありまして

洗心美術館を運営されている

コサカ技研の小坂明会長が

脱活乾漆(だっかつかんしつ)の

薬師如来像と権現像の

お仏像2体を

当山にご奉納くださいました。

 

今月6日に

2体のお仏像が当山に搬入され

権現像は新本堂内の観音堂

薬師如来像は会館1階に

安置されました。

 

いずれもが

様々な願いが託され

当山に迎えられたお仏像です。

 

多くの方に

ご縁をお結びいただき

祈りをお捧げいただければと思います。

 

▼権現(ごんげん)像

 

▼薬師如来像

 

▼本日も夕空がきれいでした。

 

▼参道と仁王門と本堂外部照明の

チェックをしたのですが

とても良い雰囲気でした。

会津斗南藩縁故者供養所が整ってまいりました

普賢院には

会津斗南藩(あいずとなみはん)の

方々の墓石が16基あります。

 

大部分は明治4〜5年に

亡くなられた方々のものです。

 

本堂建替事業の境内整備の一環で

供養所(くようしょ)を

整えることとなっております。

 

根城の番地石材店さんの

丁寧なお仕事により

とても良い具合に

完成してまいりました。

 

 

▼本日は夕焼け空が

とてもきれいでした。

仏像が新本堂に勢揃いしました

本尊像ほか修繕中だったものや

奉納いただいたものを含め

新本堂に全ての仏像が

各祭壇に安置されました。

 

掲げれる予定だった額類も

おおむね掲げていただきました。

 

仮本堂として使用していた会館には

脱活乾漆(だっかつかんしつ)の

薬師如来像が新本尊として祀られ

こちらの空間も

素晴らしいものとなりました。

 

経机や線香立てや

細かな仏具や備品などを

搬入すれば

引越し作業も

とりあえずは一段落

という所まで

来ることが出来ました。

 

堂内の様子などは

後日改めて

ご紹介させていただきます。