三湖伝説をモチーフにした龍王・龍女像が奉納されます

拙僧泰峻の弟子である

太陽坊こと中野太陽さんの発願が結ばれ

今春当山に

龍王像と龍女像が

新たに奉納されることになりました。

 

お納めいただく龍王像と龍女像は

当山に祀られる

南祖法師(なんそほっし)尊像の

脇侍(わきじ)としてお祀りされます。

 

本年秋に完成する新本堂では

観音堂の脇堂に

南祖法師を中心にお祀りする

南祖堂というお堂を設けられます。

 

太陽さんの浄行により

十和田湖伝説のみならず

八郎潟と田沢湖にて語られるものを含む

三湖伝説へ思いを馳せられる場所が

当山に用意されることは

とてもありがたいことと感じます。

 

絵本の刊行記念イベントが行われます

昨年クラウドファンディングで

作成した絵本

『龍になったおしょうさま』の

刊行記念イベントが

令和4年4月10日に

八戸ブックセンターで

行われることになりました。

 

「十和田湖伝説と南祖法師」

というタイトルで

開催いたします。

 

感染症対策のため

定員は10名となっております。

 

詳細は

下記サイトよりご確認いただき

参加お申し込み先に

ご連絡下さいますよう

お願いいたします。

 

【アカデミック・トーク】『龍になったおしょうさま』刊行記念 「十和田湖伝説と南祖法師」

上棟式がつつがなく厳修されました

本堂の上棟式を

無事に厳修することが出来ました。

 

携わって下さった皆様

おいで下さった皆様

大変ありがとうございました。

 

天候が心配されましたが

本日午前中は天候に恵まれ

つつがなく上棟式の典儀を

挙げることが出来ました。

 

上棟式は

青空のもとで開催されました。

 

上棟式が結ばれて程なくして

八戸では雪が舞い降りました。

 

本日の天候のあり方は

今後の瑞兆と捉えたいと思います。

 

上棟式の様子を伝える動画を

用意したので

ご覧いただけると幸いです。

 

2体の七崎観音についてショートムービーを作りました

当山に祀られる

七崎観音(ならさきかんのん)は

明治時代を迎えるまでは

現在の七崎神社の地にあった

七崎観音堂に祀られていました。

 

神仏分離政策への対応のため

七崎観音堂は廃止され

堂内の諸尊・諸法具は

別当寺である普賢院へ移されました。

 

七崎観音堂は

「稀代の古刹」と称されるほど

多くの方に崇敬され

代々の藩主にも庇護されてきましたが

明治に廃止され

突貫工事的に普賢院本堂内に用意された

観音堂に遷座されることになります。

 

普賢院本堂の一隅に用意された

観音堂のスペースは

とても簡素なもので

盛時の面影は

全くなかったそうです。

 

しかし

明治以後の住職方のご尽力により

七崎観音堂は

普賢院本堂の内御堂(うちみどう)として

再興されていくことになります。

 

明治、大正、昭和、平成を通じ

観音堂は素晴らしい空間に

整備されてまいります。

 

歴代住職方が繋がれてきた

尊い「思い」を令和においても

しっかりと引き継ぎたいと思います。

 

そのようなことに触れながら

七崎観音についての動画を

用意したので

ご覧いただけると幸いです。

 

明治以後の七崎観音の祀られ方の変遷

当山に祀られる

七崎観音(ならさきかんのん)と

称される聖観音は秘仏で

毎年旧暦1月17日にのみご開帳され

そのご宝前にて法要が行われます。

 

現在、七崎観音として

認知されている仏像は

1687年に藩主・南部重信公が

「御前立ち」として奉納されたものです。

 

「御前立ち」というのは

本体の仏像の前に安置される仏像

という意味です。

 

七崎観音のご本体にあたる仏像は

これまでよく分からなかったのですが

本堂建替という歴史的な節目において

所蔵する仏像・仏具・史料・資料などを

総整理しつつ調査も進めていた所

どの仏像が七崎観音のご本体かが

判明いたしました。

 

本体にあたる七崎観音の仏像は

1655年に藩主・南部重直公が

奉納されたものになります。

 

重直公と重信公は兄弟です。

 

消えかけていた歴史を

後世に留めることが出来たことに

奇縁を感じさせられます。

 

当山ではご本体の七崎観音を

本(もと)七崎観音と呼び

現在七崎観音として祀られている御前立ち仏を

現(げん)七崎観音と呼び分けています。

 

これまでも

七崎観音について

色々と紹介してまいりましたが

今回は明治以後に

どのように安置方法が

変化していったのかについて

取り上げたいと思います。

 

安置方法の変化をたどると

その時々における七崎観音の認識が

いかなるものであったかですとか

認識の変化と思われるものを

汲み取ることが出来ます。

 

安置方法についていうと

お祀りするスペースの関係もあったことは

忘れてはならないことです。

 

限りあるスペースでは

出来る形でしか采配することが出来ません。

 

本七崎観音の仏像は大きいもので

昭和後期までは大きな厨子に

納められていました。

 

そうすると

高さも奥行きも必要となるわけで

スペースに限りがあるならば

本来のなすべき形ではなく

変則的な形で祭祀せざるをえないわけです。

 

そういった経緯ですとか

時の住職のお考えは

記録に残りにくいものですし

明治以後となると

頻繁に住職が交代し

記録に残っていない方も

いらっしゃる状態なので

十分な引き継ぎがなされていたとは

考えられません。

 

明治になると

もともとの観音堂は廃止され

観音堂内の仏像・仏具などは

別当寺である普賢院に

移されることになります。

 

明治になり

七崎観音は当山に遷座されたのですが

空の旧観音堂へ観音参りに

訪れる方が耐えなかったため

七崎観音は再度旧観音堂に遷座され

そしてまた当山に

遷座されたという経緯があります。

 

拙僧泰峻の推測ですが

当山から旧観音堂へ遷座する際は

全てを移動させるのではなく

当時の背景や慣例等を踏まえるに

現七崎観音のみを

移したものと思われます。

 

神仏の遷座には

当然のことながら作法が伴うわけで

その意味を踏まえて考えると

本体である本七崎観音も

再度旧地にお連れするということは

しないと思います。

 

御前立ちであれば

いわば「分身」なので

再び旧地に一時的に移すというのは

無理のない判断だったと思います。

 

戦争のインパクトも大きいもので

62世住職・晃雄大和尚と

その弟である高明大和尚が

出征・戦死したため

当時の住職の妹が

お寺を守った期間もあります。

 

歴史の大きなうねりの中で

様々な要素が関連して

七崎観音にまつわる歴史が

徐々に忘れかけていったと

言うことが出来るでしょう。

 

以下に

画像資料を掲載するので

どのように祀られ方が

変わっていったのかを

ご確認いただけると幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

《ご開帳のご案内》

令和4年おこもりのご案内

 

《本年の七崎観音に関する記事》

かつての七崎観音堂のイメージ図

浮かび上がる江戸期の七崎観音の祀られ方

 

かたり部よもやまばなし①

2018年に始動した

「かたり部(ぶ)」。

 

2021年12月に

クラウドファンディング(CF)で

絵本づくりのプロジェクトを

行わせていただきました。

 

絵本が出来るに至るまでの

紆余曲折についてだったり

絵本について

よもやまばなしとして

数回にわたって

思いつくままに

記したいと思います。

 

かたり部は

過去と未来を結ぶ現代において

未来に語り継げることを

出来る形で発信するという

取り組みです。

 

語り継ぐ手がかりとしているのは

普賢院に伝わる伝説や伝承であったり

地域の歴史や文化です。

 

結成当初

チームがまず目指したのは

普賢院に伝わる十和田湖伝説の

写本をもとにした絵本づくりでした。

 

江戸末に成立したと見られる

『十和田山神教記』(とわださんじんきょうき)

は仏教説話的要素が色濃いもので

時代を超えて現代を生きる私たちの

胸にも響く内容となっています。

 

写本を絵本にするにあたり

先々のことも踏まえて

内容を「設計」しました。

 

テーマを損なわないよう

主要な場面を配置し

登場人物も最小限にとどめ

絵本仕様に仕立てました。

 

今回の絵本づくりでは

「余白」を作ることを

意識しました。

 

ここでいう余白というのは

ストーリーにおいて

深入りをさけたり

触れられていない部分

という意味です。

 

紙面の都合という

意味も多少ありますが

今後の取り組みを想定して

余白を意識したというのが

大きな理由です。

 

“余白の多い物語”ゆえ

南祖法師の祭事であったり

ワークショップといった

取り組みを通じて

その部分にアプローチしよう

という姿勢で

かたり部では絵本づくりを

実施させていただきました。

 

絵本では直接描かれていない

余白を埋めていくのが

これからの取り組みのひとつとなります。

 

多くの方のご支援のおかげで

完成した絵本の「お披露目会」を

何かしらの形で

行いたいと考えています。

 

なお

CFで作成した絵本

『龍になったおしょうさま』は

非売品となっています。

 

入用のお問い合わせが

多く寄せられていますが

在庫が全く無い状態です。

 

増刷については未定でして

増刷する場合は

再度CFを実施して

ご支援者を募ることに

なると思います。

 

増刷CFを実施する場合

すぐに準備をするのは難しいので

しばらくたってからになると思います。

 

出版の事業として

行っているわけではなく

CFの仕組みにおいて

制作にあたったものなので

単に増刷して入用の方に

お渡しすることが出来ないということを

ご理解いただきたく

お願い申し上げます。

 

意味や意義を備えるひとときを模索しています

旧本堂が解体されて以後

全ての法務(葬儀、法事、ご祈祷など)や

行事・催事は仮本堂で行っております。

 

新本堂が今秋完成するので

新本堂での新体制に向け

ここ数年は諸事見直しや手直しを

行っています。

 

さらにいえば

昨年住職が代替わりしたため

見直し手直し検討に

一層力が入っています。

 

なかでもご祈祷については

熟考を重ねています。

 

普賢院は

檀家寺という側面のみならず

祈祷寺という側面もあるお寺で

様々なご縁の形があるといえます。

 

祈祷寺でいうと当山は

南部藩祈願所でもあったので

由緒に大きく関わる要素です。

 

ご祈祷の際のみの話ではありませんが

法務をご一緒させていただくということは

儀式の意味やお寺の背景などにも

触れていただくことと考えています。

 

そういった意味や意義を

十分に備えることが

出来るようにするために

どのようにすればよいかを模索しながら

さらに熟考していきたいと思います。

 

令和4年最初の写経カフェ

本日は寺子屋ワークショップ

写経カフェが開催されました。

 

一昨年から引き続き

規模を縮小しての

実施となりました。

 

写経カフェの様子を

お伝えする動画を用意しました。

 

法話では

七崎観音(ならさきかんのん)

についても触れております。

 

七崎観音は秘仏で

年に1回

旧暦1月17日にご開帳されます。

 

本年は2月17日が

ご開帳となり

その日に法要が行われます。

 

ご開帳しての法要の詳細は

こちらをご参照下さい▼

おこもり法要のご案内

 

写経カフェで

納経された写経は

ご開帳して行われる法要にて

改めてご宝前に奉呈します。

 

そういった関わりもあり

写経カフェで

七崎観音についても

お話させていただきました。

 

ご覧いただけると幸いです。

 

観音さまのお経

観音様のお経は沢山ありますが

最も有名なものといえるのが

「普門品(ふもんぼん)」です。

 

正式には

妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五

といい

観音経(かんのんぎょう)と通称されます。

 

当山では

旧暦1月17日(令和4年は2月17日となります)

に観音様の行事があるので

最近は観音菩薩にまつわる記事を

投稿することが多くなっておりまして

今回は観音経について

紹介したいと思います。

 

観音経全文は次のようになります。

 

妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五

 

爾時無盡意菩薩即従座起偏袒右肩合掌

向佛而作是言世尊観世音菩薩

以何因縁名観世音

佛告無盡意菩薩

善男子若有無量百千萬億衆生受諸苦悩

聞是観世音菩薩一心稱名観世音菩薩

即時観其音聲皆得解脱

若有持是観世音菩薩名者設入大火

火不能燒由是菩薩威神力故

若為大水所漂稱其名號即得淺處

若有百千萬億衆生為求金銀瑠璃硨磲瑪瑙

珊瑚琥珀眞珠等寳入於大海假使黒風

吹其船舫飄堕羅刹鬼國其中

若有乃至一人稱観世音菩薩名者

是諸人等皆得解脱羅刹之難以是因縁名観世音

若復有人臨當被害稱観世音菩薩名者

彼所執刀杖尋段段壊而得解脱

若三千大千國土満中夜叉羅刹欲来悩人

聞其稱観世音菩薩名者

是諸悪鬼尚不能以悪眼視之況復加害

設復有人若有罪若無罪杻械枷鎖

検繋其身稱観世音菩薩名者皆悉断壊即得解脱

若三千大千國土満中怨賊有一商主将諸商人

齎持重寳経過険路其中一人作是唱言

諸善男子勿得恐怖

汝等應当一心稱観世音菩薩名號

是菩薩能以無畏施

於衆生汝等若稱名者於此怨賊當得解脱

衆商人聞倶發声言南無観世音菩薩

稱其名故即得解脱

無盡意観世音菩薩摩訶薩威神之力巍巍如是

若有衆生多於婬欲常念恭敬観世音菩薩便得離欲

若多瞋恚常念恭敬観世音菩薩便得離瞋

若多愚痴常念恭敬観世音菩薩便得離癡

無盡意観世音菩薩有如是等大威神力

多所饒益是故衆生常應心念

若有女人設欲求男禮拝供養観世音菩薩

便生福徳智慧之男

設欲求女便生端正有相之女宿植徳本衆人愛敬

無盡意観世音菩薩有如是力

若有衆生恭敬禮拝観世音菩薩福不唐捐

是故衆生皆應受持観世音菩薩名號

無盡意若有人受持六十二億恒河沙菩薩名字

復盡形供養飲食衣服臥具医薬於汝意

云何是善男子善女人功徳多不無盡意言甚多

世尊佛言若復有人受持観世音菩薩名號

乃至一時禮拝供養是二人福正等無異

於百千萬億劫不可窮盡

無盡意受持観世音菩薩名號

得如是無量無邊福徳之利

無盡意菩薩白佛言世尊観世音菩薩

云何遊此娑婆世界云何而為衆生

説法方便之力其事云何

佛告無盡意菩薩善男子若有國土衆生

應以佛身得度者観世音菩薩即現佛身而為説法

應以辟支佛身得度者即現辟支佛身而為説法

應以声聞身得度者即現声聞身而為説法

應以梵王身得度者即現梵王身而為説法

應以帝釈身得度者即現帝釈身而為説法

應以自在天身得度者即現自在天身而為説法

應以大自在天身得度者即現大自在天身而為説法

應以天大将軍身得度者即現天大将軍身而為説法

應以毘沙門身得度者即現毘沙門身而為説法

應以小王身得度者即現小王身而為説法

應以長者身得度者即現長者身而為説法

應以居士身得度者即現居士身而為説法

應以宰官身得度者即現宰官身而為説法

應以婆羅門身得度者即現婆羅門身而為説法

應以比丘比丘尼優婆塞優婆夷身得度者

即現比丘比丘尼優婆塞優婆夷身而為説法

應以長者居士宰官婆羅門婦女身得度者

即現長者居士宰官婆羅門婦女身而為説法

應以童男童女身得度者即現童男童女身而為説法

應以天龍夜叉乾闥婆阿修羅迦樓羅緊那羅

摩睺羅伽人非人等身得度者即皆現之而為説法

應以執金剛神得度者身得度者

即現執金剛神而為説法

無盡意是観世音菩薩成就如是功徳

以種種形遊諸國土度脱衆生

是故汝等應當一心供養観世音菩薩

是観世音菩薩摩訶薩

於怖畏急難之中能施無畏是故此娑婆世界

皆號之為施無畏者

無盡意菩薩白佛言世尊

我今當供養観世音菩薩

即解頸衆寳珠瓔珞價直千両金而以與之作

是言仁者受此法施珍寳瓔珞時

観世音菩薩不肯受之

無盡意復白観世音菩薩言

仁者愍我等故受此瓔珞

爾時佛告観世音菩薩當愍此

無盡意菩薩及四衆天龍夜叉

乾闥婆阿修羅迦樓羅緊那羅

摩睺羅伽人非人等故受是瓔珞

即時観世音菩薩愍諸四衆及於天龍

人非人等受其瓔珞分作二分

一分奉釈迦牟尼佛

一分奉多寳佛塔

無盡意観世音菩薩有如是自在神力遊於娑婆世界

爾時無盡意菩薩以偈問曰

世尊妙相具 我今重問彼 佛子何因縁 名為観世音

具足妙相尊 偈答無盡意 汝聴観音行 善應諸方所

弘誓深如海 歴劫不思議 侍多千億佛 發大清浄願

我為汝略説 聞名及見身 心念不空過 能滅諸有苦

假使興害意 推落大火坑 念彼観音力 火坑變成池

或漂流巨海 龍魚諸鬼難 念彼観音力 波浪不能没

或在須弥峰 為人所推堕 念彼観音力 如日虚空住

或被悪人逐 堕落金剛山 念彼観音力 不能損一毛

或値怨賊繞 各執刀加害 念彼観音力 咸即起慈心

或遭王難苦 臨刑欲壽終 念彼観音力 刀尋段段壊

或囚禁枷鎖 手足被杻械 念彼観音力 釋然得解脱

呪詛諸毒薬 所欲害身者 念彼観音力 還著於本人

或遇悪羅刹 毒龍諸鬼等 念彼観音力 時悉不敢害

若悪獣圍繞 利牙爪可怖 念彼観音力 疾走無邊方

玩蛇及蝮蠍 気毒煙火燃 念彼観音力 尋聲自回去

雲雷鼓掣電 降雹澍大雨 念彼観音力 應時得消散

衆生被困厄 無量苦逼身 観音妙智力 能救世間苦

具足神通力 廣修智方便 十方諸國土 無刹不現身

種種諸悪趣 地獄鬼畜生 生老病死苦 以漸悉令滅

眞観清浄観 廣大智慧観 悲観及慈観 常願常瞻仰

無垢清浄光 慧日破諸闇 能伏災風火 普明照世間

悲體戒雷震 慈意妙大雲 澍甘露法雨 滅除煩悩焔

諍訟経官処 怖畏軍陣中 念彼観音力 衆怨悉退散

妙音観世音 梵音海潮音 勝彼世間音 是故須常念

念念勿生疑 観世音浄聖 於苦悩死厄 能為作依怙

具一切功徳 慈眼視衆生 福聚海無量 是故應頂禮

爾時持地菩薩即従座起前白佛言世尊若有衆生

聞是観世音菩薩品自在之業普門示現神通力者

當知是人功徳不少佛説是普門品時衆中

八萬四千衆生皆発無等等

阿耨多羅三藐三菩提心

 

以上のようなお経になります。

 

観音菩薩の

変幻自在なる境地と

世を照らし心を照らす

智慧と慈悲のありようが

説かれたお経といえます。

 

細かな内容については

今後折に触れて

紹介いたします。

 

昨年の法要で

観音経(偈文)をお唱えした部分を

動画にしてありますので

ご覧いただき観音経と

ご縁を深めていただければと思います。

 

▼観音経(偈文)の動画

 

【おこもりのご案内】

旧暦1月17日にあたる

令和4年2月17日は

秘仏・七崎観音(ならさきかんのん)

をご開帳してご宝前にて

法要を執り行います。

 

この行事は「おこもり」と通称されます。

 

詳細は下記リンクをご参照ください。

おこもりのご案内

 

 

▼昨年のおこもりの様子

絵本づくりCFの記事が掲載されました

今朝の地元紙・デーリー東北に

クラウドファンディング(CF)で

作成した絵本について掲載されました。

 

今回掲載していただいた記事は

デーリー東北の田村純也さんが

昨年末に取材下さったものをもとに

書いて下さったものです。

 

田村さんは

昨年年頭にデーリー東北に

寄稿させていただいた

新春随想の記事でも

お世話になった記者さんです。

 

昨年末の除夜の鐘リレーにも

極寒の中

ご一緒下さいました。

 

そんな記者さんがつづられた記事は

とても素敵なものだなと感じました。

 

さて

暗中模索状態で

紆余曲折ありながらも

多くのご支援者の温かな

お支えのおかげで

絵本づくりCFは

目標を達成することが出来ました。

 

思った以上に反響が大きく

CF終了後も

絵本へのお問い合わせが

多く寄せられております。

 

完成した絵本

『龍になったおしょうさま』は

ご支援者にお渡しする分と

教育機関等へ寄贈する分のみ

製本いたしました。

 

朝刊の記事をご覧になられて

お問い合わせを

多数いただいたのですが

お譲り出来る在庫は

全くない状態です。

 

ただ思った以上に

お問い合わせが

多かったため

増刷CFも含めて

対応を検討したいと思います。

 

単に増刷して

お代と引き換えに

お譲りする形となると

収益事業となってしまうため

増刷するとすれば

CFへのご支援者を

改めて募らせていただき

製本するという運びになると思います。

 

今後の対応については

決まり次第

お知らせいたします。