5/26、5/27と
東京都江戸川区の名刹
善養寺(ぜんようじ)へ
行って参りました。
善養寺御住職である
名取玄喜(なとり げんき)師は
当山副住職と修行の同期であり
当山の護摩法要に
毎年おいで頂いております。
昨年、ご尊父さまでもある
先代住職が御遷化され
若くして住職という大役を
担われております。
善養寺は歴史も古く
本寺(ほんじ)として
多くの末寺を束ねた
格式のあるお寺です。
5/27は善養寺にて
大施餓鬼会(だいせがきえ)という
大きな行事があり
微力ながら
お手伝いさせて頂きました。
名取師が住職として
初めて迎えた大施餓鬼会。
作法をなされる
新住職のお姿に
頼もしさを感じるとともに
とてもお世話になった
先代住職のお元気であられた頃の
お姿が思い出されて
なりませんでした。
帰り際
善養寺には夕刻を告げる
鐘の音が響いていました。
鐘楼には
現住職の奥様が立たれ
一打一打丁寧に
鐘を撞かれていました。
大きな行事を
無事に終えられ
安堵されたお心が
鐘の音から伝わって
くるように感じました。
響き渡る爽快な鐘の音は
新たな時代の訪れを
告げるものでも
あったように思います。