深く感じる〜追悼〜

8月16日の大きな行事を

無事に終えることが出来

今年も何とかお盆を

終えることが出来ました。

 

その日は午前3時より

あれやこれやと

やっておりましたので

夕方にはバタンキューでした。

 

午後11時を過ぎた頃に

目をさまし

色々と整理をしていた所

身内の訃報が入りました。

 

午前零時を過ぎて程なく

拙僧(副住職)の祖母が

亡くなりました。

 

実は8月に入ってから

祖母の様態は悪く

覚悟はしておりました。

 

行年92歳。

 

命日は8月17日。

 

ちなみに誕生日は

8月18日でした。

 

お盆が過ぎるのを待って

旅立ったようにも感じられます。

 

祖母は激動の時代を生き

当山を守りました。

 

祖母の2人の兄は

僧侶でしたが戦争に動員され

戦死しております。

 

住職不在であった戦時中

祖母は姉と2人で

“女の和尚さん”として

檀信徒の皆様の法務を

お勤めしました。

 

地域によっては

卑下されたこともあったと

檀家の方から

聞いたことがあります。

 

厳しい環境を

有縁の方々と共に

乗り越えたがゆえに

今があります。

 

その歩みの尊さを

深く感じております。

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