父の日〜感謝の心〜

6月の第3日曜は

「父の日」です。

 

日本における

「父の日」は

戦後に取り入れられたそうです。

 

様々な経緯はともあれ

ふと、いつもの日々を

振り返るということは

大切なことかと思います。

 

“あたりまえ”が

“あたりまえ”であるためには

沢山の支えがなければなりません。

 

同行二人(どうぎょうににん)

という言葉があります。

 

「二人(ににん)」とは

「ひとりではない」ということです。

 

私たちの

歩みひとつひとつには

様々なご縁が

通わされております。

 

様々なご縁を

時折見つめ直しながら

より温かな

“いつもの日々”を

過ごしたいものです。

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皆様とご一緒に

ご参列の皆様と

ご一緒に

お経を唱える。

 

少し前までは

当山でも

ご法事の際に

経本をお渡して

お勤めの最後に

お経を唱和しておりました。

 

最近では

ご法事で

経本をお配りすることはなく

小正月、彼岸、お盆などの

季節の法要でのみ

経本を配布して

ご参列の皆様と共に

お経をお唱えしております。

 

昨日、久しぶりに

ご法事にて

経本をご参列の皆様に

配布して頂き

お経を唱和させて頂きました。

 

般若心経(はんにゃしんぎょう)

光明真言(こうみょうしんごん)

三祖宝号(さんそほうごう)

廻向(えこう)

廻向文(えこうもん)

 

「経本の字が小さくて見えない」

などのお声もチラッと

耳に入りましたが

有縁の方と共に

有縁の方のために

リズムを合わせ

声を合わせ

ご供養の真心を運ばせて頂きました。

 

皆様と共に

おもいを声にのせる

お経の唱和は

実に有意義なものだな〜と

感じさせられました。

 

A3のプリントに

文字を大きくした

経文をのせて

配布させて頂き

ご参列の皆様と共に

ご法事の最後を締めくくる。

 

そういった形で

お経に触れて頂く機会を

検討してみようと思います。

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感謝申し上げます

雨が降ったり

青空が広がったり。

 

どんよりしてからの

晴天はひきとわ

眩しく輝かしく感じられます。

 

境内のあちらこちらで

雑草がにょきにょき

生い茂っております。

 

夏までは

草取り草刈りを

何度も繰り返さなければなりません。

 

ありがたいことに

お寺の総代さんが

草刈り機持参で

境内清掃をして下さいました。

 

ご奉仕の

あたたかなお心に

感謝申し上げます。

 

おかげさまで

駐車場も

本堂裏も

スッキリとしました。

 

中山信一さん

嶋森一志さん

誠にありがとうございました。

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ちり〜んちり〜ん

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御詠歌(ごえいか)では

鈴(れい)と鉦(しょう)という

法具(ほうぐ)を使います。

 

法具とは

「み教えが託された道具」

といった意味です。

 

左手で鈴を振り

爽やかな音が

奏でられます。

 

右手に取る撞木(しゅもく)で

地に伏せられた鉦を打ちます。

 

鈴の音は

説法の象徴であり

慈悲の象徴でもあります。

 

撞木をあやつり

鉦を打つ一連の動きは

一歩ずつ歩みを進める

“修行者”のあり方に重なります。

 

鈴と鉦は

ただ単に拍を取るための

ものではありません。

 

所作には

深い意味があります。

 

だからこそ

御詠歌は面白いのだと思います。

 

だからこそ

御詠歌は味わい深いのだと思います。

 

ちり〜んちり〜ん

という透き通った

鈴の音に

仏道のこころを感じながら

御詠歌の稽古を積んでみませんか?


▼御詠歌のご案内

https://fugenin643.com/category/御詠歌(ごえいか)のご案内/

 

▼寺子屋ワークショップ&御詠歌の日程

https://fugenin643.com/blog/寺子屋ws御詠歌の日程/


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▲鈴(れい)


 

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▲鉦(しょう)と撞木(しゅもく)


 

おてらおやつクラブ

6月15日は

弘法大師空海上人の

お誕生日です。

 

宝亀(ほうき)5年

西暦774年の

6月15日に

讃岐の国で

お生まれになったと

伝えられます。

 

当山では

弘法大師誕生会(たんじょうえ)にあたり

おてらおやつクラブの発送作業を

行いました。

 

当山の本堂内陣に向かい

右手奥に

弘法大師像が

お祀りされております。

 

その御宝前に

「おそなえ」の「おさがり」

を設えさせて頂き

祈りを捧げさせて頂きました。

 

南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)

 

これは真言宗のお寺で

よくお唱えされる

短いお経です。

 

あまねく注がれる太陽の光の如くに

尊いおもいが振り廻らされますように

との願いに通じるお経でもあります。

 

ご法事やお参りの際にあげられた

「おそなえ」には

真心が通わされております。

 

「おそなえ」を

「おさがり」として

「おすそわけ」する

おてらおやつクラブの

活動にも願いが込められております。

 

当山も携わらせて頂いている

おてらおやつクラブの活動は

真心と願いが交差するものです。

 

尊いおもいが

振り廻らされたその先に

ほっこり温かなひとときが

訪れますように。合掌

 

おてらおやつクラブについて

http://otera-oyatsu.club

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今に伝えられる南祖坊伝説

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青森県の

景勝地のひとつ

十和田湖。

 

十和田湖には

伝説が伝えられます。

 

十和田湖伝説に登場する

南祖坊(なんそのぼう)は

幼少期に当山にて

修行されたとされます。

 

南祖坊は

青龍大権現(せいりゅうだいごんげん)

という名の神仏として

十和田神社の奥の院に

お祀りされております。

 

当山はかつて

永福寺(えいふくじ)というお寺でした。

 

南部氏が拠点を盛岡に移す際

永福寺も盛岡に改められました。

 

永福寺は現在も盛岡にございます。

永福寺にも南祖坊の碑が建立されております。

 

石碑正面に

「十和田山青龍大権現」

と刻まれております。

 

両側面には

「十和田山南祖坊大菩薩」

「十和田山観世音菩薩」

と刻まれております。

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▼十和田神社について

http://towadako.or.jp/rekishi-densetsu/towada-jinja/

▼十和田湖伝説について(紙芝居動画)

http://towadako.or.jp/rekishi-densetsu/towadako-densetsu/

 

夏さながら

6月は

水無月(みなづき)

ともいいます。

 

「水の月」という意味です。

 

地元には

美しい光景が広がっております。

 

一面に広がる

水の引かれた田んぼ

緑の深まる山々。

 

耳を澄ませば

川のせせらぎや

鳥の声が

聞こえて参ります。

 

夏さながらに

最高気温が30℃近くに

なる日もありました。

 

夏さながらの

強い陽射しの中に

月日の流れの早さを

一層感じさせられます。

 

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『お寺ヨガ』が開催されました

寺子屋ワークショップ

『お寺ヨガ〜キャンドルナイト〜』が

開催されました。

 

沢山のご縁に恵まれ

今回も盛会となりました。

 

市内外より

27名の方にご参加頂きました。

 

岩手県奥州市にございます

愛宕山 興性寺(あたごさん こうしょうじ)

副住職ご夫妻も

はるばる駆けつけて下さいました。

 

様々なご縁に彩られ

実に和やかで

有意義なひとときとなりました。

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癒しの旋律

6/11に

寺子屋ワークショップ

『お寺の音楽会〜民族楽器の奏で〜』

が開催されました。

 

民族楽器奏者である

奈良裕之(なら ゆうじ)さんの演奏は

見応えがありました。

 

仏道において「音」は

いのちそのものでもあります。

 

静寂な空間に

奏でられた旋律は

言葉をこえて

参加された皆様の

心に響いたことと思います。

 

いのちの躍動を感じました。

「言葉をこえた物語」を感じました。

ご縁の尊さを感じました。

 

心癒される

素晴らしい時間となりました。

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深まる緑に癒されて

6月になりました。

 

緑が深まり

風にそよぐ木々草花が

何ともいえぬ

心地よさを

感じさせてくれます。

 

自然に恵まれ

緑が多いということは

実に贅沢なことだと

思います。

 

風にゆれる草木の音

鳥のさえずり

川のせせらぎ

虫やかわずの鳴き声。

 

あるがままの

“美しさ”に触れながら

今月も精進させて頂きます。

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