怪文書に憤る

12/13付で

本堂建替事業に関して

届いたFAXに正直憤りを感じています。

 

書面の内容からして

檀信徒の方や有縁の方ではない

と推察されます。

 

丁寧な書面のおつもりでしょうが

お寺の者から見ると

非常に不自然な言い回しが多いです。

 

端的には

本堂建替の業者選定を

入札にしてほしい

という内容のものです。

 

これまで当山では

有縁の方に説明会や配布書類により

計画についてお伝えしてあります。

 

そしてこの事業において

最も大切にしたいことは

本義に則った仏道としての事業

であるということを

強調させて頂きました。

 

季刊発行している

寺報(じほう)等でも

事業については毎回

お伝えしております。

 

そういったこれまでの経緯を踏まえると

今回のFAXは檀信徒や有縁の方では

ないものと考えられるのです。

 

文面では

公平な入札による業者選定に

問題を集約させておりますが

そもそも「匿名の有志一同」

などといった形でご意見されても

これ自体が“公平”な態度ではありません。

 

失礼極まりなしと感じます。

 

当山のお寺としての信念や性格を

全く知らずして

単に業者選定において

担当する機会を与えて欲しい

という「本音」を

伝えるためのものとしか

当山では感じられません。

 

さらにはそのことに

「仏の慈悲や智恵」

「檀信徒が一丸となるよう」

などといった安易な言葉を

添えてあることにも

強い憤りを感じます。

 

「公平な入札」というもので

「檀信徒の心の一致」が図れるなどと

軽々しく記されていることにも

強い憤りを感じます。

 

当山の本堂建替事業において

まだ業者選定の段階にありません。

 

もし業者の方で

当山の事業を手掛けられたい方が

いらっしゃるのであれば

匿名ではなく

きちんと名乗られた上

当山が大切にする信念や

代々大切にされる志や

当事業への思いなどに

伺いを立てられるべきと考えます。

 

本堂建替事業にのみ

檀信徒とお寺のあり方が

あるというようなお考えの業者とは

正直お付き合いしたくありません。

 

このFAXをご発信された方々が

本ブログをご覧になられて

いらっしゃるかもしれないので

はっきりとお伝えさせて頂きたいのは

当山は本義に則ることを

殊に大切にしているお寺である

ということです。

 

このように一方的に

御託を並べられ

こちらの動向の問い合わせも

全くないようなご意見は

受け付けかねるということを

明言させて頂きます。

 

業者選定につきましても

本義に則った形で

歩みを共にして下さる所に

発注出来ることを切願しております。

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