久々に晴れました

久しぶりに青空を見た

8月21日でした。

 

21日は弘法大師空海上人の

ご縁日でもあります。

 

当山ではこの日、先代住職の

寺庭婦人(じていふじん)品田豐(とよ)の

火葬・通夜が行われました。

 

寺庭婦人とは

お寺の奥様のことです。

 

当山周辺地域では

まず火葬をして通夜を行い

翌日に葬儀という流れが大方です。

 

午前11時にお寺から出棺し

正午に火葬し

1時過ぎに拾骨をして

火葬終了後に通夜が

執り行われました。

 

色々ありましたが

無事に本日の日程が

終わりました。

 

翌日の葬儀は

本堂にて行われます。

 

本堂の須弥壇を

色とりどりの花で

飾って頂きました。

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まさかの事態をのりこえて

当山住職は

急性気管支炎のため

昨日より入院しております。

 

8月17日に

拙僧(副住職)の祖母である

品田豐(とよ)は行年92歳で

永眠いたしました。

 

バタバタとしていた中で

住職は体調を崩しまして

現在は療養しております。

 

お寺の檀務も平行しての

祖母の葬儀の準備だったので

非常に慌ただしい日々でしたが

諸事整いました。

 

喪主が入院という

想定外の事態はありましたが

何とか準備が終わりました。

 

通夜は

8月21日火葬終了後

ふれあい豊山舘にて。

 

葬儀は

8月22日午前11時より

普賢院本堂にて。

 

県内の真言宗豊山派諸寺院の

皆様のお力添えの下に

謹んで祖母を偲ばせて頂きます。

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鈴虫の声

静まりかえった夜に

鈴虫の声が響いております。

 

どんよりとした天気ばかりの

平成29年8月ですが

気がつけば下旬に

さしかかろうとしております。

 

季節は秋へ。

 

自然の幸が殊に多い秋。

 

彩りに満ちた秋の光景は

筆舌に尽くしがたいものです。

 

どこか哀愁漂う鈴虫の声に

秋を感じた8月19日の夜。

 

そういえば

8月に入ってから

一度も太陽を見ておりません。

 

 

今年の農作物は

うまくいくでしょうか?

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納棺

昨日亡くなった

拙僧(副住職)の祖母が

8/18の午前中に

棺桶に納められました。

 

亡き方のお体を清める

湯灌(ゆかん)をして

着付けをして

納棺されました。

 

拙僧(副住職)も

少しだけお手伝いさせて頂き

祖母に手甲と足袋と脚絆(きゃはん)を

つけました。

 

お化粧もバッチリです。

 

色々とバタバタしましたが

葬儀の準備も大方終わりました。

 

少し休むことが出来そうです。

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深く感じる〜追悼〜

8月16日の大きな行事を

無事に終えることが出来

今年も何とかお盆を

終えることが出来ました。

 

その日は午前3時より

あれやこれやと

やっておりましたので

夕方にはバタンキューでした。

 

午後11時を過ぎた頃に

目をさまし

色々と整理をしていた所

身内の訃報が入りました。

 

午前零時を過ぎて程なく

拙僧(副住職)の祖母が

亡くなりました。

 

実は8月に入ってから

祖母の様態は悪く

覚悟はしておりました。

 

行年92歳。

 

命日は8月17日。

 

ちなみに誕生日は

8月18日でした。

 

お盆が過ぎるのを待って

旅立ったようにも感じられます。

 

祖母は激動の時代を生き

当山を守りました。

 

祖母の2人の兄は

僧侶でしたが戦争に動員され

戦死しております。

 

住職不在であった戦時中

祖母は姉と2人で

“女の和尚さん”として

檀信徒の皆様の法務を

お勤めしました。

 

地域によっては

卑下されたこともあったと

檀家の方から

聞いたことがあります。

 

厳しい環境を

有縁の方々と共に

乗り越えたがゆえに

今があります。

 

その歩みの尊さを

深く感じております。

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お盆法要

毎年8/16は

多くの檀信徒の皆様が

早朝よりお寺をお参りされます。

 

午後1時からは

お盆法要が厳修され

本年もお勤めさせて頂きました。

 

沢山の方に

お手伝いもして頂き

無事にお盆が結ばれました。

 

▼法要の様子(動画)

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改めて向き合う

新盆の方の

お盆参りが終わりました。

 

当山での新盆は

お葬式を終え

初めて迎えるお盆を指します。

 

新盆を迎えられるお宅の

全てをお参りするわけでは

ありませんが

本年は40軒のお宅にて

お勤めさせて頂きました。

 

古くより

お盆はご先祖様方と改めて

向き合う期間とされます。

 

早馬にまたがり迎え火を

たよりとしてお帰りになられた

ご先祖様をふんだんにもてなす。

 

送り火を背に牛にまたがり

ゆっくりと浄土へお戻り頂く。

 

お盆におけるご供養には

そのような言われがあります。

 

その筋書きに重ねていえば

新盆は「初めての里帰り」です。

 

それぞれのお宅にて

お盆の飾りが設えられた

祭壇を前にご家族やご親戚の

皆様とともに初めのお盆に

旅立たれた故人様を

偲ばせて頂きました。

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雨のお盆

凄まじい暑さだった

7月がうそのように

八戸では涼しすぎる

8月のお盆を迎えました。

 

お盆の入りである

13日の夕方は

多少の風はありましたが

雨があがり

迎え火を焚くことが出来ました。

 

東京の最高気温と

こちらの最低気温の差は

20℃にもなります。

 

涼しいを通り越して

朝夕は寒い程です。

 

ここしばらくの間

曇天雨天ばかりで

“夏らしさ”に欠ける

本年のお盆です。

 

最近は扇風機の出番もなく

ただの飾りと化しております。

 

例年では

この時季のお盆参りは

汗だくで各所を

お参りさせて頂くのですが

本年は汗ばむことも

ほとんどありません。

 

もう扇風機の出番は

ないかもしれません。

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棚経(たなぎょう) 〜お盆参り〜

当山では

お盆に棚経(たなぎょう)を

お勤めさせて頂いております。

 

棚経とは

有縁の方のご自宅に

お伺いして読経する

お盆参りのことです。

 

棚経の「棚」とは

精霊棚(しょうりょうだな)

というお盆の祭壇を意味します。

 

当山では13日から15日にかけ

新盆(にいぼん)のお宅を

お参りさせて頂いております。

 

遠方の方は

お寺でのお勤めにて

ご供養させて頂きます。

 

本年新盆を迎えられる方で

お盆前に1周忌を営まれた方は

お盆のお勤めもあわせて

厳修させて頂きました。

 

新盆は特別なお盆です。

 

謹んでお参りに

伺わせて頂きます。

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8/16お盆法要のご案内

お盆法要

8/16午後1時より

本堂にてお盆法要を厳修します。

 

ご参列の方は

数珠回しをして頂きます。

 

尊い祈りのひとときです。

 

どなた様でもご参加頂けます。

 

法要後は

お茶などを振る舞わせて

頂きますので

一息おつき下さいませ。