お寺の日常

お寺の和尚さんは

日々をどのように

過ごしているのかを

よく尋ねられます。

 

寄せられる質問での

「日々」とは

法事や葬儀等の儀式関係以外の

時間を指します。

 

端的に言えば

「人それぞれ」です。

 

「お寺によって」ではなく

「人によって」異なると

断言できるかと思います。

 

最近の拙僧(副住職)の場合は

事務か作務(さむ)の

いずれかに勤しんでおります。

 

事務にしても作務にしても

その作業量は1人で

こなすには膨大です。

 

事務に関していえば

本堂建替事業の会計事務も

加わり毎日“おなかいっぱい”です。

 

作務に関していえば

広い境内・堂内の清掃は

1人で完遂するには“無謀”です。

 

あれこれと考えて

今後は有縁の方に

お力添えを頂きながら

日々を勤めなければならないと

感じております。

 

今は若さに頼って

何とか過ごしておりますが

いつまでも若いわけではないので

様々な心配が

つきまとっているのが

当山の現状です。

 

弱気になっていると感じられた方も

いらっしゃるかもしれませんが

拙僧(副住職)は正直に

そのように感じております。

 

ちなみに

お寺にも様々な会議や

研修会などが

多々ございます。

 

4月、5月は

各種会合が非常に多い時期です。

 

様々に慌ただしく

日々を過ごしておりますが

その分、学びも沢山ございます。

 

日々是修行。

 

前向きに

明日も精進いたします。

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