ぬくもりある妻飾り

本堂などの

宮建築・古建築には

意匠がこらされた箇所が

要所要所に見られるものです。

 

当山の現在の本堂の屋根は

昭和51年の改修により

トタン屋根となりました。

 

それ以前は茅葺き屋根でした。

 

本堂屋根の側面を妻側(つまがわ)といい

妻側の彫り物などを妻飾りといいます。

 

南側には龍の彫り物

北側には獅子の彫り物があります。

 

つい先日

境内清掃で屋根上に登った際

改めて妻飾りを眺めてみると

実に味わい深く

どこかぬくもりがあるように

感じました。

 

これらは

当山とご縁のある大工さんが

彫ってくださったものです。

 

こういったものは

本堂が建て替えらた後も

どこかに飾りたいと考えております。

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