願いを織り込む

5/20に当山にて

ヘンプアクセサリー

お守りワークショップ

が開催されました。

 

ヘンプとは麻(あさ)のことで

麻紐を編み込んで

作られたアクセサリーが

ヘンプアクセサリーです。

 

ワークショップでは

丁寧に手編みのお守りを

作成されていらっしゃいました。

 

当山は会場提供を

させて頂きましたが

ワークショップご参加の

皆様より国際協力活動への

御寄付を賜りました。

 

また「チャリティお守り」として

手作りの

ヘンプアクセサリーのお守りを

お預かりしました。

 

チャリティお守りは

1つ500円にてお渡しさせて頂き

その売り上げを全て

アーユス仏教国際協力ネットワークへ

寄付させて頂きます。

 

お心遣いに

とても感謝しております。

 

講師の渡邊梓衣さん

ご参加の皆様

大変ありがとうございました。

 

▼講師・渡邊梓衣さんブログ

http://lineblog.me/sea_watanabe/

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▼チャリティお守り

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第一番札所 寺下観音

糠部三十三観音霊場

第1番札所

寺下観音(てらしたかんのん)

 

自然に囲まれ

清流のせせらぎが聞こえる

静寂な境内。

 

第1番札所の観音様は階上町の

潮山(うしおやま)神社境内の

観音堂にお祀りされます。

 

こちらの観音様の由緒は古く

行基(ぎょうき)菩薩の創作と

伝えられます。

 

観音堂へは

階段をのぼり

仁王門をくぐるとたどり着きます。

 

観音堂前には

西国三十三観音霊場の

観音様もお祀りされております。

 

ちなみに

当山の本山である

奈良県桜井市の長谷寺は

西国霊場の第8番札所です。

 

寺下観音は

いつ訪れても

しばらく時間を

過ごしたくなるような

心持ちになる素晴らしい札所です。

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地域仏教の時代

これからは

「地域仏教の時代」であると

ある勉強会で耳にしました。

 

地域の課題は

地域でしか解決できない

ものが多いものです。

 

地域の課題の解決に

お寺はどのように

関わることができ

どのような形で

貢献できるのかを

常々考えさせられます。

 

分野を超えた連携をもって

住みやすい環境を整えることが

社会の急務であることは

論を待たないことでしょう。

 

お寺を取り巻く環境は

地域によって異なります。

 

同じ市内であっても

お寺が異なれば

その環境も驚く程

異なっております。

 

しかし

向き合う時代は同じです。

 

同時代に

同地域において

各所有縁の方々と接して

いらっしゃる

市内の他寺院様との

さらなる連携も

今後必要になろうかと考えます。

 

5/15は

夕刻より八戸グランドホテルにて

八戸仏教会の定例総会が

開催されました。

 

八戸仏教会は市内41ヶ寺より

構成される宗派を超えた

お寺の会です。

 

同じ時代との向き合い方は

各御寺院様にて様々です。

 

それだけに

他寺院様との交流は

とても良い学びになります。

 

今回の定例会では

事業報告や決算報告の後

函館市仏教会との交流を

今後進めていくとの

お話がありました。

 

新幹線が北海道にまで延び

一層近い地域となったことで

図られた交流だそうです。

 

地域間の交流は

とても良いことだと思います。

 

個人的な考えを述べれば

地域の仏教会において

研鑽を深める様な機会が

充実すれば仏教会自体が

活気づくように感じます。

 

宗派の垣根を超えた

地域の仏教会において

それぞれのお寺に資する様な

学びの機会は

「地域創生」へのヒントと

なるのではと思います。

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般若心経の経本を作成しました

当山の名前入りの

般若心経の経本が

出来上がりました。

 

これまで当山で

季節の法要の際などに

使用して頂いておりました

経本よりも

字が大きく見やすいもの

となっております。

 

また、堅い紙で

表裏の表紙が

表装されていない分

手軽に扱って頂ける

経本となっております。

 

経本裏面には

当山の寺院名を印刷し

中面には

当山本尊・愛染明王の

御真言(ごしんごん)を

印刷して仕上げて頂きました。

 

有縁の方にお役立て頂ければ

至極幸いです。

 

写経カフェなどの

寺子屋でも役立てて

まいりたいと思います。

 

本堂や客殿など各所に

置いておきますので

経本が御入用の方は

ご自由にお取り下さい。

 

お寺にお声掛け頂いても

構いません。

 

多くの方に

お使い頂ければと

思いますので

謹んでお知らせいたします。


 

▼表紙

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▼旧来の経本(左)と新経本(右)

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▼字が大きくなりした(右)

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▼中面(左)と裏表紙(右)

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青空と新緑と彩色と

汗ばむ陽気の

5/17水曜日。

 

緑と花の彩りが

日差しの下で

いっそう際立つ1日でした。

 

梅雨の合間の晴れ間を

五月晴れといいますが

ここ最近どんよりしていた

だけに五月晴れに

恵まれた様な心持ちでした。

 

五月も後半を迎え

巷では運動会シーズンです。

 

地元の小学校からは

早朝より大太鼓の音が

聞こえます。

 

かっこうの鳴き声

大太鼓の響き

草刈機の音

農作業用トラクターの稼働音。

 

田んぼには

水が引かれ始めております。

 

命の息吹を

躍動的に感じるこの季節。

 

時の流れの最前線である

今日一日は

おいしい空気と

さわやかな日和に

包まれながら

気持ちよく

檀務を勤めさせて頂きました。

 

皆様はどのような

一日を過ごされましたか?

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視線を踏まえて

勝桂子(すぐれ けいこ)さんの

著作にとても共感を

覚えます。

 

勝(すぐれ)さんの

『いいお坊さん ひどいお坊さん』

『聖の社会学』という

著作を見かけましたら

是非お読み頂ければ

と思います。

 

勝桂子さんは

行政書士でもあります。

 

士業をお勤めされるなかで

様々な御寺院様や

依頼者と直に接しながら

感じられたことや

確信されたことを

端的に述べられております。

 

拙僧(副住職)が感じる所では

経営学でいう所の

マーケティングの分野において

お寺はやや弱いように思います。

 

マーケティングとは

「お寺に対する視線」を

踏まえるということです。

 

伝統や法灯を守ることが

一般目線からいえば

筋違いのように捉えられ

かねない現状が

多く見受けられるように

感じております。

 

これは

当山にもあてはまることです。

 

時代即応の

心のよりどころ

としてのお寺で

あるために

様々な角度から

己をかえりみる事が

求められるのだと思います。

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▼こちらOK行政書士事務所HP

http://okei-office.com

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旬を感じて

山菜が美味しい

時季を迎えております。

 

当山のある

豊崎町では

山菜に精通された方が多く

色々と教えて頂いております。

 

食用となるか否かを

見極めるには

経験がものをいうそうです。

 

参考書のみでの判別では

危険をはらむそうなので

歳を重ねるごとに

山菜を見極める眼を

養いたいと密かに

考えております。

 

当山境内には

小さな竹林があります。

 

昨年は竹を

かなり伐採しましたが

根がしっかりと

張られているため

本年もタケノコが

ニョキニョキしております。

 

時間の隙間をぬって

鍬を駆使して

本年も子ども達と

タケノコ掘りです。

 

旬を感じながら

過ごせることは

幸せなことだと感じます。

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知恵を絞る

昨年10月に

拙僧(副住職)は

大師講企画検討委員会委員

という役職を

拝命いたしました。

 

ご詠歌の記念事業について

企画検討する委員会の委員です。

 

記念事業は平成30年度に

予定されております。

 

当山では

豊山流(ぶざんりゅう)という

流派のご詠歌を

毎月2回「ご詠歌の会」を

開催してお伝えしております。

 

この「ご詠歌の会」は

正式には

豊山流大師講(だいしこう)

普賢院支部といいます。

 

全国各地に

豊山流ご詠歌をお伝えする

支部がありまして

それらを統括する組織を

豊山流大師講といいます。

 

豊山流大師講という

組織が創立され70周年の

節目を迎えるにあたっての

記念事業について

検討する委員会に

参加させて頂くこととなりました。

 

近日中に提出しなければ

ならない書類を

目下作成中です。

 

自分なりのおもいを

書類に落とし込みたいと

考えております。

 

宗派の大きな行事の企画検討に

初めて関わらさせて頂くので

この貴重な機会に色々と

勉強させて頂きたいと思います。

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お寺で疑似世界一周

お寺サロン〜結(ゆい)〜

なる新たな催しが

開催されました。

 

記念すべき1回目は

お寺で疑似世界一周

アメリカ編

 

当山副住職妻の

海外経験を基に

海外を“疑似体験”するという

ワークショップでした。

 

副住職妻は

高校時代にアメリカに留学し

大学時代にはアジア諸国を始め

ヨーロッパ、アフリカなど

世界各国へ赴いた経験があります。

 

大学卒業後はイギリスの

イースト・アングリア大学の

大学院へ進学し

修士を取得しております。

 

海外での生活は

“カルチャーショック”な

ことに満ちあふれております。

 

他文化は自文化の鏡でもあり

海外の諸事情に触れる事は

自身を取り巻く環境や文化を

かえりみることでもあります。

 

お寺を舞台に

グローバルな世界を感じる

お寺サロン〜結(ゆい)〜

 

「結(ゆい)」とは

ご縁を結ぶこと

ご縁を感じること。

 

世界との繋がりを感じて頂き

このひとときを通じて

様々なご縁が結ばれますように

という思いが込められて

いるそうです。

 

ご参加の皆様は

楽しく異文化に

触れられた

催しとなりました。

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人生の旅人

かわいい子には

旅をさせよ。

 

人としての成長は

親元を離れて

世の中に触れることで

大いに遂げられるものという

人生訓でもあることわざです。

 

仏道において

人生は旅に喩えらることが

多々あります。

 

山あり谷ありの

人生の旅路の中で

私たちは多くのことを学びます。

 

華厳経(けごんきょう)

という経典は

人生は修行であることが

“テーマ”の1つです。

 

沢山のご縁を感じながら

明日も“旅路”を行こうと思います。

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